能郷白山 能郷谷ルート-2023-10-23
能郷白山
(岐阜, 福井)
2023.10.23(月)
日帰り
ここ最近の平日休みは午前中に用事があってなかなか丸一日登山に時間を費やすことができない。今日はたまたまスケジュールが空いており、それならばと念願の能郷白山へ職場の先輩に案内してもらって挑戦する事になった。先輩の話によるとかなりキツい山行と聞いていたので、日曜日はしっかりと体を休めて今日に備えた。そんな私の意気込みに応えてくれたかのように晴天、快晴。気温はやや低いが絶好の登山日和。「てんきとくらす」の登山指数は一日中「A」
お気に入りのドイターに厳選した装備と食料を詰めて早朝6時に出発。ねむいねむい。いつものことだけど、登山前日は準備とワクワクと不安とでなかなか寝付けない。なのでいつも寝不足スタート。
先ずは駐車場から小1時間林道を歩く。この舗装路をただただ歩くというのが辛いのだが、この後の未知の冒険に心躍らせ、あっという間に登山道入口。
登山口近くの仮設橋を渡ると、、、急登急登の連続。前半の樹林帯を抜けると素晴らしい眺望が目の前に広がりテンション上がりまくり。も、束の間。少し下ってまた倍ぐらい登り返してを繰り返す。まぁ、足が止まる止まる。ヘロヘロになりつつなんとか登頂。めちゃくちゃ時間かかってしまった。
途中、最後の登り返し直前ですれ違った富山からソロで登りに来ていたお兄さんは、軽やかな足取りで楽勝そうだったな。山頂の様子や山頂までの道のりも快く教えてくれてありがたかった。みんながみんなそうじゃないとは思うけど、山好きな人はいい人多い気がする。
予定よりだいぶ時間が押していたが、重たい思いをしてまでバーナーとクッカー、調理用の水を運んできたのでしっかり1時間休んで、念願のカップヌードルと山頂からの眺望を満喫した。今回は先輩が体力の消耗が酷くて持ってきたお弁当が喉を通らないとのこと。前回の霊仙山での私と同じ状態。固形物が喉を通らない気持ちはよーく分かるので、甘くて温かい濃厚抹茶ラテを淹れて差し上げた。その後、登りで痛めた足に湿布薬を貼っていた。
下山で時間を挽回できるかというと、斜面が急な上に登り返しもキツくてさほどペースは上がらず、予定通り3時間で下山。そこからの林道がキツかった〜。来る時はあんなに近く感じたのに、帰りは疲労と日没間近の寂しい雰囲気が追い討ちをかけて果てしない道のりに感じる。
駐車場にたどり着いた時には自然と「やったー」と声が出ていた。過去最長活動時間となる大冒険だった。
今日も無事に帰って来られてよかったよかった。
これで「日本二百名山」二座目
もう忘れていたけど、「本巣セブンマウテン」のラスボスをやっつけて、文珠山に続いてニ座目。
今後の参考にための記録
天気
晴れ
予想気温
5℃−7℃
服装
アディダス冬用ハイネックインナーシャツ
コットン半袖Tシャツ
ワークマン サポートタイツ(厚手)
ストレッチジョガーパンツ
装備
ザック(16L)
クマ鈴
ペットボトルホルダー
モバイルバッテリー
カッパ上下
ライトダウンジャケット
コットンシャツ
プリムス900mlクッカー
sotoアミカス
OD缶250
シェラカップ
割箸 2つ
ジップロック 3枚
ポケットティッシュ 2つ
ウェットティッシュ 2つ
食料
カップヌードル(レギュラーサイズ)
稲荷寿司 5つ
ウイダー(エネルギー)
柿の種 小袋2袋
塩タブレット 2つ
浜かぜ 1袋
インスタンスコーヒー 2つ
濃厚抹茶ラテ 2つ
水 2L
ジャスミン茶 ポカリ 純水りんご 各500ml
水は昼食後に空いたペットボトル500mlに1本詰め替え、カップヌードルとラテを作った残り500ml以上を捨てた。他の飲み物は全てなくなってちょうどよかった。
食事も適量。柿の種が1袋余った。
服装はインナーシャツとTシャツでほぼ全行程を歩けた。パンツはやや暑く感じたがまぁ良かった。
下り始めにコットンシャツを羽織ったが暑くてすぐにザックにしまった。ライトダウンは全く必要なかった。結果論になってしまうが、使っていないレインウェアがだいぶ重くて嵩張った。
全体的に大きなムダはなかったかと思う。
今後はファーストエイドキットが要るかな。