大岳山・御岳山絶品くるみ蕎麦の旅(のはずだった…)-2019-06-19

2019.06.19(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 55
休憩時間
31
距離
11.6 km
のぼり / くだり
1324 / 824 m
12
1 30
8
12
9
25
3
21

活動詳細

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(※GPSの再開押し忘れで約1時間ほど記録できません…色々あった山行だったので少し物語口調でまとめてみました…) 御岳山のくるみ蕎麦が絶品との噂を聞きつけ、大岳山経由奥多摩満喫ルートの最後のご褒美にくるみ蕎麦を食す、というご機嫌な計画をひと月ほど前から計画。あいにく天候に恵まれず長らく先延ばしになっていたが、本日いよいよ満を持して決行となった。 初めての奥多摩はとても素晴らしく、登りやすいながらも楽しく静かな登山道と、非常に気持ちの良いそよ風が吹き抜ける尾根歩きが極めて秀逸。心ゆくまで奥多摩を満喫し、何度もまた来たいと思いながらの山行だった。 しかし、こんなにもご機嫌な気分を一気に凍らせるような出来事がなんと3つも起きてしまう。 1つ目は、水分不足。6月中旬の奥多摩は想像以上に暑く、約2ℓ持参した水分が登りで底をついてしまった。大岳山山頂にもそこからしばらく下っても水場が無く、すれ違う人に助けを求めようか本気で悩むほど憔悴してしまった。結局下りの途中に水場を発見し九死に一生を得たが、その水場が2つ目の悲劇の引き金となる。 2つ目の悲劇は、人生で初めてYAMAPのGPSデータの再開をし忘れて行動してしまったのである。件の水場にて貪るように水を飲み生き返ったのだが、どうやらその勢いのままに再開ボタンを押さずに意気揚々と歩き始めてしまったようだ(不思議なことに水場を発見した時に活動を一時停止する余裕は残っていたらしい…)。お陰で約1時間ほど記録ができず、その間に踏破した2つの山頂は幻と化した。別にデータを記録する為に登っているわけではないので瑣末といえば瑣末なことだが、それでもやはりショックは大きく、ブルーな気持ちで重い足取りの中、最後に待ってる絶品くるみ蕎麦と生ビールのみを心の支えに歩みを進める状態だった。 そんな中、最後にして最大の悲劇が起こる。やっとの思いで行程を終え、全てが報われるその瞬間へ想いを馳せながらかねてよりチェックしていた絶品くるみ蕎麦のお店へ行くと、なんと、営業していないのである。ひと月越しのこの旅の最大の目的であり、その為に各山頂もほぼ素通りして、途中の食事のタイミングも極力早めて腹を空かせ、まずは蕎麦の前にあて頼んでビール一杯やっちゃおうかなと妄想してみたり、あまりにも美味しかったらおかわりとかもしちゃおうかなとか妄想してみたりしていたあの絶品くるみ蕎麦が、まさかの休みだったのだ。「踏んだり蹴ったり」「目の前が真っ暗になる」とは正にこのことだった。 それからは心がポッキリ折れてしまい、予定を無視して一目散に御岳山駅からケーブルカーに飛び乗り、狂ったように缶ビールを空け続けた。 (…途中までは本当に気持ち良くて気分良く登っていただけに、後半の出来事たちが衝撃的すぎて俄かには受け入れ難かったです…。次回は水分を十分用意して蕎麦屋の営業日をしっかりと調べた上で必ずリベンジします)

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