百名山の安達太良山へ。 昼から天気が崩れる予報なので、ゴンドラリフト営業開始の8時半過ぎに乗り、山頂を目指す。 下からは雲がかかっているように見えたが、上は晴れていて、ゴンドラから西の山頂方面は雲が無い。早い時間がチャンスと、濡れた石やぬかるみに気をつけながら足を早めてグイグイ登る。 途中珍しい蝶が近くの木に止まって羽根を閉じたり開いたり。そーっとスマホを近づけて沢山シャッターを押す。羽根が綺麗に写ったのを掲載。キベリタテハという蝶。 山頂の岩山のふもとにザックをデポしてひと登り。360°の良い眺め。といっても来た方の東側は雲に覆われて展望は無し。西の噴火口の向こう側の白っぽい岩肌が見え、気持ちがはやる。 10分くらい溶岩の砕けた赤土の稜線を歩くと噴火口の縁に着いた。火星(行った事無いが)のような荒涼とした風景に圧倒される。映画のワンシーンみたいな感じ。大雪山のお鉢も似たような感じだが、向こうはスケールが大きく平べったい。こちらはコンパクトでいかにも噴火したという感じ。 名残惜しいが天気が怪しいので引き返すと、下からどんどんガスが上がってきて、途中から小雨が降り出した。早めの行動が吉と出た、短いけど満足感の大きな山行だった。
イワギボウシ
アキノキリンソウ
頂上が見えた!
アキアカネ。たくさん飛んでた。
キベリタテハ。初めて見た。
横から
シラネニンジンに小さい蜘蛛?
蜘蛛ではなくヒラスベザトウムシというそうだ。8本足は蜘蛛だけかと思っていた。
紅のススキ
松も美しい。
頂上まで来た。
向こうが火口。
頂上から登ってきた方を振り返る。
リンドウ
雲が峰で止められてる。
美しい緑のグラデーション
沼の平という噴火口。 火星のような風景が今日のクライマックス。
何とも言えない荒涼とした風景。 ここまで来て良かった。
来た道を戻る。ガスが上がってきて幻想的。
この活動日記で通ったコース
山頂駅-安達太良山 往復コース
- 02:19
- 4.4 km
- 347 m
- コース定数 9