毎週毎週雨降りで、目覚めて窓を開けてはオーシットとかダミットとかつぶやく昨今ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。 先週末は午前中だけ降らなそうだし角田の雷岩コースでも と行ってみたものの、そもそも岩場のどこを登っていいか分かってないうえに深いヤブに阻まれてしまい右に左に2時間近く迷走したすえ、残り50mで撤退。シーサイドを走る車からの視線が痛気持ちよくてクセになりそうです。 そして本日も降水確率50パーにつき、近場のお山をなんやかやするシリーズ。チビタさんにもご教示頂きました、弥彦の直登コースへ。 直 登 って素敵な響きですよね。食事無し素泊りとか工場直送包装無しとか15分4000円とかと似た、なんというか虚飾を排した潔さを感じます。 駐車場から西へ→突き当りの角を山方向へ。しばし杉林の中を歩く。 入った先に普通に民家があってビビる。少女を運ぶ謎の老人とか窓に映る殺人儀式なんかを期待するも何も無し。昼間ですしね。 さらに少し進むと、「ここからですよースタンバイ宜しいですかー」と言わんばかりの取り付き。えいやと踏み込む。 以下コース概要 普通の急登 ↓ 標高200m過ぎくらいでちょっと一息 ↓ なかなかにハードな登り。長いロープあり ↓ 尾根の上に出てちょっと一息。背後の眺望が少し開けたところでおむすび補給 ↓ 普通の急登 ↓ 標高500m過ぎくらいで尾根終わり。いくらか緩くなる ↓ 裏参道のゴール手前、電波塔の脇へ合流 ↓ 合流地点でシニアのご夫婦と出くわす。ヤブからガサガサ出てきたので危うく狩られるところでした笑 いやたいへん楽しゅうございました。終始一人占めだったので、休み休み行けたためもありますが^^; 急勾配をよいしょこらしょと登るのはむしろ好きだけど某稲島コースとかの階段はノーサンキュー、という方(おもに僕)には大変おすすめ。ちょこちょこ使わせていただきたく存じます。 ◎踏み跡は最後までしっかりしてます。崖松コースはヤブをかき分けて進むのがわりとストレスでしたが、こちらは出口付近以外ほとんど埋まってる場所は無し ◎足がかりのない勾配をズルズル滑りながら登る姿を想像していたが、思ったより土は締まっており「滑って進まない」という場所はほぼ無し。左右の木なり草なりを手掛かりにどんどん行けます。とはいえ初見+下りで使うのはやっぱりちと怖いかも 売店で17アイスなど食したのち、帰りは表参道をとことこ下りる。 2合目あたりでスライドした超軽装というか平服なカップルの行く末を案じつつ下山。ふもとの茶屋はまだ休業中。こんにゃく食いたし。
駐車場から西へ
左に不審な人影
小林静夫先生 だそうで。 あとでググったら、三代にわたり弥彦村長を務めた大ボス一家だとのこと
突入。えらい整備された道じゃね? と思ったら奥におうちがございました
埋まりそうで埋まらない道を進む
謎分岐。右はお墓方面ですかね
さあ登りですよ
傾斜ぐあいって写真だと全く伝わりませんね 表紙の標高グラフでお察しくださいませ
いっとき平坦に
パノラマで撮ってみる
再び急登へ。草の露で靴がもうぐっしょり 下りてきて靴を脱いだ際の惨劇(オイニー的な)が思いやられる
とか言ってるうちに勾配はさらにキツくなる ロープ出現
さらにロープ
まだまだロープ
ロープが消えるも勾配変わらず^^; 草をむんずとつかんで登る →根本からずっぽり草が抜けてあわわわ →しかたなく四足歩行で通過
本日初の遠望
ちょっと緩くなった?
がっぽり雲をかぶった多宝山
尾根道へ。相変わらずけっこう歩かれてる感じの踏み跡ですが、スライドも追い抜きも結局最後までなし
背後を振り返る 弥彦燕が一望、とか葉っぱがなければ書いてそうな眺め
背後を確認する体でこまめな休憩 段のないスロープがふくらはぎにダメージを与えてきます
不意に緩くなる
と、左右が一気に広くなって
眺めが海側に突き抜けました
電波塔出現
終了〜ぱふぱふ
ポール立てたとこが入口。わからん^^;
裏参道へ合流
裏参道ラストの階段を登って
頂上
ガスぎみで佐渡も見えず
表参道へ。ロープウェー勢が大量におらっしゃられました
頂上から少し下りた分岐を折れてみる スカイラインまでたどり着いたらそこから折り返してきましょうか
と思ったら建造物にぶち当たる 防災用電波塔とのこと
とりあえず一周してみるも 先に下りられそうな道は無し
施設の使用を終えるまで、と 記載する意味の感じられない許可期間
表参道へ戻って下山 みやげ屋のこんにゃくには手を出さない一途さを見せつける