晴れ渡った秋空の下、阿蘇市内牧の田子山(たんごやま)に登った。標高653㍍。阿蘇谷との標高差170㍍そこそこの低山だが、外輪山から阿蘇谷に突き出た「鼻」のてっぺんなので、見晴らしがすこぶる良い。頂上には木製の展望デッキが設えられていて「そらふねの桟橋」として人気がある。 登るにはトレッキングコースと林道(里道)の2通りある。今春、自転車で林道に挑戦した際は大腿四頭筋が崩壊し敗北した。今回は歩いて同じコースを取ったが歩いて登る分には何ちゃない。ただ、自転車にはかなり厳しい激坂続き。踊り場を期待してカーブを曲がったら、さらなる激坂が続くといった感じで心が折れる。 写真を撮りながらゆっくり歩いたので頂上まで1時間くらいかかったが、普通に歩けば30〜40分で行けそうだ。トレッキングコースはさらに距離が短いのでもっと速く登れるだろう。
麓に広い駐車場がある。旗が目印
トレッキングコースではなく里道から登る。
以前はOKだった車の通行は、道が狭く離合が難しいため禁止されている。しかし県外の車を中心に時々入ってくる車がある。四の五の言わず単純明快に「通行禁止」と大書した看板を立てた方が効果的と思うが……
里道の激坂にチャレンジする自転車乗りや登山者を励ます看板
激坂
激坂
初夏のハナウドみたいな花が咲いていた
波に乗った観音様を彫った磨崖仏があるらしいが、道は藪となっていて進入は憚られた。サーファーに御利益ありそう
激坂
ずっと杉林が続く
激坂
激坂
以前、自転車で登ったとき、この看板のある辺りで限界を迎え足をついた
頂上エリアにあるトイレとバイクラック
頂上エリアにいる山羊。登ってきた自転車乗りは、だいたいこんな顔になっている、のではないか
山頂に向かって行くとまず高岳が見えてくる
晩秋の紅葉
リンドウが固まって咲いていた
テラスエリア
のんびり出来そう
眼前に涅槃像
兜岩方面
扇谷とくじゅう連山
外輪山の向こうに祖母山
内牧温泉街と大観峰
写真映えスポットとして人気
真っ平らの阿蘇谷
秋天抜ける
ヤマラッキョウ
ちょっとそそる標識
どこが「阿吽」なのかよく分からないがパワースポットの雰囲気はあった
阿吽の石からの眺望
この旧豊後街道を進むトレッキングルートもある
熊本藩の参勤交代行列が通った道