活動詳細
すべて見る写真#3の一本の横たわった枝が負傷現場だ。 登山靴mont-bellタイオガブーツワイド。 ストック2本(ダバダ)。 下山中。 右の足が滑ってしりもちを素直についたら、単なる尻餅事象でズボンが汚れただけだったと思う。 ところがmont-bell登山靴のソールのグリップ力(滑りにくい仕組み)は優れもので左足は滑らずに枝で残ってしまったのだ。 mont-bell登山靴の有する最大の好条件(トレイルグリッパー)が、今回はケガの要因の一つになったことも教訓となった。 登山靴のグリップ力を優先する僕にとっては皮肉な事象となった。 滑らない左脚は残り、右脚は粘土質の土により下へ下へと滑り、体はヨガかサーカスの人のように奇妙なねじれかたをしたんだ。 尻餅をつきたくても左脚が残っているから、左脚が折れるか膝と腰を捻るしかないのだ。 尻餅をついた時には悲鳴をあげた。明らかに左脚が不自然な捻りかたになっていたからだ。しばらく起き上がれなかった。 頭の中では、大相撲で勝負がつくとき土俵で負傷する力士を連想した。同時に、右脚は大丈夫だから運転して帰れる!ラッキー!」とも考えた。痛さには耐えるしかない。耐えながら痛みの和らぐのを待つ。 痛みが和らいだ時点で左脚を静かに伸ばす。伸びる。 次は立てるかどうかだ。 かつて脊振山の山奥(猟師岩山手前)でマムシに遭遇したあと、左脚ふくらはぎに硬球ボールをぶつけられたような激しい痛みで倒れたことがある。(結果は肉離れだった) 左脚は使えなかった。119番に助けてもらおうと覚悟した。だが、この場所は救助してもらうには奥深すぎる。せめて車道まで歩こうと、2本のストックと右脚だけで、救急車が来やすい道まで歩いた。 しかし車道まできて、ここで救急車をよんだら佐賀県の救急病院に運ばれる。それは困る。福岡県まで歩こうと結果的には脊振山頂近くの車をとめていた駐車場まで歩いた。 あの6キロのストックと右脚歩行の体験は大きい! 話は戻る。立ってみたら、立てるが左足を着地すると当然痛い。2本のストックと右脚だけで慎重にゆっくりゆっくりと車まで下山した。 猟師岩山から脊振山駐車場までのストックと右脚だけでの6キロ歩行の体験があるから慌てないし焦らなかった。 ●トレッキングポールとは、起伏のある長い道のりを歩く際に身体の負担や疲労を和らげ、効率よく安全に登山などを楽しむための杖のことです。ストックと呼ばれることもありますが、呼び方の違いでどちらも登山用の杖に変わりはありません。 と解説されているが、僕にとってのストックは、脚負傷時の場合の必要な杖であることは猟師岩山以来の認識である。 ↓ 改善策 ○下山時の歩幅を小さくする ○前足の着地をフラットにする ○重心をやや前に
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