三多気の桜と大洞山

2024.04.14(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 26
休憩時間
1 時間
距離
9.8 km
のぼり / くだり
831 / 829 m
1 15
43
2
2
4
22
11
37

活動詳細

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 遅めでしかも長かった今年の桜シーズンも、そろそろ見納めが近づいてきました。そこで、以前素晴らしい桜を見せてくれた屏風岩から東へ約10km、標高400mを超える高原に広がる桜の名所、三多気(みたけ)にやってきました。このすぐ北には大洞山があり、三多気を起点に大洞山を周回で歩きました。大洞山は自分的には11年ぶりです。  三多気は朝9時半ごろ到着。既にガードマンさんも出ていて、駐車場はほぼ満杯。最初はもっと奥のキャンプ場まで車でと考えていましたが、ガードマンさんから、これより上には徒歩でしか行けないよと言われ、ここに車を置くことにしました。おかげで、朝の光で三多気の桜を楽しめました。観光三重によると「古木が多く歴史を感じさせるヤマザクラ400本余りの並木道が、伊勢本街道から真福院までの参道に1.5km続きます。まるで桜のトンネルをくぐるかのようで、国指定名勝、「さくら名所100選」に認定されています。」とのこと。ちょうど大洞山に向かうその道が参道です。ここの桜は、同じ種類のものを系統的に植えたり、映えるように計画したり、ということはしてない、時代とともにみんながいろんな桜を植えてきた名残なんでしょう。種類も、ヤマザクラ以外にも、ソメイヨシノ、オオシマザクラ、シダレザクラなどいろいろがいろんなシチュエーションで自然に咲いているという感じ。人の暮らしと桜の共存の原風景という感じがしました。  赤い山門のある真福院を過ぎると、もう桜見物の人たちはいなくなって、大洞山の世界に入っていきます。でも、いきなり雌岳への急登を登るのではなく、まずは大洞キャンプ場方向に歩き、その先は東海自然歩道の石畳の道で北へ北へと進み、倉骨峠に達しました。ここからが山登り。一ノ峰~四ノ峰に順番通りに登り、そこから大洞山に登るルートとしました。なかなか良い周回コースかも。  桜以外の花もなかなかたくさん見られました。参道ではニリンソウの大きな群落がありびっくり。ヤマルリソウもたくさん咲いていました。石畳の道に入ると、ミヤマカタバミ、トウゴクサバノオ、ハシリドコロ、エイザンスミレなど、なかなか見られない花も見られて、よかったです。

大洞山・尼ヶ岳 駐車場にある枝垂れ桜。まずこれに圧倒されます。
駐車場にある枝垂れ桜。まずこれに圧倒されます。
大洞山・尼ヶ岳 トイレの近くにはピンクの美しいホウキモモ。
トイレの近くにはピンクの美しいホウキモモ。
大洞山・尼ヶ岳 これはソメイヨシノでしょう。
これはソメイヨシノでしょう。
大洞山・尼ヶ岳 ミツマタと大洞山
ミツマタと大洞山
大洞山・尼ヶ岳 参道沿いの桜。三多気の桜の代表的な風景です。
参道沿いの桜。三多気の桜の代表的な風景です。
大洞山・尼ヶ岳 白い花の株
白い花の株
大洞山・尼ヶ岳 古木に咲く
古木に咲く
大洞山・尼ヶ岳 今日は7名で歩いています。車二台でやってきました。
今日は7名で歩いています。車二台でやってきました。
大洞山・尼ヶ岳 どんどん登っていきます。
どんどん登っていきます。
大洞山・尼ヶ岳 ショカッサイ
ショカッサイ
大洞山・尼ヶ岳 ヤマザクラ
ヤマザクラ
大洞山・尼ヶ岳 ニリンソウの大群落
ニリンソウの大群落
大洞山・尼ヶ岳 ニリンソウにムラサキケマン
ニリンソウにムラサキケマン
大洞山・尼ヶ岳 ミヤマハコベ
ミヤマハコベ
大洞山・尼ヶ岳 ヤマルリソウ
ヤマルリソウ
大洞山・尼ヶ岳 お寺の登り口から
お寺の登り口から
大洞山・尼ヶ岳 真福院。真っ赤な山門
真福院。真っ赤な山門
大洞山・尼ヶ岳 ツツジも満開
ツツジも満開
大洞山・尼ヶ岳 真福院を過ぎると、一般の花見客はいなくなり、山に向かうものだけの世界に。
真福院を過ぎると、一般の花見客はいなくなり、山に向かうものだけの世界に。
大洞山・尼ヶ岳 ここから、山に入ります。
ここから、山に入ります。
大洞山・尼ヶ岳 美杉の杉。たしかに美林です。
美杉の杉。たしかに美林です。
大洞山・尼ヶ岳 ようやくキャンプ場近くにやってきました。もともとは車をとめようともくろんでいた場所。
ようやくキャンプ場近くにやってきました。もともとは車をとめようともくろんでいた場所。
大洞山・尼ヶ岳 山中でヤマザクラ
山中でヤマザクラ
大洞山・尼ヶ岳 東海自然歩道を尼ヶ岳方向(北)に進みます。
東海自然歩道を尼ヶ岳方向(北)に進みます。
大洞山・尼ヶ岳 ミヤマカタバミ
ミヤマカタバミ
大洞山・尼ヶ岳 苔むす岩たち
苔むす岩たち
大洞山・尼ヶ岳 石畳の道
石畳の道
大洞山・尼ヶ岳 トウゴクサバノオ
トウゴクサバノオ
大洞山・尼ヶ岳 ハシリドコロ
ハシリドコロ
大洞山・尼ヶ岳 上を向いてもらうと・・・。Wikiによると「和名は、食べると錯乱して走り回ること、また、根茎がトコロに似ていることから命名された。」
上を向いてもらうと・・・。Wikiによると「和名は、食べると錯乱して走り回ること、また、根茎がトコロに似ていることから命名された。」
大洞山・尼ヶ岳 エイザンスミレ。このあと、倉骨峠で車道を渡って進みます。
エイザンスミレ。このあと、倉骨峠で車道を渡って進みます。
大洞山・尼ヶ岳 今日最初のピーク、一ノ峰。尼ヶ岳は時間的に厳しいので、ここで南に引き返します。
今日最初のピーク、一ノ峰。尼ヶ岳は時間的に厳しいので、ここで南に引き返します。
大洞山・尼ヶ岳 急な斜面を登ると、二ノ峰。この先、倉骨峠でお昼休憩に。
急な斜面を登ると、二ノ峰。この先、倉骨峠でお昼休憩に。
大洞山・尼ヶ岳 休憩後、三ノ峰に到着。
休憩後、三ノ峰に到着。
大洞山・尼ヶ岳 次に四ノ峰に登りつきました。ここまで、意外に近かったです。いよいよ大洞山本峰の登りに。
次に四ノ峰に登りつきました。ここまで、意外に近かったです。いよいよ大洞山本峰の登りに。
大洞山・尼ヶ岳 右に倶留尊山。
右に倶留尊山。
大洞山・尼ヶ岳 この秀峰は高見山。
この秀峰は高見山。
大洞山・尼ヶ岳 もうちょいで雄岳の山頂。
もうちょいで雄岳の山頂。
大洞山・尼ヶ岳 アセビが満開
アセビが満開
大洞山・尼ヶ岳 雄峰に到着。標高は1013m。
雄峰に到着。標高は1013m。
大洞山・尼ヶ岳 北東を中心としたパノラマです。尼ヶ岳のほか、矢頭山、堀坂山、白猪山など、有名な山も見えています。
北東を中心としたパノラマです。尼ヶ岳のほか、矢頭山、堀坂山、白猪山など、有名な山も見えています。
大洞山・尼ヶ岳 尼ヶ岳をアップで。
尼ヶ岳をアップで。
大洞山・尼ヶ岳 いったん下って登りなおすと雌岳です。
いったん下って登りなおすと雌岳です。
大洞山・尼ヶ岳 ここには三等三角点「大洞山」、標高は984.80mがあります。
ここには三等三角点「大洞山」、標高は984.80mがあります。
大洞山・尼ヶ岳 ここからのパノラマ。ちょうどさっき雄岳からは見えなかった東から南に向けた方向がひらけ、局ヶ岳や栗ノ木岳がよく見えました。
ここからのパノラマ。ちょうどさっき雄岳からは見えなかった東から南に向けた方向がひらけ、局ヶ岳や栗ノ木岳がよく見えました。
大洞山・尼ヶ岳 栗ノ木岳を指さす(?)ヤマノボラー(mo)
栗ノ木岳を指さす(?)ヤマノボラー(mo)
大洞山・尼ヶ岳 雌岳からの急降下。まずは標高550mほどの真福院まで400m強を一気に。
雌岳からの急降下。まずは標高550mほどの真福院まで400m強を一気に。
大洞山・尼ヶ岳 ヤマツツジ
ヤマツツジ
大洞山・尼ヶ岳 再び、三多気の桜が見えてきました。
再び、三多気の桜が見えてきました。
大洞山・尼ヶ岳 良い道です。
良い道です。
大洞山・尼ヶ岳 白っぽい桜もきれいに満開。ここで、行きの道と合流。
白っぽい桜もきれいに満開。ここで、行きの道と合流。
大洞山・尼ヶ岳 正面に学能堂山を見ながら下ります。
正面に学能堂山を見ながら下ります。
大洞山・尼ヶ岳 滋賀へ帰る途中、今日最後の桜は、信楽駅前の「桜のたぬ木」さん。
滋賀へ帰る途中、今日最後の桜は、信楽駅前の「桜のたぬ木」さん。
大洞山・尼ヶ岳 桜は興味ないにゃん。どうして人間はこの季節、さくらさくらなのかしら?めでたいわね。
桜は興味ないにゃん。どうして人間はこの季節、さくらさくらなのかしら?めでたいわね。

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