活動データ
タイム
04:41
距離
5.1km
のぼり
462m
くだり
463m
活動詳細
すべて見る「糸魚川ジオパーク 根知白池~戸倉山の成り立ちと動植物」という観察会に参加しました。 戸倉山周辺の地質は、約2000万年前の流紋岩質溶岩や凝灰岩、6000万年前の流紋岩質凝灰岩からなるため、戸倉山はフォッサマグナの西端と考えられているとのこと。戸倉山より東側にある雨飾山は100万年前頃、駒ヶ岳は300万年前頃の新しい地質、西側にある城山周辺は5000万年前~3億年前の古い地質であることも、この考えを裏付けています。 白池はフォッサマグナ西端の大断層上にあります。戸倉山の地滑りによってできた凹地が池になったものとのことで、雪解け水が豊富な頃に戸倉山をつくっている流紋岩質の成分が流れ込むことで、池の水が白く濁るため、その名が付いたと言われています。 そして、「ブラタモリ」でも取り上げられていましたが、この断層が造り出した地形を利用して、塩の道が通っているとのことです。 このような説明を聞いたり、資料で確認したりした後、このことに思いを馳せながら、30名ほどの参加者とともに山歩を楽しみました。 また、地元の方から皆さんのところのイカリソウの花色は?と尋ねられました。このあたりは赤の山と白の山、赤白が混じる山があるとのことでした。自分の住むフォッサマグナの東端と言われている地域では、同じようにトキワイカリソウの白とイカリソウの赤、キバナイカリソウの淡黄が混在しており、フォッサマグナと古い地質の境目では、同じようなことがあるのだなと言うことを感じました。
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