活動データ
タイム
07:58
距離
11.0km
のぼり
1204m
くだり
1199m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る紅葉の沢を求めて那須の苦土川へ。 大沢右俣を溯行して隣の井戸沢を下降した。 登りでは沢山の滝を登攀でき、下降では勉強になることが多く充実した1日になった。 今回、滝の登攀と下降に備えて50mロープとソロデバイス、カムまで持ってフル装備で行ったが、結果的にロープは出さず、ただの歩荷訓練になった。 大沢は明るく登攀系の沢で、連瀑帯は息つく暇もないくらいに滝に次ぐ滝で、かなり登り応えがある。 溯行全体は良かったと思うが、F2の20m滝は左ルンゼから落口へフリーで登ったが、当初のオブザベより落口が更に上に続いていて高度感のある緊張の登攀になった。荷物も重かったので、せめて空荷で登るべきだった。 二俣に着いたとき、左俣の出合の大滝と明るい渓相に惹かれ左俣に入ろうとしたが、急な変更はろくなことがないと考え直して予定通り右俣に進んだ。 詰めはめずらしく会心で、最後の左岸からの涸滝がドンピシャだった笑。 井戸沢の下降は、ロープを出さずに下降できたのは良かったが反省点もあった。 荷が重かったこともあり、ヌメったナメで2回転んだ。2回目は左足のくるぶしを打って、その後の歩きにも影響したので大いに反省しなければいけない。 また、溯行図が合っていないのか読み方が良くないのか、現在地がよく分からないままの下降になってしまった。 前の東京起点沢登りの本では、どちらも2級(新しいのでは井戸沢は1級上)になっているが、難易度としては明らかに大沢の方が上の感じ、大滝沢はロープを出さない小難しい滝が多く、登攀が苦手な人はグレード以上に感じると思う。 井戸沢は高さのある滝もあり、下降と言う点を差し引いても、思っていたより難しかった。 少し早かったが、稜線近くは期待通り紅葉していた。 時折、青空もでて秋らしい気持ちの良い景色だった。 来週はもっと色づいて綺麗だろう。 いつか大沢左俣も訪れたい。
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