雲の中の丹沢山
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳
(神奈川, 山梨)
2025.06.22(日)
日帰り
梅雨とは言え、6月を無登山としたくない。仕事漬けで体調はボロボロだが、気分転換したい。そんな中、天気予報を見て週末の登山計画の話をすると、パートナーがいつものごとく、体調悪いと言い出す。山は好きなはずが、この処のこの傾向に、他に忙しい事があると、他に気持ちが行かないだけかと思ったら、更年期障害が体調に波があるという。男性には分からない悩みであるが、いつも言っている通り、体調不良の際は、いつでも下山するという事を再認識してもらい、一緒に行く事になった。彼女にとって更年期障害の体調変化は、ショックと共に悩みの種であり、可能な限り、寄り添いたいと考えている。でも、そんな中でも、最後には登山に付き合ってくれる、パートナーに感謝!
酷いオフロードを30分程運転した場所に今日の駐車場はあった。
しっかり準備運動してから、互いの体調を確認した上、出発する。
天気とくらすの予報は、最悪のCであったが、晴天で風があり、最高の登山コンディションだ。
いきなり急な登り坂に、パートナーのペースがダウンする。いつもの事だ。小休止しながら、パートナーのペースアップを待つ。
お弁当や水筒など、全て持って上げて、ゼリーを食べた処でやっとエンジンが掛かってきた。相変わらずアイドリングに1時間が必要な様だ。
青空と新緑が映える美しい登山道にせせらぎの音が心を和ませてくれる。
標高が高くなるにつれて、気温も下がり、雲が出てきた。
4月に塔ノ岳を登った際の大倉バス停起点の登山道に合流する。足場が整うが階段がひたすら続くこの道だ。まもなく、塔ノ岳山頂に到着する。今回も残念ながら、富士山は全く見えない。休憩もほどほどに丹沢山を目指す。ここは頂上だから当然下ることになる。
完全に雲の中に収まったようで、風も強く雨もパラついてきた。丹沢山に近づくにつれて、皮肉にも天気とくらしの予報通りになってきた。地上(34℃)では考えられなかった程の寒さで、我々はレインコートを羽織った。
本来であれば、熊笹で覆われた美しい山の稜線が見えるであろう場所も霧の中でその余韻を味わう事も出来ない。
やっと、丹沢山のサミットを到着。こちらも、神奈川の山らしく、しっかりと整備されており、大きなベンチシートに座って昼食を頂いた。
赤と白のコントラストが美しいニシキウツギが、ささやかに我々の登頂を向かい入れてくれた。
天気もいつまで持つか不安である為、早々に帰路に着く。塔ノ岳山頂から分岐して周遊コースになるが、そちらのコースは、勾配が急な岩場となり、早くも私の膝裏の筋が悲鳴を上げていた為、騙し騙しの歩きが可能な往路の階段を選んだ。
膝の新サポーターも効果がなく、結局、長距離と標高差が大きくなると駄目になる事が分かった。
おまけに急激な睡魔が襲ってきて、歩く事も困難となる。堪らず、寝転がって休憩とした。体調が悪いと言っていたパートナーはケロっとしており、調整不足の私は、恥ずかしい限りの状態だ。
重たい身体を起こして、膝に爆弾を抱えてって英語で言っても、アメリカ人には伝わらんのだろうなぁとくだらないことを考えながら、何とか起点に戻って来た。丹沢山の1/10も楽しめなかったのではないかと調整不足を反省した。