活動データ
タイム
05:39
距離
5.7km
のぼり
659m
くだり
660m
活動詳細
すべて見る好天のお盆。 お盆がこんなに好天なのは久しぶりではないか? 私も旦那さんも盆暮れ正月がろくに無い仕事だが、 今日は予定を合わせ山に行ける日だ。 しかし世間の皆様がお休みということは、人気の山はどこへ行ってもカオスに違いない。 駐車場のゴミゴミも、登山道のゴミゴミも、嫌だなぁ〜😩 八ヶ岳も南アルプスも奥秩父の山々も輝いて、 秋のように澄んだ美しい空の山日和だけれど、 こんな日は甲斐百山にしよう(笑) そうして旦那さんと向かったのは五里山。 【ごりやま】だ。 登山口は増富温泉から瑞牆山荘に向かう林道の途中にある。 車で溢れ、キラキラした登山者たちで溢れていると思われる瑞牆山登山口の事を思いながら、こっちは静かで良いね〜と歩き出す。 登山口に道標があったし、登山口から暫くはほぼ平で踏み跡も明瞭だったので油断した。 あれ?取り付きがわからんよ😅 思わず森の中で甲斐百山の本を広げ読みながら歩く旦那さん。二宮金次郎のようだ。 ザックが背負子に薪を乗せた姿に見えてくる😂 読み進めるが、沢はあちこち流れ、堰堤もあちこちにあり、景色は同じような感じ。 さっぱりわからない(笑) YAMAPで尾根と山頂の位置を確認し、行けそうなところに取り付く。 これがとんでもない急登だ(軌跡グラフ参照)。 それでも朝一番、涼しい時間帯なので体も軽く苦しいながらも足はよく出る。 ようやく少しだけ斜度も落ち着きやれやれと思っていると、尾根に岩が現れるようになった。 まあ、瑞牆山のお膝元だからそういうところだよねと呑気に巻きながら進む。 しかしとある場所で切り立った尾根に屹立する岩に行く手を阻まれた。 旦那さんに偵察してもらうが、本日のお気楽里山丸腰装備では難しいとの事。もし登ってもその向こう側がどうなっているかはわからないので別ルートを探すことに。 結局は甲斐百山の本では下山に使っていると思われるルートの取り付きを探すことにした。 GPSで地形を見ながら下りつつトラバースしていく。するときっと我々と同じように迷ったり詰んだりしたのかと思われる人々が踏んだのであろう踏み跡が目指す方向に向かい続いている。 足元の土は柔らかすぎて歩きにくく、木は枯れたり腐ったりで頼りにならない。緊張の下降、トラバースが続く。もう、靴の中で足だけ滑落しているのではというくらい滑って親指が痛い😩 ようやく取り付きを見つける。 ピンクテープを頼ってはいけないが、このようにルートが不明瞭な山ではルート探しの一助として非常に助かる。 一旦よく登られると思われるルートに合流すると、拍子抜けするくらい沢山のテープに導かれた。 しかし急登で歩きにくいのは変わらない。 元来歩く人が多くない山で、なおかつ長雨の影響などで路面が不安定だ。足運びに気をつかう。 急登をつめて思案峠。 そこからはまず向かって右のピーク。 これがまた急斜面の直登😨 そしてちょっとドキドキする急な岩の尾根。 山頂に出た時にはドッと疲れが出るが、今度は下山が待っている。 苦労して登った斜面をあっという間に下り、もう片方のピークへ。 こちらのルートがまた狭いトラバース道と急斜面でキツイ。 しかし緊張感は先ほどのピークへ行くよりは少なくて済む。 山頂の岩峰へ登り上げると、想像より狭く、八ヶ岳と南アルプスが見えた。瑞牆山、金峰山は木の葉が茂り見ることはできない。秋、冬ならば或いは…と思うが、落ち葉の多い秋、雪や凍結のある冬にこの山へは来たくないかな、なんて思ってしまった(笑) 暫し休憩してから下山。 下りはあっという間。 最後にルートの答え合わせ。 取り付きはどこだったのか⁉️ 目印はありました。 しかし歩くべき道は藪となっていてルートには見えない。これは…(笑) やはり一般登山道のある山と違い、ルートを見つけることも、そしてそこを歩くこともなかなか難しい。また一つ良い勉強になった。 甲斐百山、まだまだ手強い山が沢山待っている😅
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