土滝山・寂地山・後冠山(雨杉)・吉和冠山

2025.03.09(日) 日帰り

活動データ

タイム

06:12

距離

13.7km

のぼり

939m

くだり

939m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 12
休憩時間
1 時間 4
距離
13.7 km
のぼり / くだり
939 / 939 m
1
1 30
44
24
19
1 36

活動詳細

すべて見る

土滝山・寂地山・後冠山(雨杉)・吉和冠山に登ってきました。 先日の莇ヶ岳から見た寂地山系、そして、山の形が特徴的、と言われた吉和冠山、雪で白く見えていました。登ってみたい、一気に気持ちが高まりました。 ルートは松の木峠から、土滝山を過ぎて、左右のピストン。弱地峡からぐるっと回るルートも考えましたが、距離や時間がすごいことになりそうなので、松の木峠からに決定。駐車場は、ドッグランで500円払って、心配なし。トイレも借りられました。 ルートファインディングについて、おそらく冠山は大丈夫だろう、と思っていましたが、その通りでトレースがはっきりありました。寂地山側は、活動日記も少なく、もしかすると探りながらの登山かなー?と思っていましたが、こちらもその通りで、トレースのない雪原が続いていました。 土滝山への登山は、急登が続き、結構、何回も、挫けそうになりました。それでも、自分を励まして・・・というか、何も考えないようにして登りました。途中から、急登と平坦な繰り返しになり、稜線も非常に広く、異世界へ紛れ込んだようでした。 土滝山を越えると、なんだか、雰囲気が変わり、それまでも広かった稜線歩きの登りが、なんとなく下り調子で、だだっ広い雪原になりました。このまま歩くと違う気が、足が止まりました。見渡してみると、左手、というか、まっすぐ向かう方向にピンクテープがあります。 テープの多くは雪に埋もれて、一部しか見えていないと思いますが、YAMAP地図を確認すると、寂地山への縦走路はまさに、そのテープ通りのようです。しかも、なんとテープに沿って動物の足跡が正確に続いています。これを追いかけることにしました。流石に埋まりますので、ここでスノーシューを装着(スノーシューは、本当は、急登の中ほどで装着が良かった〜)。 少し進んでは、テープ探し、地図と睨めっこで、あまり進みません。そんなところで、他の登山者に遭遇。寂地山へ向かわれるとのことで、スイスイ進んで行かれます。あっという間に姿が見えなくなりました。ここはもう辿るしかないと思い、トレースをトレースしました。おかげで、計画通りに進むことができました。感謝です。 寂地山、到着しすぐ引き返し、帰り道で後冠山(雨杉)により、冠山の位置や姿を確認しました。今度は土滝山手前で左折し、冠山に向かいしました。途中で、山頂やルートが見えてわかりやすい登山、と思ったのですが、杉林の急登を目の当たりにすると、ちょっとびっくりするような急登でした。が、スノーシューのおかげでしょうか、予測よりスムーズに登られました。スギ林を抜け、積雪の塊の上に登ると、空が開け、すぐに頂上標識がありました。 吉和冠山、見晴らし良さそうですが、ここも木立で眺望が木の間越し・・・と回ってみると、なんと、頂上を若干下った北東方面に素晴らしい眺望がひらけていました。息を飲むような、とはこのことだなーと思えました。風が出て、冷えてきましたので長くは居られなかったのですが、十分に楽しむことができました。時間も2時頃で、少し、西日になっていたためか、眺望をはっきり見せてくれたのだと思いました。 雪の冠山、そして寂地山、奥深くて素敵な山々でした。スケールが大きく、林の木々も大きく、普段見るけしとは全く違う印象で、とても良かったです。

吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 ドッグランの駐車場、500円で駐車できます。ここを行き過ぎると、松の木峠から寂地峡への、引き返せない細道に入り込むので要注意です。少し降ればUターンできますが・・・。
ドッグランの駐車場、500円で駐車できます。ここを行き過ぎると、松の木峠から寂地峡への、引き返せない細道に入り込むので要注意です。少し降ればUターンできますが・・・。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 登山口の取り付き。意外にも、看板らしい看板がありませんでした。小さい中電の標識があります。
登山口の取り付き。意外にも、看板らしい看板がありませんでした。小さい中電の標識があります。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 登山道、右に折れて森に入ると、それ以降、ほぼ雪がありました。
登山道、右に折れて森に入ると、それ以降、ほぼ雪がありました。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 登る時は、そんなでもなかったのですが、帰りは雪が緩くなって結構埋まりました。この辺りは、そうは言っても、あまり深くありません。
登る時は、そんなでもなかったのですが、帰りは雪が緩くなって結構埋まりました。この辺りは、そうは言っても、あまり深くありません。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 しばらくは、こんな感じの登山道。広く、緩い。
しばらくは、こんな感じの登山道。広く、緩い。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 樹林帯を掠めるような、登山道。
樹林帯を掠めるような、登山道。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 1つ、ピークに達した!と思うと、正面にとてつもない高い山影が・・・
1つ、ピークに達した!と思うと、正面にとてつもない高い山影が・・・
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 後でわかるのですが、この大きな山影の向こう側が冠山なのですねー。頂上はキリキリ見えているのかな?枝が被るながら、初めての眺望で、少しうれしくもあります。そして、苦痛なのが、一旦降ること!
後でわかるのですが、この大きな山影の向こう側が冠山なのですねー。頂上はキリキリ見えているのかな?枝が被るながら、初めての眺望で、少しうれしくもあります。そして、苦痛なのが、一旦降ること!
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 その後、急登が始まります。ここから、結構な距離の急登あり。
その後、急登が始まります。ここから、結構な距離の急登あり。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 流石に挫けそうになりました。
流石に挫けそうになりました。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 高度を増すにつれ、雪が締まっているようにも感じられます。
高度を増すにつれ、雪が締まっているようにも感じられます。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 ピークかと思うと、違う。しばらく、緩い傾斜になって・・・また、
ピークかと思うと、違う。しばらく、緩い傾斜になって・・・また、
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 ここも、ピークかと思うと、違う。先にあるのは、雪庇を思わせる、積雪。あれを乗り越えると、また、しばらく平坦。
ここも、ピークかと思うと、違う。先にあるのは、雪庇を思わせる、積雪。あれを乗り越えると、また、しばらく平坦。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 何度も同じような景色、思いをしながら、進みます。黙々と、進みます。
何度も同じような景色、思いをしながら、進みます。黙々と、進みます。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 少し平坦。
少し平坦。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 ここで、少し右に曲がります。隙間のような眺望。
ここで、少し右に曲がります。隙間のような眺望。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 この後、明らかに森の雰囲気が変わります。木がデカい。すごいです。ブナやナラやクヌギでしょうか。圧倒されました。
この後、明らかに森の雰囲気が変わります。木がデカい。すごいです。ブナやナラやクヌギでしょうか。圧倒されました。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 巨木の森を行きます。土滝山がどこかは、今となってはよくわかりませんが、この辺り?
巨木の森を行きます。土滝山がどこかは、今となってはよくわかりませんが、この辺り?
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 土滝山を過ぎると、結構広いところに出ます。トレースはほとんど、右へ曲がり吉和冠山へ向かっているようですが、動物の足跡の方向に、ピンクテープが見えています。寂地山はこちら?YAMAP地図で確かめ、向かってみます。
土滝山を過ぎると、結構広いところに出ます。トレースはほとんど、右へ曲がり吉和冠山へ向かっているようですが、動物の足跡の方向に、ピンクテープが見えています。寂地山はこちら?YAMAP地図で確かめ、向かってみます。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 ここからは、スノーシューに履き替え。流石に埋まります。
ここからは、スノーシューに履き替え。流石に埋まります。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 巨木と白い山肌と、青空。とても良い空間にいます。
巨木と白い山肌と、青空。とても良い空間にいます。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 途中、お一人、追い抜かれました。トレースします。
途中、お一人、追い抜かれました。トレースします。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 こんな風景。
こんな風景。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 どっちをみても、感激です。
どっちをみても、感激です。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 広い稜線。
広い稜線。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 風が作り出した紋様か、枝から落ちた氷か・・・厳しい自然を感じます。
風が作り出した紋様か、枝から落ちた氷か・・・厳しい自然を感じます。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 ふと、右手に木の間越しの眺望。
ふと、右手に木の間越しの眺望。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 山座同定は難しい・・・と思いつつ歩いていたら・・・、
山座同定は難しい・・・と思いつつ歩いていたら・・・、
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 寂地山頂上に到着しました。トレースは、さっきの方のだけでした。頂上標識が半分くらい埋もれていました。
寂地山頂上に到着しました。トレースは、さっきの方のだけでした。頂上標識が半分くらい埋もれていました。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 みのこし峠側からのトレースはありません。眺望もありません。時間的には余裕ありそうなので、折り返し、冠山へ向かってみます。
みのこし峠側からのトレースはありません。眺望もありません。時間的には余裕ありそうなので、折り返し、冠山へ向かってみます。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 頂上付近の樹氷、といっても梢の方だけですが、陽光に照らされ、キラキラしています。そして、解けて落ちてくる・・・。
頂上付近の樹氷、といっても梢の方だけですが、陽光に照らされ、キラキラしています。そして、解けて落ちてくる・・・。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 帰り道、ほんと、同じような、でも良い景観が続きます。少し降って、
帰り道、ほんと、同じような、でも良い景観が続きます。少し降って、
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 平坦な道から、
平坦な道から、
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 少し登ります。最初、ここが、後冠山かと思っていましたが、違いました〜
少し登ります。最初、ここが、後冠山かと思っていましたが、違いました〜
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 来た道から少し、外れて、後冠山を目指します。
来た道から少し、外れて、後冠山を目指します。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 小さな丘のような山。
小さな丘のような山。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 近づくと、岩場が少々あり、雪が積もっています。
近づくと、岩場が少々あり、雪が積もっています。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 左手には、おそらく冠山の山影。なんとなくわかりますが、枝が被っているので、わかりにくい。
左手には、おそらく冠山の山影。なんとなくわかりますが、枝が被っているので、わかりにくい。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 後冠山、雨杉です。
後冠山、雨杉です。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 少しくだって、冠山方面へ左折します。ちょっと降ると、正面方向におそらく、山頂。ここでも、あそこまで登られるの?と不安になります。
少しくだって、冠山方面へ左折します。ちょっと降ると、正面方向におそらく、山頂。ここでも、あそこまで登られるの?と不安になります。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 なかなか近づかない山頂。見えているので、まだマシか・・・
なかなか近づかない山頂。見えているので、まだマシか・・・
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 斜面のトラバースしつつ、登る感じの、登山道。
斜面のトラバースしつつ、登る感じの、登山道。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 頂上を正面に捉えると・・・
頂上を正面に捉えると・・・
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 びっくりするような急登。
びっくりするような急登。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 頂上はまるで雪庇状態。
頂上はまるで雪庇状態。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 登ると・・・向こうに・・・
登ると・・・向こうに・・・
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 冠山頂上!
冠山頂上!
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 意外と、スッキリした眺望がありません。これは、北西、
意外と、スッキリした眺望がありません。これは、北西、
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 来た方向。南東
来た方向。南東
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 頂上を彷徨っていると、北東方面に、素晴らしい眺望が!言葉を失うとはこのことですね。
頂上を彷徨っていると、北東方面に、素晴らしい眺望が!言葉を失うとはこのことですね。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 途中、右手に、寂地山への稜線。
途中、右手に、寂地山への稜線。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 途中、左手に山塊があり、これは冠山。頂上が見えています。
途中、左手に山塊があり、これは冠山。頂上が見えています。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 登るときは気がついていませんでした。
登るときは気がついていませんでした。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 この辺りでも、まだ見えています。
この辺りでも、まだ見えています。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 下は、スノーシューをはいたり、チェーンスパイクをつけたり、またスノーシューに戻したりと、雪の状態に合わせて変更したので、忙しい。
下は、スノーシューをはいたり、チェーンスパイクをつけたり、またスノーシューに戻したりと、雪の状態に合わせて変更したので、忙しい。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 ここが、登るときにみたい、大きい山影。登ってみて、初めて位置関係が把握できました。
ここが、登るときにみたい、大きい山影。登ってみて、初めて位置関係が把握できました。
吉和冠山(安芸冠山)・広高山・寂地山 午後の日差しで、ザラメ雪になって、かなりゆるんでいます。なんとか、スノーシューが効いて、沈まず楽しく歩けました。

ありがとうございました。
午後の日差しで、ザラメ雪になって、かなりゆるんでいます。なんとか、スノーシューが効いて、沈まず楽しく歩けました。 ありがとうございました。

この活動日記で通ったコース

松の木峠-土滝山-寂地山 往復コース

  • 05:35
  • 11.1 km
  • 793 m
  • コース定数 21

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