達磨ヶ峰の雪景色はいつ撮れるだろう・・・。 段ヶ峰の帰りに青空が広がってきたので、急遽中山山塊に立ち寄ることに・・・。 今朝は気温も低く、午前中はくもりの時間が多かったので、少し期待をして登ってみたが敢えなく惨敗。 達磨峰の雪景色には出逢えなかった。 でも、今朝は千町峠で幸運にも「サンピラー」を見ることができたので充分満足。 いつかチャンスを待って、多田繁次さんが著書「兵庫の山やま」の中で、『兵庫の山の女王』と絶賛した達磨ヶ峰の四季をカメラに収めたいと思っている。一つの目標として置いておこう。 それにしても北側の菖蒲沢の最奥部の山々、「南縦走路」の北斜面は週のはじめに一度殆ど雪は消えていた。が、ここ2日間の降雪で白の世界が見事に甦っている。 段ガ峰もここ2日間で20-30cmの積雪があった。今日も夜明け頃から午前10時前まで粉雪が舞っていた。パウダースノーのフカフカ雪だった。しかし、このあたりは標高も500mあまりで湿った雪質だ。昔々、段ヶ峰あたりにスキー場計画があったことも頷ける。 今日も中山山塊に登ってみて、改めて達磨峰登山口からフトウ、そして段ガ峰~千町峠へ至る「北縦走路」の壮大さ、そして栃原川を挟んで「北縦走路」に負けずとも劣らない「南縦走路」の存在感を実感した。雪が解けたら是非再び「南縦走路」+「北縦走路」=「生野高原大回り」を歩いてみたいものだ。 それまでに、青空をバックにした達磨峰の雪景色が撮れればいいのだが・・・。 ※またもYAMAPの終了ボタン押し忘れ。スーパーによって実家までの経路を記録してしまった。悪しからずご容赦を・・・。 ※1/30は、臨時駐車場も満車でした。達磨峰登山口駐車場までの道路は、現在問題なく走れます。駐車場は標高600m近くあります。一夜にして凍結の心配もあります。充分な備えと的確な判断を!! ※1/30.1/31と段ガ峰山塊は積雪がありました。山頂付近はこれまでの雪と合わせて30-50cmの積雪があります。気温が上がるとシャーベット状になります。またズボーッと踏み抜きも起こります。土日は登山靴のみでも問題なしでした。
段ヶ峰「杉谷登山口」に設置されている「登山図」。中山山塊は記入されていない。山塊は登山図の南に位置し、生野高原が一望できる。
中山山塊の取りつきは、栃原峠。 峠は栃原トンネルの上部、旧道にある。標高は400mあまり。
スギの植林帯に関西電力巡視路が設置されている。取りつきは激登。積雪5cm程で登山靴のみでchallenge。
関西電力巡視路は、細やかなプラスチック階段が特徴。急坂を一気に登る。
変針ポイントには必ず「火の用心」の標識あり。
第1鉄塔手前で振り返る(北方向)と、NHKの電波塔が見える。中央分水嶺の一部だ。
達磨ヶ峰全景。積雪と青空を狙ったが、既に昨夜降った雪は朝陽で解けていた。
達磨ヶ峰の手前から右奥の裾を菖蒲沢が流れる。
達磨ヶ峰の裾野は南に流れ、栃原側に消える。
千町峠から続く生野高原「南縦走路」。平石山(1061m)~高星山(1016m)~天狗岩を経て生野学園(旧高星放牧場)へ至る約9kmの稜線が続く。「登山図」の通り明確な登山道はない・・・難路と表記。
達磨ヶ峰頂上付近。
少し雪は残るものの、南斜面はすぐに雪が消える。
針葉樹に雪は残っているが、写真に撮ると殆ど映らない。
下山~滝後口~栃原トンネル。 神姫バス滝後口停留所あたりから 撮影。
旧トンネルに一番近いあたりからのワンショット