活動データ
タイム
06:30
距離
7.2km
のぼり
960m
くだり
964m
活動詳細
すべて見るコアジサイがちょうどよい季節になりました。去年は雨で流れた白屋岳へ。コアジサイだけ見るのでしたら、武木林道で足ノ郷越まで車で入ってもいいのですが、やはり本来この山は白屋集落(跡)から登るべき山でしょう。台高からの派生尾根上の峰で、吉野川谷に急激に落ちていくところにある山なので、なかなかの急登です。途中の太平と山頂からの大峰・山上ヶ岳方面の眺望にも期待しながら登りました。ただ、残念ながらスカッとは行きませんでした。なんせ梅雨の真っ最中。降られなかっただけでも喜ばなきゃですね。 白屋集落は大滝ダム工事の関係で地滑りが起こったようで、村ごと引っ越したそうです。そのころにつけられたのか、駐車場壁には今でもクラックゲージが付いていました。今はだれも住んでいませんが、駐車場やトイレはきれいに整備されていました。白屋展望台公園です。 YAMAPの地図には出ていませんが、白屋集落跡から標高995mの太平まで登るルートは2つあるようで、まずは右のルートで登って、左のルートで下山予定。集落跡の階段を登って右に曲がり、杉植林を登ります。ただ、このあたりがヤマビルの密度が高く、しばらく歩くと足に昇ってくるって感じでした。これに気を取られていたら、どうもルートを外したようで、滝が見えたところから左への小尾根上を急登しました。やがて、本来のルートに戻り、あとはそんなにややこしくなく太平まで登れました。 太平から山頂までは尾根上のはっきりしたルート。山頂でお昼にして、コアジサイ大群落を見に、武木林道方向に少し下りました。15分も下ると、コアジサイだらけの山腹です。こんな大群落を見るのは初めて。なかなか凄いです。 山頂に戻り、太平までは行きのルートで。その先の下りはもう一つのルート、太平から西北西に伸びる尾根で下りましたが、上部にはちゃんとした道はなく、踏み跡程度。しかも途中の急降下は、何とか下れるレベル。しかも尾根芯は薮が濃いようで、左に寄って、下れるところを下り、斜面が緩んでから右に寄って尾根上に出ました。尾根上にはちゃんとしたルートが通っていました。どうやら、このルートは、途中までこの尾根を登り、傾斜がきつくなってきたころに尾根から離れて右に振って、行きの道に太平より下で合流しているようです。そんなわけで、今回の軌跡は、けっこうルート外しているので、参考にしないでくださいね。 尾根上のルートに出てからは、迷うこともなく、道標もしっかりあり、やがてYAMAPのレポのよく出てくる有名なヘルメットの所で林道に出ました。 今回の急登、登りは500m以上続きました。例によって別ソフトで角度計算してみました。標高568mから1074mまでの区間で水平距離が1360m、勾配は37.2%、20.4°でした。20°超えです。500m区間としては黒戸尾根にほぼ匹敵。なかなか厳しい登りでした。 ヤマビルですが、あれだけ沢山見た割に、いっしょに登った計10人の中に被害者はいなかった模様。まだ、吸い慣れていないのかな?ぼくは代わりにブヨに腕二箇所吸われたようで、翌日はよく腫れてました😁
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