上林川散策 橋上、広瀬と東山

2023.11.01(水) 日帰り

活動データ

タイム

02:57

距離

6.7km

のぼり

241m

くだり

240m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間 57
休憩時間
43
距離
6.7 km
のぼり / くだり
241 / 240 m
2 2
8

活動詳細

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横峠ウォークの続きです。 1.橋上  京都縦貫で帰省するとき、和知インターを過ぎてまもなくトンネルに入るのですが、そのトンネルを抜けると一瞬(橋上でであったおじさんによると、ほんの10秒くらい)集落が見えるのです。集落と言っても上林川の段丘上にへばりつくようにして疎らなんですが。そこは橋上というのは知っていましたが、実際目で見たことはありません。横峠の帰りに寄ってみたという訳。  行った感想は思いの外開けていて、民家は南向けに配置され、静かで明るい農村でした。住んでいる人は老人ばかりでしょうけど、ノンビリ暮らしておられるようでした。別天地というべきか。 2.広瀬  橋上から広瀬への道は時々眺望も開けて良かったんですが、写真を撮り漏らしました。木々の葉が落ちてからのほうがよいかな。  http://nbcayabe.justhpbs.jp/0jshp/bunka/39yamagakakuoji/yamagaj.html このサイトが参考になります。それにによると・・・広瀬は山家藩谷氏の城(陣屋、居館?)があったところで、城に興味のあるひとはいいでしょうがボクはチョット。しかしその立地の重要さは分かります。当地は「上林を通っての若狭ルートと横峠を経ての丹後ルートの合流点であり、丹後から京に通じる主要道路を合する戦略上重要な地点であった。」その神社も西には崖下に流れる上林川があり、南は由良川で難攻ではあるでしょう。  谷氏の逸話や田辺藩細川氏との親密ぶりを見ると(後で知ったことですが)、田辺の殿さんがわざわざ横峠を越えたことも理解できますし、横峠を越えた後も橋上をかすって、広瀬の陣屋に来たのではないかと想像もできそうです。実際は田辺藩の参勤交代ルートは山家で由良川を渡ったとされていますが・・・ 3.東山  東山公園と広瀬の間を流れる上林川には「沈下橋」があるのです。広瀬の山家城址公園から直接上林川に降りられないか確認し、通行可能なら直接沈下橋に行きたい というのが狙いでした。  山家城址公園からの降りはちょっとやばそうな急坂でしたが、可能。沈下橋でゆっくりできました。  詳細はキャプションをご覧ください。

由良川 府道から折り返すようにして橋上へと降ります。
府道から折り返すようにして橋上へと降ります。
由良川 これは何するもの?
これは何するもの?
由良川 上林川
上林川
由良川 コンクリU字溝を利用した祠。中にあるのはただの石でなく石仏なのかなあ?フクロウは何の意味。昔はフクロウをイイドヨ(飯豊)といったらしい。それに、不苦労の意味もあるし、野ネズミなどを取ってくれる吉鳥であるからか?
コンクリU字溝を利用した祠。中にあるのはただの石でなく石仏なのかなあ?フクロウは何の意味。昔はフクロウをイイドヨ(飯豊)といったらしい。それに、不苦労の意味もあるし、野ネズミなどを取ってくれる吉鳥であるからか?
由良川 京都縦貫が見えてきました
京都縦貫が見えてきました
由良川 上林川を渡る五郎橋
上林川を渡る五郎橋
由良川 たくさんの石仏が集められていました。なお、集落は一段高い所にあるのでいきませんでした。日当たりを求めてでしょう。
たくさんの石仏が集められていました。なお、集落は一段高い所にあるのでいきませんでした。日当たりを求めてでしょう。
由良川 広大な耕作放棄地
広大な耕作放棄地
由良川 上林川
川向うにこんもりした丸い山家見えます。あとで分かりますが、そのものズバリ「丸山」でした。
上林川 川向うにこんもりした丸い山家見えます。あとで分かりますが、そのものズバリ「丸山」でした。
由良川 キレイに工作されています。それもかなり広い!
キレイに工作されています。それもかなり広い!
由良川 明るい農村
ここで土地の人に「どこに行くん?」と声かけられ、少ししゃべりました。高速から見える橋上は10秒とのこと。
明るい農村 ここで土地の人に「どこに行くん?」と声かけられ、少ししゃべりました。高速から見える橋上は10秒とのこと。
由良川 三叉路
左に行けば堰堤です。
三叉路 左に行けば堰堤です。
由良川 堰堤と言うよりダム
関電のもので、ここで取水し下流(由良川合流点近く)の発電所まで水路で送っています。
堰堤と言うよりダム 関電のもので、ここで取水し下流(由良川合流点近く)の発電所まで水路で送っています。
由良川 右岸には農業用水の水路
右岸には農業用水の水路
由良川 広瀬に向かいます。まぶしくて橋名が読めません。「照用橋」でした。この在所は「照用」でした。
広瀬に向かいます。まぶしくて橋名が読めません。「照用橋」でした。この在所は「照用」でした。
由良川 左岸に渡りました。
「照用橋」から「照用」を見る。明るい農村でした。
左岸に渡りました。 「照用橋」から「照用」を見る。明るい農村でした。
由良川 関電のダム
関電のダム
由良川 丸山神社がありました
丸山神社がありました
由良川 由緒
なんとここの地名が丸山
上林川が尾根にぶつかって蛇行。深く侵食されて尾根が丸い山になって取り残された。典型的な聖性地形で、だいたいは神社があります。
由緒 なんとここの地名が丸山 上林川が尾根にぶつかって蛇行。深く侵食されて尾根が丸い山になって取り残された。典型的な聖性地形で、だいたいは神社があります。
由良川 本殿と覆い屋
本殿と覆い屋
由良川 もとはこんな社殿だった。茅葺きのなかなか味のある社殿です。
もとはこんな社殿だった。茅葺きのなかなか味のある社殿です。
由良川 読もうとしましたが、根気が続かない!
読もうとしましたが、根気が続かない!
由良川 先を急ぎます。ふたたび京都縦貫。上のクルマからは10秒間だけなので、なんか村があるなあと思っただけ。橋上はゆったりと時間が流れる明るい農村でした。
先を急ぎます。ふたたび京都縦貫。上のクルマからは10秒間だけなので、なんか村があるなあと思っただけ。橋上はゆったりと時間が流れる明るい農村でした。
由良川 山の落ち葉を堆積し発酵させて肥料にしたところ。牛糞などをサンドイッチにしたような。冬になると暖かくてしょっちゅう湯気がたっていました。
山の落ち葉を堆積し発酵させて肥料にしたところ。牛糞などをサンドイッチにしたような。冬になると暖かくてしょっちゅう湯気がたっていました。
由良川 さりげなく「南無阿弥陀仏」
さりげなく「南無阿弥陀仏」
由良川 道は関電の水路と並走しています。
道は関電の水路と並走しています。
由良川 おお、なんや?
最初、土空石、塁堀垣 と読んでいました。そういう「石」と「石垣」あるんやなあと??
おお、なんや? 最初、土空石、塁堀垣 と読んでいました。そういう「石」と「石垣」あるんやなあと??
由良川 山家城址公園をうろちょろ。山家の集落が見えています。大きな建物は東綾中学(と、今は小学校も併設)
山家城址公園をうろちょろ。山家の集落が見えています。大きな建物は東綾中学(と、今は小学校も併設)
由良川 紅葉チョット
あの山の上に山家城があったようです。
紅葉チョット あの山の上に山家城があったようです。
由良川 あるじゃないか、対岸の東山公園への道。
あるじゃないか、対岸の東山公園への道。
由良川 ここから崖のトラバース道になります。この先尾根の先端までいけるんやろか?
ここから崖のトラバース道になります。この先尾根の先端までいけるんやろか?
由良川 ジグザグに降りますが、なかなか厄介な道で、スニーカーでは恐いです。登山靴が必要
ジグザグに降りますが、なかなか厄介な道で、スニーカーでは恐いです。登山靴が必要
由良川 この斜面を見ていると、谷氏の山家陣屋も難攻不落だったでしょう。不落だったかどうかは分かりませんが・・・
この斜面を見ていると、谷氏の山家陣屋も難攻不落だったでしょう。不落だったかどうかは分かりませんが・・・
由良川 見えてきた、沈下橋
見えてきた、沈下橋
由良川 コンクリ製ですがいい感じです。
コンクリ製ですがいい感じです。
由良川 上流側から。そもそも沈下橋はこんな格好だったんでしょう。ここのは小さいですが。
上流側から。そもそも沈下橋はこんな格好だったんでしょう。ここのは小さいですが。
由良川 橋を渡って下流側から。
元からあった大岩にカマせるように橋桁が作ってあります。
橋を渡って下流側から。 元からあった大岩にカマせるように橋桁が作ってあります。
由良川 これは「不落」でしょう。
これは「不落」でしょう。
由良川 上流側から見る。堅固です。おまけに上流側に別の大岩がある。難攻不落とはこのことか。
上流側から見る。堅固です。おまけに上流側に別の大岩がある。難攻不落とはこのことか。
由良川 のんびり橋を見ていると・・・右側の岩なにかに見えませんか?
のんびり橋を見ていると・・・右側の岩なにかに見えませんか?
由良川 右上:ワンコの顔?
手前下:子グマの顔?
正面奧:爺さんの顔?
右上:ワンコの顔? 手前下:子グマの顔? 正面奧:爺さんの顔?
由良川 爺さん岩を拡大
左を向いていまして、そうとう年季が入っている老爺さん?
爺さん岩を拡大 左を向いていまして、そうとう年季が入っている老爺さん?
由良川 これは、左を先頭に見たらイルカ、右を先頭にみたらアシカ?
これは、左を先頭に見たらイルカ、右を先頭にみたらアシカ?
由良川 山家の街道筋。川底からの登りが本日一番の登りでした。ここもカイド大発生。やつらは頭めがけてぶつかってきます。プチっと潰すのも臭いし。カイド=カメムシです。
山家の街道筋。川底からの登りが本日一番の登りでした。ここもカイド大発生。やつらは頭めがけてぶつかってきます。プチっと潰すのも臭いし。カイド=カメムシです。

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