金糞岳登りました。

2017.06.11(日) 日帰り

金糞岳。なんというネーミング。と言っても、製鉄時に出るゴミを金糞というらしく、この辺りは若狭からやってきた渡来人が住み着き製鉄所を作ったという場所で、歴史的に由緒ある名前だそうな。(いやどっちにしろアレだな、ゴミ山ってことだもんな)なんで渡来人がこの辺りに製鉄所を作ったかというと、材料もそうだけど、伊吹おろしという言葉があるようにこの辺りに吹き下す強風が当時の製鉄には大変重要で、立地的に好条件だったからだそうな。伊吹山からちょっと行った先にある、鉱山の神様を祀る南宮大社があるのもそういう関係らしい。……立ち読みで得た知識なので真偽は不明ですがそういうのも調べると楽しいですよ。 そんなわけで、金糞岳登りました。登山口から山頂まではそれほど展望もなく、かといって自分の好きな感じの森でもなく、退屈な山道でした。だけども金糞岳山頂から白倉岳の稜線歩きはそれを吹き飛ばすほどの素晴らしい景色だった。眼下に広がる琵琶湖を見下ろしながらの山歩き。後ろを振り向けばまだ雪が残ってる白山。その向こうには北アの山々がこんにちは状態。いや、たまらんでしょ。 きっと古の人々もこの美しい景色を見て神々に祈りを捧げたことでしょう。実に素晴らしい。今回も大勝利な山歩きでした。

20/20

この活動日記で通ったコース

金糞岳-白倉岳 往復コース

  • 04:25
  • 7.8 km
  • 702 m
  • コース定数 17