剣尾山・横尾山・行者山
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このエリアについて
掲載されている山
剣尾山・横尾山・行者山
妙見山(大阪府豊能郡豊能町)
標高 660 m
妙見山(みょうけんさん、みょうけんざん)は兵庫県、大阪府、京都府にまたがる山。北摂山系に属する。 山体が信仰の対象であり、山頂近くには日蓮宗の関西地区における重要寺院である能勢妙見堂がある。能勢妙見堂は正式名称を無漏山真如寺境外仏堂(けいがいぶつどう)能勢妙見山と称し、能勢町地黄にある真如寺の飛び地境内であるが、本寺の真如寺よりもはるかに多くの参詣者を集めている。 山頂には4等三角点が設置されている。三角点の所在地は大阪府豊能郡豊能町で、記念碑の陰の目立たない場所に標識が設置されている。 当山は西南日本の標高600m付近でのブナの自生の南限とされ、これまでは大阪府側のみに分布すると考えられてきたが、兵庫県川西市で8本発見された(この個体群は2013年に兵庫県のレッドリストに追加された)のに続き、山頂付近のブナ林(9.5ヘクタール)が一部兵庫県側に入っていることが確認された。 ちなみに、大阪府下のブナ自生地は妙見山と和泉葛城山のみであり、いずれも天然記念物に指定されている。
剣尾山
標高 784 m
剣尾山(けんぴさん)は大阪府豊能郡能勢町宿野に位置する、標高784mの山。北摂山系の主要な山であり、関西百名山、大阪50山の一つである。 剣尾山は、大阪府の北西部に所在する山で、北は京都府亀岡市に接する。標高は784mを測り、北摂第一の峻峯である。丹波高地や北摂山系のその他の山と同様に、準平原化した甞ての山脈が侵食されて残った残丘が、再隆起して作り上げられたと考えられる。この山は俗に「ツキガミネ」と呼ばれている。ツキガミネは当山ゆかりの月峯寺によるものと思われる。現月峯寺は、麓の大里村に再興されているが、もとは剣尾山山頂にあったもので、山頂付近には今でも旧寺の礎石や石垣が残り、さらに周辺には石造物等がいたるところに散在し、かつてはこの地の山岳信仰の中心であり、古くから多くの信者を集めていた、往時の隆盛を物語っている。 剣尾山月峯寺は、剣尾山からやや南へ下った尾根上に位置する。剣尾山の頂上は岩盤が露出し、「イワクラ」を想わせる環境である。展望も良好で、北西は丹波の山並みが見渡せ、東は京都市内の山々も部分的に見え、南は大阪湾が遠くに見える。当寺の縁起によれば、聖徳太子の命により日羅上人が開創したといわれ、広域な山上には七堂伽藍の荘厳が奇岩霊木とともに聳え立ち、霊山として近隣に知られてきたといわれる。
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