宝塚を目指すも,完全復活ならず…

2020.10.11(日) 日帰り

 2020年10月11日(日)に,リハビリの仕上げと称して六甲全山縦走に挑戦してみた。しかし,結果的には思ったよりも疲労がきて,菊水山手前で烏原貯水池に下山してしまった…。完全復活とはいかなかった…。  今年の秋はリハビリと称して,20km,25km,30km と歩いてきたので,これはそろそろ六甲全山縦走行けるかな?と思って六甲全山縦走に挑戦してみた。できれば明るい時間に着きたいと思ったので出発は午前5時半須磨浦公園としてみた。そこで,新開地発の始発に乗れるように神戸駅近くのビジネスホテルに泊まり,歩いて新開地駅まで行って,山陽電鉄の始発で須磨浦公園に向かった。  須磨浦公園に着いて,改札の写真を撮ってから歩き始めた。ルートは最短となる階段を登っていくコースで,いつものようにコツコツと鉢伏山を登った。鉢伏山でのしんどさはいつもと同じ感じだったが,なんか今回はやたらと荷物が重く感じた。飲み物を 2L にしてるからいつもより軽いはずやのになぁ…。でも,まぁ,鉢伏山,旗振山はそれなりの感じで登ることができた。  高倉台をなんなく通過して,栂尾山の400段階段(縦走時に登るのは400段ないけど…)はなんとか止まらずに登ることができた。普段なら,ここを止まらずに登れた時点で調子がいい,と思えるのだが,今回はなんとなく不安がつきまとっていた。階段の後,少し登ると栂尾山の山頂だが,この辺りで「今日は体が重いなぁ」と思い始めていた。そこから横尾山に向かってのアップダウンがあるが,横尾の手前の上りのマイケルのある辺りでもやっぱり体が重い,と感じた。先が思いやられた…。  須磨アルプスの下りでも体が重いと感じた。須磨アルプスでは普段は砂が浮いてるのに気をつけるぐらいで,あまり体が重いとか考えないが,今回は下りでも重さを感じしてしまった。そこから東山への登り返しがあり,さらに東山から横尾の住宅地へ向かっての急な下りがあるが,横尾の住宅地に下りた時点で,かなり疲労を感じていた。そこから横尾中学校横のルートでショートカットしてもよかったが,今回も縦走路を歩いておいた。で,妙法寺の前でショートカットと合流する辺りで,毎週のように六甲全山縦走をしている K 氏と遭遇した。なんでも次週のキャノンボールランに出るので,その練習で縦走をしている,とのことだった。今回はさすがにペースが違いすぎるので,ちょっとだけ話しをしてすぐに別れた。  そこから高取山までは再び登山道になるが,須磨アルプスを過ぎた辺りからトレランの人たちに抜かされることが増えてきた。どうも,キャノンボールの練習で走っている人が多いような気がした。で,その人達に刺激されて,つい高取山への上りでペースを上げてしまった。どうもそれが良くなかったみたいで,高取山の荒熊神社下に着いた時にしんどいなぁ,と思った。それでも,そこからは横移動があり,その後しばらく下りなので,あまり気にせずにすすんだ。  いつものように安井茶屋横の公園のトイレに寄っておいた。下手するとその先は市ヶ原までトイレにいけなかったりするので。その時に,かいた汗のせいで上着が体にへばりつく感じがしたので,ミレーの網状のアンダーウェアを着込んだ。着替える時につけていた骨伝導ヘッドフォンをトイレ前のベンチに引っかけたのだが,これがいけなかった。引っ掛ける時に忘れないようにせなあかんよなぁ,と思っていたのに,シャツを着込んだ時点で忘れてしまっていた。で,シャツを来て気合を入れ直して高取山を一気に下り,丸山の市街地を頑張って歩いて,後は神戸電鉄をくぐって長い上り坂を登れば鵯越駅だ,というところでヘッドフォンがないのに気がついた。  すぐにトイレ前のベンチに引っかかけて忘れたことに気づいた。我ながら間が抜けている…。一瞬ヘッドフォンを諦めてもいいか?というのが頭をよぎったが,さすがにそれなりの値段したものなので,引き返すことにした。もしかしたら誰かが交番に持っていってるかもしれない,とか,安井茶屋に預けてるかもしれない。そうなると探さないといけないから,縦走は諦めて摩耶山ぐらいまで行ければいいことにしようか,などと考えながら歩いた。しかし,この精神的なダメージは大きかった。鷹取橋東詰から安井茶屋までの上りがものすごくしんどかった。その間にも対向してくるトレランの人たちに何組かすれ違った。  へろへろになりながらなんとか安井茶屋横の公園までたどり着いて,トイレ前のベンチを見ると,真っ赤な骨伝導ヘッドフォンがそのまま残っていた。きっと1時間ぐらい放置されていたが,ずっとそのままそこにあったみたい…。山に来る人はいい人ばかりなんやな~,と思った。無事に見つけてホッとし,探す手間が必要ないのですぐに出発した。となると,全山縦走に戻れることになる。しかし,時間にして1時間ほど,距離にして 5 km 程度のロスになった。言い換えると,六甲全山縦走するには,通常11時間で行けるなら今回は12時間,12時間のペースなら今回は13時間になる。距離も約 45 km が,約 50 km になってしまう…。それでなくても体が重く感じているのに,さらに時間も距離も伸びる,となってしまって,急にやる気が萎えてしまった…。  それでもなんとか踏ん張って鵯越駅までたどり着いた。さらに,そこから菊水山まではなんとか行きたい,と思って歩き始めたが,鈴蘭台処理場に向かって登る辺りでものすごく疲れを感じた。かなり足にもきていたので,菊水山を下るのも辛そうかも,と思い始めた。そもそも,かなり足にきていて菊水山を登ると完全に足が終わってしまいそうな気がしてきた。そこで,一瞬立ち止まって考えたが,これはどうも宝塚を目指すのは無理そうだし,菊水山すら微妙,と思ったら,もうそれ以上進めなくなってしまった。そこからなら烏原貯水池の周回路を通って下界に下れるし…。  ということで,今回は菊水山の手前で下山することにした。そのままアスファルトの道を下ると烏原貯水池のフチにでる。その日はたまたま烏原貯水池を一周するコースで駅伝大会が開かれていたが,その走者にぶつからないようにしながら烏原貯水池を半周し,さらに堰堤手前にある亀の甲公園を通過して堰堤まで行ってみた。下界へは亀の甲公園の手前から下界に下る道があって,近いのはそこから下るみたいだけど,今回は堰堤を見たかったので堰堤まで行き,そこから下る登山道(遊歩道?)を下ってみた。  烏原貯水池まで来たらもう下界か,と思っていたが,烏原貯水池は思ったよりも高い場所にあった。あそこからでもまあまあくだらないといけなかった。今回は最後に住宅地の中にある階段をくだったが,その階段がまぁ急なこと…。一段一段が結構高かったので,疲れた足で下るのはちょっと怖かった…。  それでもなんとか下ると,市道の山麓線と呼ばれる道に出ることができた。そこから花隈のつかさ湯に行こうと思ったので,しばし東に進み,平野交差点を過ぎた辺りから海方向に進んだ。つかさ湯の近くの公園に着いたのは11時半ぐらいだった。つかさ湯は土日は12時からなので,その公園でしばらく座って休憩しておいた。そして,12 時近くに公園を出発し,つかさ湯に行って汗を流した。  今回は尿管結石のリハビリの仕上げとして六甲全山縦走を目指したが,忘れ物による引き返しもあり,菊水山の手前で撤退となってしまった。これが手術の影響なのかもしれないが,思ったようにトレーニングできない感じがしている。もしかして単に加齢の問題か?

JR神戸駅近くに前泊

JR神戸駅近くに前泊

JR神戸駅近くに前泊

旗振山から見た明石海峡大橋

旗振山から見た明石海峡大橋

旗振山から見た明石海峡大橋

高倉台に向こうに栂尾山

高倉台に向こうに栂尾山

高倉台に向こうに栂尾山

おらが山から見た夜明けの空

おらが山から見た夜明けの空

おらが山から見た夜明けの空

栂尾山に到着

栂尾山に到着

栂尾山に到着

栂尾山から見た明石海峡大橋

栂尾山から見た明石海峡大橋

栂尾山から見た明石海峡大橋

栂尾山から見た大阪湾

栂尾山から見た大阪湾

栂尾山から見た大阪湾

おはよう,マイケル

おはよう,マイケル

おはよう,マイケル

須磨アルプスにて

須磨アルプスにて

須磨アルプスにて

須磨アルプス馬の背

須磨アルプス馬の背

須磨アルプス馬の背

高取神社通過

高取神社通過

高取神社通過

安井茶屋横公園で忘れ物して,1時間かけて往復した後にやっと鵯越駅に到着

安井茶屋横公園で忘れ物して,1時間かけて往復した後にやっと鵯越駅に到着

安井茶屋横公園で忘れ物して,1時間かけて往復した後にやっと鵯越駅に到着

菊水山の手前で完全にヘタってしまって烏原貯水池経由で下山を決意

菊水山の手前で完全にヘタってしまって烏原貯水池経由で下山を決意

菊水山の手前で完全にヘタってしまって烏原貯水池経由で下山を決意

烏原貯水池の説明

烏原貯水池の説明

烏原貯水池の説明

烏原貯水池の堰堤

烏原貯水池の堰堤

烏原貯水池の堰堤

俗世界に復帰します

俗世界に復帰します

俗世界に復帰します

この階段怖かった…

この階段怖かった…

この階段怖かった…

JR神戸駅近くに前泊

旗振山から見た明石海峡大橋

高倉台に向こうに栂尾山

おらが山から見た夜明けの空

栂尾山に到着

栂尾山から見た明石海峡大橋

栂尾山から見た大阪湾

おはよう,マイケル

須磨アルプスにて

須磨アルプス馬の背

高取神社通過

安井茶屋横公園で忘れ物して,1時間かけて往復した後にやっと鵯越駅に到着

菊水山の手前で完全にヘタってしまって烏原貯水池経由で下山を決意

烏原貯水池の説明

烏原貯水池の堰堤

俗世界に復帰します

この階段怖かった…