活動データ
タイム
08:49
距離
14.4km
のぼり
1497m
くだり
1494m
活動詳細
すべて見る父は中学まで旧徳山村にいて、当時“さよなら”と同じ意味、用法で「あばいよ」と言っていたらしい。 父に尋ねても「あばいよ」の語源が分からなかったが母(徳山出身でない)曰く“あんばい良う”が元ではないかと。 僕自身「あばいよ」は聞いたことはないが「あんばいよぉ・いいあんばい」は祖父が良く言っていた。 この“あんばい”とは梅干しを漬けた時に染み出てくる梅酢のことで“塩梅”。 米酢が大量生産される江戸時代以前は梅酢で調味したことから、味付けの良し悪しを転用した表現だと説明されることが多い。 ただ、古代に梅酢は薬であり、紫蘇と漬け込むのもそこからきている。 本来梅干しが副産物で、梅を赤くするために紫蘇を入れた訳ではない。 紅生姜も梅酢に漬けて作る薬だった。 そう考えると「塩梅良う」は健康を気遣う直接的な表現だったかもしれない(詭弁です)。 柳沢慎吾が使う「アバヨ!」の語源の一説が“塩梅良う”だが、 「あばいよ」はそれを裏付けるミッシングリンクになるはず。 言語の探索も山を巡るのと同じで面白い。(強引w)
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