横手山

日曜日の夜中に目が覚めてしまい、しばらく眠れなくなってしまった。それで、朝に二度寝をしていたと思っていたら… わたしが寝てるベッドの脇に見知らぬおばあちゃんが座っていた。さらにもうひとりのおばあちゃんが部屋に入ってきて、一晩ここにいるよと言う。その様子をわたしはわたしの真上から眺めている。やばい、早く起きなくちゃと思うが起き上がれない。と言うかわたしの身体はわたしの真下にあるんだけど…あれ？これって幽体離脱？もしかしてあの世からお迎えがきたのか？と怖くなってしまった。 若いころはよく金縛りにかかったことがあったけどこんなことは初めてだ。 もっと生きていたい！と強く念じたと同時に目が覚めた。 レム睡眠だったのかな？とも思ったけど、2人目のおばあちゃんの顔はハッキリ覚えている。似顔絵も描けそうなくらい。もちろん全く見知らぬ人だ。 そんなことがあってそれから毎日ドキドキしながら過ごしていた。 火曜日と今日がお休みで山へは行くつもりでいた。お天気も良さそうだし、少しは遠出しようかなんて考えてたけど交通事故にでも遭ったならとやめることにした😅 もう歳をかなり重ねて先が短い人生だし、いつどうなっても悔いなんかないよねと同じバツイチの友達としょっちゅう話してたんだよね。が、こんなにもわたしはまだ生きることに執着があったことに自分でもびっくりしている。 火曜日は栃尾の楢山へ。ヒメサユリの様子を見に行ってきた。この山にはこの地区の人たちが植えたヒメサユリがある。植栽したものでもヒメサユリに変わりは無いからね。たったひとつだけ蕾をつけていたよ。毎年少しずつ増えてる気がする。 そして今日はやはり栃尾の横手山へ。 お目当ては山菜。これまでにわらびはたくさん採ったからネマガリダケが欲しいなぁと。その他にゼンマイがいっぺこと出ていた。本来、面倒くさがり屋のわたしはゼンマイには見向きもしない。ところが職場の人がゼンマイが大好きだと言う。干したりもんだり面倒くせぇよ、とわたしの主観で言ったら全然平気なので欲しいと言う。 彼女は自分では全く山菜採りはしないけど（山好きではない）わたしが毎回たくさんの山菜を採ると知ってから欲しいと言われ、彼女の分も採ってくるようになった。 そして今日、人生で初めてゼンマイ採りをしてきた。来年までもう出ないよと彼女に伝えていたのに、思いがけずあったものだから嬉しくなってしまう。 いつもなら余ったものを彼女にあげてたけど、今回ばかりは彼女のためにゼンマイ採りをしてきた。誰かのために何かをするってこんなに幸せなの？と思うくらい心は弾んでいた😊 生きてて良かったぁ。 が、帰り、重てかったわ。めっちゃ採りすぎた。誰かのためなら頑張れるもんだねぇ。 あのおばあちゃんの意味はなんだったんだろう？先が短い人生だとしても毎日を惰性で生きるんじゃないよと言いたかったのかな？ただの夢だとしたら特に意味はないのかもしれないけどね😅 生きてるだけでまるもうけの人生でも出来る限り楽しく生きていきたいよね😊 週末もお仕事です。頑張りましょう💪