大釈山（おおじゃくやま）・公郷仙（くごうせん）

加茂の津川ダムからスタート 津川ダムに初めて来ましたが、いい感じの公園があったりしてびっくりしました。 公園からは広戸仙がとても美しく見えます。 周辺も聳え立つ山、谷、キャンプ場、なかなか穴場なところに来たなあと言う感じで始まりました。 皆様の活動日記とは逆回りで東側から向かいました。 ずっと林道を歩き、尾根に取り付き。取り付く場所は限られており、ヌカルんだわずかな足場を確かめながら尾根へ。 その後はひたすら名もなきピークのアップダウン。薮は無いものの急登りもありました。雪が積もっている場所もあり、ストックを突き刺しながらよじ登る。 ある程度行くと広く平らな尾根が続きます。走ったりするにはいいかもしれませんね。 私の今日の体調とメンタルのせいかもしれませんがエスケープルートがないことに少し圧迫感を覚え、大釈山までの道で強い不安を覚えました。 道としてはとてもわかりやすい尾根ではありました。 展望はないものの大釈山、公郷仙にたどりつき一安心。 急坂をサクサク下り、林道エリアへ。 林道の突き当たりで急にルートが不明瞭に感じ、少しパニックになりました。 他の活動日記でもこのあたりは、上りでもルート不明瞭になっているようで、まして下山だと本当にわかりづらいところでした。 GPSを丁寧にたどるも、谷側、沢側に吸い込まれたりしました。遭難者の事例を最近よく読むのですが、実際に苦しくなるとダメですね。 ラストのラストの民家付近の沢で、平で大きな岩を渡渉しようとしたら滑って冬の沢壺にダイブしました。幸い怪我はなかったですが、目が覚めました。 無事に帰りつき、ダムを車で一周して夕食を食べていますが、無事に帰り着けたことに感謝。 明日からも日常を生きられる、仕事に行ける。 今までで一番恐怖を感じる登山でした。 ピークハントするだけなら、美作加茂からの西からの作業道から公郷仙に行き、大釈山に行き再び加茂に作業道で降りるルートの方がいいと思います。 大山で雪崩に遭われた方々の無事を祈ります。捜索隊の方々もなんとか無事で帰ってきて欲しいです。