活動データ
タイム
18:46
距離
21.5km
のぼり
1922m
くだり
2399m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る今年は北アルプス登山はできない為、鹿児島から四国まで遠征。 宮尾登美子の(天涯の花)のキレンゲショウマが咲き始めたと聞きやってきた。 香川県観音寺市の友人に会い、その後讃岐うどんを二軒梯子。徳島県美馬市からつるぎ町の聞きしに勝るとんでもなく狭い山道を越えて登山口の見ノ越に到着。 曇り予報が雨になり、雨の中剣神社から登る。 リフト西島駅から刀掛け松まで登りそこから古劔神社方向に200m程降りるとそこがキレンゲショウマの群生地。蛍の様な黄色い花芽が一面にあった。満開はあと数日の様だった。 山頂ヒュッテのおもてなしは素晴らしく縦走のために朝食を4時半にしてくれた。 山頂で日の出を仰ぎ次郎笈へ。 朝露を帯びた笹はまるでジョーロの水を靴に掛けている様である。 次郎笈では西側にブロッケンが見られた。 そこから笹原を石丸、高ノ瀬山、平和丸、白鬚避難小屋、カヤハゲ、三嶺まで17km。 石丸までは緩やかな笹原の道であるがそれから先は樹林帯の笹原を歩く。日陰があるのは有難い。 ただ朝露の笹原はかなりの水の量でまるで水道の水を足元にかけられている感じがする。それに昼になってもかなりの水量で、スパッツ(ゲーター)はしっかりと付けても靴の中は水浸しになるためレインパンツを履いた方が良さそう。 カヤハゲから三嶺までの最後の登りは鎖のある岩場やザレた急斜面はかなり危なく下りでは使いたくない。 最後のコメツツジの群生地を登り切ると高知県最高峰の三嶺。 山頂から300mで三嶺ヒュッテ。 事前調査でヒュッテから標高100m程下の場所に水場があるとの事だったがはっきりした事は分からなかった。そこでYAMAPを起動させたまま名頃への登山道を300m程下るとザレた場所に出て急な斜面を大きく曲がるところに(水場60m先)という板の案内板が設置してあった。 そこからアザミと棘の斜面をトラバースして下るとロープの付いた垂直な崖に出る。ロープを頼りに沢に下るとに鉄パイプの差し込まれた水場があった。 今回取り付きの案内板を(口コミ)として投稿しておいた。 下り10から15分上り25分程のとても大変な水場である。 三嶺ヒュッテはとてもきれいで二重サッシの暖かい小屋である。 ヒュッテの前から歩いてきた剣山、次郎笈、石丸、高ノ瀬、平和丸など歩いてきた峰々が一望できる素晴らしくロケーション。 夜は周りに沢山の鹿が現れて怖いほどだった。 名頃への長い登山道は水場に通じるガレ場を過ぎると高い木々の広い尾根。リョウブの白い花が咲き芳しい香りを漂わせ癒しの森だった。 更に雨のあとという事もあり沢山のキノコが見られた。 しかし、今回はトラブルもあり少し時間がかかった。 色々反省点や課題もあったがやはり久しぶりの縦走は楽しい。 (備忘録の為写真が多くなっています。)
メンバー
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。