活動データ
タイム
08:34
距離
16.5km
のぼり
2103m
くだり
257m
活動詳細
すべて見る文蔵たち3人は盛夏のような天候に恵まれた。そして、念願の北A縦走を果たせたのがうれしい。最高!! 1日目は高瀬ダムからのブナ立尾根ののぼりが格別によかった。標高1300m~1700mがブナ純林帯で、自然の森林に抱かれるようである。3日目のくだりも、黒部湖のあたりにブナ林が広がって、背高い樹枝や樹葉が青く輝く空を閉ざしていた。うまい写真は撮れなかったが、また機会があればいこうと決めた。 野口五郎小屋までの稜線歩行では、翌日に走破すべき水晶岳~赤牛岳の尾根筋と、そこから伸びる読売新道のありさまをみてなんと美しいのだろうと憧れを持ってしまうほどだ。実際は巨岩や岩石が堆積する急斜面を連続して直登・トラバースし、比類ない激烈な山歩きになったのである。 【行程】 2泊3日コースである。信濃大町⇒(TAXI)高瀬ダム→ブナ立尾根→野口五郎小屋▲→水晶小屋→水晶岳→赤牛岳→(読売新道)奥黒部ヒュッテ▲→渡船場→(🚢)平ノ小屋→ロッジくろよん→黒部湖⇒扇沢⇒信濃大町。北A核心部のである赤牛岳の「読売新道を黒部湖にむかってくだる」タフで激烈なコースであり、だれもが計画するコースだ。この宿願を達成したので、もう一度同じコースを単独でたどることも、「読売新道を水晶岳にむかってのぼる」こともおそらくないだろう。 【前泊】 信濃大町駅前の旅館(竹乃家)に前泊し、夕食のときに翌朝5:40のタクシーを予約した。JR、高速夜行バス(七倉ダム、扇沢、大町)などを調べたが、睡眠時間をしっかり確保し、最終日の車回収が楽なほうがいいとなった。 【クマに注意】 ・70歳過ぎの先輩から、正午過ぎにこのコースでクマを見たた小屋のベンチで伺った。Beerを飲みながらの歓談中に、その証拠のデジカメ写真を拝見した。三ツ岳鞍部から野口五郎に向かう登山コース(お花畑)を右上から左下に横断したのだ。若い子熊で、2歳過ぎの親離れしたばかりと思われる。動作が子供っぽくてかわいいが、十分に気を付けなければならない。 ・クマの生息地を人間が踏みにじっている。なにやら「登山」といってるらしい。一方、「クマよけ鈴」はうるさいばかりか、ほぼ効果はないらしい。なぜならばクマは人間の足音をいつも聞いており、遭遇する以前にその場所を速やかに立ち去るという。クマは高い知性を持ち、人間と共生するための手段を続けるというのだ。また「クマ退治スプレー」も使用する機会はほぼないらしい。 (コースタイム) 9/12 八王子15:30⇒(中央高速 八王子➡安曇野IC経由)信濃大町駅前旅館 19:00(泊) 9/13 旅館 5:30→(TAXI)高瀬ダム 6:05~15→No.8休憩所 7:35(5)→烏帽子小屋 10:25(10)→三ツ岳 12:30(15)→野口五郎小屋14:20(泊)
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