活動データ
タイム
06:13
距離
11.0km
のぼり
696m
くだり
315m
活動詳細
すべて見る天気も良さそうで、気温もたじろぐほどには低くなく、雪山テントデビューには絶好な日和り。 去年は渋の湯から黒百合ヒュッテに泊まったけれど、今回は高見石へ。 19kgもの荷物が、本当に堪える。まったくスピードが出ない。コースタイムをも余裕で下回る。 高見石小屋に着いて、上の岩場にのぼると、かなりの好展望。 白駒池は足跡がたくさんあったので、自分も歩いてみた。真ん中のほうにいくと、雪が飛ばされていて氷が見えている。割れているところもあって少し怖い。あとで聞いたところによると、真ん中は相当な分厚さだから心配ないらしい。 池を渡って、青苔荘(せいたいそう)に到着。テント泊は1500円。それと、トイレ利用料が200円。もし、テント設営で、板が張られている場所を使う場合は、500円プラス。 売店は電子マネー利用可能。トイレの200円は現金のみ。Wi-Fiが使える。 受付のときに、小屋のご主人といろいろお話しさせてもらって楽しかった。運が良いとオコジョが見れるらしい。池を歩いても大丈夫と、おやじさんが教えてくれた。 すでにけっこう疲れていたけれど、ここからが今回のメイン。雪上でのテント設営である。 とりあえず、板場は使わないでスコップで整地してチャレンジすることに。 しかし、スコップって、なんだかすごくカラフルな気がする。ほかのギアと比べて。 平らになったかよく分からなかったけれど、銀マットを広げてその上で横たわったら、大丈夫そうな感じだったので、そのまま進める。 グランドシートは持ってきたけど使わず。モンベルの冬用外張りをかぶせて、最大の懸念であったペグも、深く埋めて埋めて、なんとかなった。 結果的に、レインフライと比べて、スノーフライは暖かかったのだと思う。テント内は起きているあいだはマイナス5度より下がらなかった。外気温は測ってないけれど。 バーナーの五徳を引っ掛けてダウンジャケットに穴を開けたほかは、とくにトラブルはなかった。 いや、油断して靴を少し凍らせてしまった。このくらいの温度ならダウンジャケットにくるんでおけば大丈夫なのではないか?と思ったのだけど、翌朝履こうとしたらガンガンに冷たかった。やっぱりシュラフに入れないとダメか。 暗くなってから、また白駒池にいき、星空を見た。 朝はお汁粉を食べて、撤収。1時間半くらいかかった。雪も降ってなくて風もない環境でこれだから、なかなか大変。 雪を溶かしてつくった水を飲み、ロープウェイ駅に向かってスタート。そういえば、青苔荘で、水はもらえる。練習なので、溶かしてやってみたけど、けっこう手間も時間もかかるとわかった。1リットルつくったところで、小屋にボトルを持って向かった。 余裕があったら縞枯山のほうから行くか、あるいはロープウェイ駅から北横岳を登るか、とも考えていたけれど、少し歩いただけで、どちらも却下。やはり重い。ロープウェイのところでデポして、とも考えたけど、空いているバスに乗り、空いているあずさに乗りたかった。 雪上テント泊という目的は達せられたが、冬靴で20キロ弱の荷物はかなりのハードモードということがわかった。少しでも荷物を軽くして、体力をつけねば。 とはいえ、白い雪のうえにテントの灯りというのは、とても美しいと思う。
活動の装備
- ブラックダイヤモンド(Black Diamond)トランスファーLTシャベル
- モンベル(mont-bell)ステラリッジ2 スノーフライ
- ニーモ・イクイップメント(NEMO Equipment)テンサーエクストリームコンディションズレギュラーマミー
- モンベル(mont-bell)アルパイン ダウンパーカ Men's
- シートゥサミット(SEA TO SUMMIT)スパーク-18C
- オスプレイ(OSPREY)イーサー75
- エキスパートオブジャパン(EXPERT OF JAPAN)わかん
- スポルティバ(LA SPORTIVA)ネパール エボ GTX
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