黒部峡谷 下ノ廊下

2019.10.20(日) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 59
休憩時間
13
距離
18.3 km
のぼり / くだり
1778 / 2404 m
3 36
50
1 23
25
5
20
DAY 2
合計時間
5 時間 44
休憩時間
20
距離
11.8 km
のぼり / くだり
1498 / 1778 m
1 43
24
3 8

活動詳細

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念願の下ノ廊下へ行ってきた。 当初は19日~20日の土日で行く予定だったが、土曜日は雨ということで移動日にして、日月で黒部ダムから欅平を目指した。 信濃大町駅周辺に車を止めバスで扇沢へ向かったが、乗るはずの始発のバスの運転期間が終了しており1時間のタイムロス・・・ 加えて、平日をからめているにもかかわらず結構な人ということもあって、阿曽原温泉小屋のテン場にテントが張れるか心配になり、いつもより足取りが早くなってしまった。 内蔵助谷出合を過ぎたあたりから道もだんだんと険しくなり、これぞ下ノ廊下という感じに。 周りの景色や峡谷美を楽しみながらも、慎重に足を進めた。 途中、沢を渡るところがいくつかあったが、昨日までの雨のせいかシャワー状態のところがいくつかあり、そのたびにびしょぬれになった。 進むにつれ道はどんどん険しくなり、別山谷出合をはさんで前後は気が抜けない道がかなり続いた。登山道に沿って張られている番線やロープが本当に心強かった。 ほぼ予定時間どおりに歩いてきたが、東谷吊橋手前辺りから左ひざに違和感を感じ始め、相方にサポーターを借りる始末・・・。 仙人ダムからの登り、そして阿曽原温泉小屋への下りは、ひざの痛みに耐えながら這うような感じで、なんとか小屋にたどり着けたといった感じだった。 そしてテント場は、案の定満杯状態・・・。 片側は隣のテントの張綱を固定する石の上に、もう片側は今にも側溝へ落ちそうといった感じで、強引に寝床を確保した。 2日目、左ひざの痛みは残念ながら治まってはいなかった。 サポーターだけでは痛みはかばいきれず、手で足を持ち上げながら歩く始末・・・。 どうやったらもっと楽に歩けるかと思考を働かせ、スリングを活用した歩行方法を思いつき、これがなかなか良かった。 大太鼓や水平歩道など難関をなんとかクリアしたが、欅平への急斜面の下りはかなりきつかった。 相方を待たせつつも、なんとか無事欅平にたどり着けた。 ようやくゴール!と思ったのも束の間、ここから信濃大町まで電車を乗り継いでいかなければならないが、駅の階段の上り下りがこれまたヒザに堪えた・・・。 出だしは景色や険しい道のりを楽しむ余裕があったが、ヒザの痛みが出てからはそれどころではなく、せっかくの下ノ廊下を思う存分楽しめなかったのは残念だった。 テント装備を背負っての歩行スピードや、そもそもの筋力トレーニング不足など、反省すべき点が多かった山行だったが、それでも大きなケガなく無事に歩き終えたのはなによりだった。

メンバー

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