三条市

出典: Wikipedia

三条市(さんじょうし)は、新潟県のほぼ中央部に位置する市である。 【概要】 県下有数の工業都市。市域の大部分が旧南蒲原郡の町村から成り、新潟県の中越地方に分類されるが、後述の自動車ナンバープレート等に見られる様に下越地方に含まれる場合もある。近年では「県央地域」の呼び名が一般的となっており、隣接する燕市や加茂市、田上町、弥彦村などから成る同地域の中心都市となっている。 2005年(平成17年)5月1日、旧三条市と南蒲原郡栄町、同郡下田村の3市町村による新設合併をもって、現在の三条市が発足した。合併当時の人口は約10万8千人を数え、新潟市、長岡市、上越市に次ぐ県内第4位の人口を擁する都市となった。近年の人口は同規模を有する新発田市とともに、県内4位から5位の間を推移している。 隣接する燕市は、ともに金属加工を中心に栄えたこともあって古くから相互補完の関係が深い。 しかし一方で、根深い対立を抱えている側面もあり、過去には両市の境界に所在する日本国有鉄道(当時、現在の東日本旅客鉄道)の燕三条駅や、北陸自動車道の三条燕インターチェンジについて、名称の扱いを巡り論争が起こったことがある。また2000年代の市町村合併を巡っては、両市の財界や市民団体などから両市合併による「燕三条市」を実現しようとする動きが見られたものの、両市双方で論争に発展するなどし、結局実現には至らなかった。

このエリアについて

掲載されている山

  • 猿毛岳

    標高:326 m

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    猿毛岳(さるげだけ)は、新潟県加茂市に位置する標高326mの山である。南西麓の日吉神社からの周回コースが整備されており、山中の案内板も親切に設置されている。かぐや姫ロードと名付けられた竹林を過ぎると、杉林の中の登山道になり、山頂近くにはブナの巨木も立っている。山頂にはトタン葺きの三角屋根がかわいらしい猿毛小屋があり、休憩することも可能。二等三角点「猿毛山」が設置されており、粟ヶ岳や守門岳はもちろん、角田山・弥彦山までも遠望できる。周回コースの後半は谷間を歩くため、雨天時や積雪期は往路を下山するのが良いだろう。

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    永明寺山(ようめいじやま)は、新潟県三条市に位置する標高123mの低山である。中腹は三条市グリーンスポーツセンター・大崎山公園として整備され、宿泊施設・キャンプ場・夕日や夜景の鑑賞に好適な展望台などがある。このため「大崎山」と呼ばれる事も多い。中部北陸自然歩道・姫の城いにしえのみちとして、高峰山(147m)を経て姫ノ城山へと歩くことができる。山頂一帯は頂上広場として整備されており、三条市街地を見下ろすことができる。また永明寺山は、明治20年に本州を横断した皆既日食が、専門家によって観測された日本初の場所でもある。永明寺山の他に白河(福島県)・黒磯(栃木県)・銚子(千葉県)にも観測隊が派遣されたが、天候が良かった永明寺山だけが初代中央気象台長・荒井郁之助らによる観測と写真撮影に成功したのである。山頂付近にはこの偉業を讃え、市指定文化財・観測日食碑が建てられている。

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    高峰山(たかみねやま)は、新潟県三条市に位置する標高147mの山である。西側の永明寺山(123m)から東側の姫ノ城山(216m)へ続く、中部北陸自然歩道・姫の城いにしえのみちのルート上に位置し、山頂には三等三角点「柳沢」が設置されている。詳細は永明寺山を参照。 https://yamap.com/mountains/749

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    薬師山(やくしやま)は、新潟県加茂市に位置する標高188mの低山である。加茂川の東岸にそびえ、国土地理院の地形図には登山道は記載されていないものの、北麓・南麓から比較的整備された登山道がある。低山ながら、日本二百名山・守門岳や日本三百名山・粟ヶ岳を眺望することができ、四季を通じて登山者が訪れる山である。林道を挟んで南側の石高城山(168m)とあわせて登っても良いだろう。

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