笠捨山から南に流れる立合川は、長大な流域を持つ紀伊半島屈指の大渓谷らしい。 また、その造形美は素晴らしものがあるという。 しかし、その行程は深く険しいゴルジュが待ち受ける... いけるのか?この僕にいけるのか? 魂ふるふるのゴルジュを突破した先に筆者が見たものは... この夏、君は刻(とき)の涙を見る。
三重県熊野市から暫く走り、国道169号線・東野トンネルを抜けた所の退避スペースに駐車します。
立合川橋を渡り、橋の東詰へ歩きます。
遥か下に立合川が! 谷が深いなあ~。
橋を渡って、近畿自然歩道を暫く歩くと...
この吊り橋の端から沢に下ります。
さあ、いよいよ入渓です。
初っ端から幽玄な雰囲気...
ゴルジュも迫力有ります。
経験豊富なメンバーはどんどん進みます。
釜の向こうに5M滝。 これが、”なべ滝”か?
リーダーが泳いで滝に取り付こうとしますが、水流が強くて戻されます。
ここは、左岸を巻きました。
滝の落ち口に下りて来ました。
ウスバカゲロウの羽のように繊細な筆者が、圧迫感を感じるような渓相を覚悟してたけど、結構良い雰囲気♪
水も素晴らしく綺麗!
続く4M滝は... 飛び込んで~
泳ぐ! 岸に取り付いて左岸から巻き越します。
暫し美しいナメ床を歩き...
7M滝だ! ”よりきや渕滝”というらしい。
ここは、右岸から巻きます。
滝を越えると美しいナメ床が続いてます♪
険しい箇所と癒やし箇所が混在するツンデレな沢です♥
そして、本日の核心部・はままつ滝4M! リーダーが流れに逆らって泳いで、滝に取り付く。スゲエ!
滝の右側を登り...
懸垂で滝に下りてチョックストーン側へ渡る!
後続も続きます。
さらにゴルジュを抜けると次のツンデレ美女が現れます!
右側・本流の5M滝は難しそう...左側の支流から流れ落ちる8M滝をターゲットにします。
滝に取り付くために頑張って泳いでるリーダを見守るメンバー。 でも、カメラ目線は忘れない当クラブのナンバー2、流石!(笑)
そして、8M滝を直登する! 見た目ほどぬるぬるじゃなくて助かりました。
後続は、確保して登ります。
お次は、美しい淵を泳ぎます。
リーダーがロープを引いて泳ぎます。 いつも有り難う御座います。
後続は、ロープをたぐりながら泳ぎます。
二段滝の手前でお昼休憩。
水が本当に綺麗です。 贅沢なランチタイム♪
休憩後、左岸に泳いで渡り...
二段の”銚子滝”は右側から登ります。
ここも滑り易い箇所があり、いやらしい。
ロープを出してルート工作します。
おおう?あれは!?
淵を泳いで辿り着いたその場所は、見上げるような絶壁に周囲を覆われたホール状の空間である。
そこに、豪快に流れ落ちる30M滝!どおーーん!
この弩迫力は、写真では伝えられません。
いやあ~いいもの見させて頂きました♪
滝壺で泳いで遊ぶメンバー。
滝を取り囲む岩壁に洞窟が! 洞の奥深くには、触るとたちどころに”モテ男”になるという「モテ男石」があるそうです♥(本当・本当・本当)
ありがとう!大滝! また、来るよ!
元来た道を引き返します。 有り難う!立合川! タフだったけど、楽しかったよ!
8M滝上の左岸からルンゼを上がって遊歩道に出ます。
メンバーの皆のおかげで、凄い絶景を見られました。 サンキュウー! おしまい