能郷白山(岐阜,福井)
2026.08.02 (日)日帰り
不甲斐ない自分に喝を入れるべく、今季3度目の能郷谷へ。先週の装備にほぼ近い16kgを背負ってテントレ。
定番のアラームかけ忘れで1時間遅刻。駐車場には先客一台am7:00。やはり荷物を背負って歩くのが相当堪えて、1時間の林道歩きで、すでに戦意喪失。スタートが遅れたのもあるが
「こりゃ山頂無理だな。てか、この荷物背負って往復2時間歩けば十分トレーニングになってるんじゃないかな?今から帰れば午前中に母親に面会に行けるし、家の用事まで片付くし」
などと引返す理由をあれこれ考え、滝のように滴る汗を拭いながら登山口到着。
前回、下山後にドボンした沢が気持ちよさそう。顔を洗ってタオルを濡らそうと飛び石を渡って行くと、石に張り付いていた乾燥した苔が私の靴底に蓄えられていた水分を含んだ瞬間、つるんと足を滑らせ全身沢にドボン。これが本当のドボン。お前の人生も、もうドボンだよ。と言われているかのような屈辱感。
幸い打ち身など、怪我は無かったが右足がすっかり沢に浸かってずぶ濡れ。靴の中で水がちゃぷちゃぷしている。一旦脱いで靴下を絞って、しばらく考える。
もう帰ろうかなぁ。でもなぁ、昨日せっかく使いもしない荷物と水と食料まで準備してきたしなぁ。行けるところまで行ってみるかぁ。この疲労度だとお迎えブナまで行ければ御の字かなぁ。なんて考えていたらスリムな軽装ハイカーさんがずぶ濡れの私の脇を颯爽と登って行かれた。そうだな、私も行けるところまで行ってみよう。
結局、タイムリミットpm12:00を目処に、なんとか前回と同じ達成感ゼロの前山まで行って引返すことにした。ちょっとした登りでもヒィーヒィー言いながらやっと前に進める状態で、まさに先週の鏡池手前と同じ有様だった。まぁ、いろいろ理屈こねても結局は撤退。これで撤退3連チャンという事か。完全に負け癖がついてしまっているなぁ。冷静にみてテント泊装備を担いで1200m以上上がる事は無理なんじゃないかな。よっぽどの肉体改善を行わないと多分無理。
前回と同じ数少ないビューポイントで、少しでも荷物を軽くしようと下山前にゼリーを飲んで行動食を食べ不要な水を捨てた。
それでも登りで痛めつけられた足は踏ん張りが効かず、しかも濡れた右足の指が擦れて痛みが出てきたせいもあって、ペースは上がらずほぼコースタイム通りで下山完了。
そして恒例のドボン。先々週よりも水温が上がっていて長く沢に浸かることができた。心地よい水に浸かりながら辺りを見回してみる。沢の音しか聞こえない。。。そう言えば、2年前に根尾でクマに襲われたおじさんは沢で食事をしていてやられたって聞いた。足を滑らせないようにそそくさと沢から上がって急いでホイッスルを力一杯鳴らす。2回。
さぁ、帰ろう。今日も山頂まで辿り着けなかったけど。まぁ頑張ったは頑張った。間に合いそうだから面会だけは行ってこよう。