楽しかった星田の谷を振り返るー星田の山をくまなく歩く 谷道編1

2023.04.07(金) 日帰り

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 星田の山もトンとご無沙汰です。そろそろ歩いてみようか(主に来シーズンですよ)と昔の谷歩きデータを整理していましら、なんとダイナミックな谷道だったんだと思い直しました。荒れ谷あり、花の谷あり、なんと多彩な谷道だったんだと。  ボクが星田に山と谷を歩き始めたのはもう40年程も前、あまりはっきり覚えておりません。覚えているのは、最初に遡った谷は拂底(ボッテ)谷でした。どんつきまで遡って少々ブッシュを突き抜けると、なんとそこは一面の更地!ゴミ焼却所の巨大な煙突が見えていました。更地は縦横無尽に歩けて、多分ゴルフ場の境界だったと思いますが、ツツジがキレイに咲いていました。そういうこともあり、リタイア後、星田での山登りを再開するにあたって、「谷を遡って尾根を降る」というコンセプトで、「星田の山をくまなく歩く」というテーマにしたのでした。  当時は星田の谷に関する資料もあまりなくて、山の要所にある案内板と大屋さんのサイト(旧版)を参考にさせていただきました。 大屋さん:http://murata35.chicappa.jp/rekisiuo-ku/1310/index.html 参考サイト:https://kohya.mond.jp/mounthorm.htm (旧版は廃止されこれは新版です) 従って、山名、谷名、地名は大屋さんのサイトに準拠するようにしています。  過去の星田の山行はGPSもない時(2012年頃)のものがほとんどなので、見直してみても写真の位置がどこだったのか判然としないケースが多いです。そういうこともあって、「再度歩かんといかんなあ」と思った次第で、その下準備も兼ねて整理したものです。さらに、星田の山と谷も以前と比べて大荒れとなっているはずです。主に2018年の台風と集中豪雨(確か、2016年にも集中豪雨があった?)とナラ枯れの被害です。現在どう変わったか、2012年頃の山野の様子と比較するのも一興か、そんなことも考えて、谷ごとに整理し直しました。写真数の関係で今回は前編で、東から地獄谷までを扱います。後編ならびに尾根筋編は後ほど・・・  書き漏らしていましたが、最初の3谷、地蔵谷までは天野川水系。それより西側は寝屋川水系です。別水系ですが、どちらも淀川に注ぎ、結局は京橋で合流します。  地蔵谷まではなだらかで、よい散歩コースになりますが、地獄谷源流部はエゲツナイ谷で、ちょっと散歩という訳には行きません。それだけにエキサイティングな山行が楽しめます。 整理は東からの谷筋とその記録を列挙、間に---------〇〇尾根筋----------の行を入れています。 ■1日南山西谷 2012/3/28 https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-184.html -------穴虫山-大谷山尾根道------- ■2小松谷川沢道 2012/1/8 https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-98.html 2012/3/27 https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-146.html 2012/4/8 https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-147.html 2012/5/1 https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-126.html 2012/5/8 https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-130.html 2012/5/21 https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-131.html 2013/4/23 https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-152.html 2015/4/9 https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-186.html -------地蔵谷山ー馬木峰尾根道------- ■3地蔵谷 2012/1/8 https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-97.html 2012/3/6 https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-182.html 2017/12/10 https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-365.html -------宗円ころり尾根道------- ■4弁財天の谷 2015/2/21 https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-241.html https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-175.html -------弁財天坂道(尾根道)------- ■5弁財天尾根西谷 2017/12/10 https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-365.html -------萱尾八丁坂道(尾根道)------- ■6吉本山東谷沢道(グランド水源道) 2012/1/6 https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-96.html -------中ノ山吉本山尾根道------- ■7吉本山西谷(茨尾谷(仮)左俣) 2012/1/6 https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-142.html ■8茨尾谷(仮称) 2012/2/5 https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-105.html -------茨尾(茨尾中央尾根道、北山師岳北尾根)------- ■9地獄谷(地獄谷山東谷、「茨尾谷」左俣)) 2012/2/5 https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-102.html     https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-103.html 2018/3/29 https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-371.html -------地獄谷尾根道------- 以下後編に続く(予定) ■10茄子石谷沢道 2011/12/31 https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-93.html 2012/4/9 https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-119.html 2012/5/1 https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-127.html 2012/5/21 https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-131.html 2017/12/10 https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-365.html -------茄子石山-割林尾根道------- ■11割林尾根の西谷を遡る 2015/4/9 https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-186.html -------一蓋被中央尾根道------- -------早刈尾根道------- -------記念造林連絡道(府営林尾根道)------- ■12ボッテ谷道 2012/1/18 https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-101.html 2012/5/5 https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-128.html 2012/6/6 https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-149.html 12−1ボッテ谷東支谷(星田山北谷) 2012/1/18 https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-99.html -------逢坂道------- ■13細崩谷 2012/3/1 https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-143.html -------中尾尾根道------- ■14西谷沢道 2012/2/20 https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-106.html https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-107.html -------土水小場尾根道(西谷山夫婦石尾根道)------- -------西逢坂道(打上櫻坂)------- ■15さらら川左俣(岡山北谷(仮称) 2010/1/17 https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-60.html 2012/3/1 https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-112.html https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-144.html 15−1さらら川源流(岡山ー逢坂、馬が峰南麓道南) 2010/1/17 https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-61.html 2012/2/20 https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-74.html

交野山・国見山 星田の谷を歩く(前編)のマップ
谷名、主な山名を記入しています。
星田の谷を歩く(前編)のマップ 谷名、主な山名を記入しています。
交野山・国見山 大屋さんの旧々バージョンの星田マップ。
これ、マイバイブルでした。
大屋さんの旧々バージョンの星田マップ。 これ、マイバイブルでした。
交野山・国見山 ■1日南山西谷
明治陸測図では星田から磐船に最短で通じる道だったようです。
https://ktgis.net/kjmapw/kjmapw.html?lat=34.755435&lng=135.682590&zoom=15&dataset=keihansin&age=0&screen=2&scr1tile=k_cj4&scr2tile=k_cj4&scr3tile=k_cj4&scr4tile=k_cj4&mapOpacity=10&overGSItile=no&altitudeOpacity=2
取り付きはブッシュ気味でしたが、谷、尾根は明瞭な道が残っていました。
■1日南山西谷 明治陸測図では星田から磐船に最短で通じる道だったようです。 https://ktgis.net/kjmapw/kjmapw.html?lat=34.755435&lng=135.682590&zoom=15&dataset=keihansin&age=0&screen=2&scr1tile=k_cj4&scr2tile=k_cj4&scr3tile=k_cj4&scr4tile=k_cj4&mapOpacity=10&overGSItile=no&altitudeOpacity=2 取り付きはブッシュ気味でしたが、谷、尾根は明瞭な道が残っていました。
交野山・国見山 日南山の肩
星のブランコに行く最短コースだったので時々使いました。
日南山の肩 星のブランコに行く最短コースだったので時々使いました。
交野山・国見山 ■2小松谷川沢道
後で分かりますが、この谷は花もそこそこ多くてのんびり歩けるよい散歩道でした。
旧小松寺の僧が薬草の菖蒲を植えていたとか。
■2小松谷川沢道 後で分かりますが、この谷は花もそこそこ多くてのんびり歩けるよい散歩道でした。 旧小松寺の僧が薬草の菖蒲を植えていたとか。
交野山・国見山 小滝
小滝
交野山・国見山 同じ場所ですが、ショウジョウバカマの種つき茎。
花が終わって、実が付くとさらに茎が伸び、果実は上を向くようになる。果実が熟すと殻が開き、糸くずのような種子が風で飛ばされて増えるらしい。
同じ場所ですが、ショウジョウバカマの種つき茎。 花が終わって、実が付くとさらに茎が伸び、果実は上を向くようになる。果実が熟すと殻が開き、糸くずのような種子が風で飛ばされて増えるらしい。
交野山・国見山 ユキノシタの花芽
ユキノシタの花芽
交野山・国見山 チゴユリ
6枚花弁と思ったら
チゴユリ 6枚花弁と思ったら
交野山・国見山 5枚花弁もあった。さらに斑入り!
5枚花弁もあった。さらに斑入り!
交野山・国見山 ■3地蔵谷
星田から星田園地に行く峠手前の堰堤の谷です。堰堤左(右岸)に小径あり。
(振り返り写真)
■3地蔵谷 星田から星田園地に行く峠手前の堰堤の谷です。堰堤左(右岸)に小径あり。 (振り返り写真)
交野山・国見山 水のないなだらかな谷。
段差が見えるので、これは堀江さんの言われる「土塁探訪」か。
https://murata35.chicappa.jp/rekisiuo-ku/hosida06/index.htm
水のないなだらかな谷。 段差が見えるので、これは堀江さんの言われる「土塁探訪」か。 https://murata35.chicappa.jp/rekisiuo-ku/hosida06/index.htm
交野山・国見山 池みたいなのが作ってある。パイプで排水設備も作ってあり、なにか栽培でもしていたか?
池みたいなのが作ってある。パイプで排水設備も作ってあり、なにか栽培でもしていたか?
交野山・国見山 初めてみた時、巨大なお地蔵さんかと思いました。
ちょうどこの上が地蔵谷山。
初めてみた時、巨大なお地蔵さんかと思いました。 ちょうどこの上が地蔵谷山。
交野山・国見山 ■4弁財天の谷
グランド口からの道(萱尾八丁の坂道)が使えないので宗円山南鞍部から無理やり西の谷に降りましたが・・・
https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-175.html
■4弁財天の谷 グランド口からの道(萱尾八丁の坂道)が使えないので宗円山南鞍部から無理やり西の谷に降りましたが・・・ https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-175.html
交野山・国見山 地蔵谷から西の尾根を越す道があったので、そこを通ったほうか簡単でした。
https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-365.html
地蔵谷から西の尾根を越す道があったので、そこを通ったほうか簡単でした。 https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-365.html
交野山・国見山 地獄谷川最源流の左俣が弁財天の谷。
この先、3mくらいの枯滝を登ると平坦になる。
地獄谷川最源流の左俣が弁財天の谷。 この先、3mくらいの枯滝を登ると平坦になる。
交野山・国見山 すぐ左は宗円ころりの尾根なんで、いつでも退避できる。
すぐ左は宗円ころりの尾根なんで、いつでも退避できる。
交野山・国見山 ■5弁財天尾根西谷
写真18の続きで尾根先を巻いていくと若干の整備もあった。
■5弁財天尾根西谷 写真18の続きで尾根先を巻いていくと若干の整備もあった。
交野山・国見山 次の谷(萱尾八丁道)で谷が分岐します。昔はここから尾根(萱尾八丁尾根道)に登り、小松寺(江戸時代に廃寺)にお参りしたものと思われます。
左;弁財天尾根西谷
右:北山師岳南鞍部に至る
次の、■6吉本山東谷沢道(グランド水源道)では右俣から降りてきました。
次の谷(萱尾八丁道)で谷が分岐します。昔はここから尾根(萱尾八丁尾根道)に登り、小松寺(江戸時代に廃寺)にお参りしたものと思われます。 左;弁財天尾根西谷 右:北山師岳南鞍部に至る 次の、■6吉本山東谷沢道(グランド水源道)では右俣から降りてきました。
交野山・国見山 弁財天尾根も西谷はヌタ場でした。
弁財天尾根も西谷はヌタ場でした。
交野山・国見山 15分くらいで、北の小門跡の尾根に到達
15分くらいで、北の小門跡の尾根に到達
交野山・国見山 ■6吉本山東谷沢道(グランド水源道)
北山師岳の南鞍部から侵入
(振り返り写真)
■6吉本山東谷沢道(グランド水源道) 北山師岳の南鞍部から侵入 (振り返り写真)
交野山・国見山 多分、土塁堰堤
(振り返り写真)
多分、土塁堰堤 (振り返り写真)
交野山・国見山 22番写真の合流点から更に降ると大岩
22番写真の合流点から更に降ると大岩
交野山・国見山 誰かが石を挟んでいる
誰かが石を挟んでいる
交野山・国見山 グランド用の採水
グランド用の採水
交野山・国見山 涸れ滝
左を巻いた気がします。
涸れ滝 左を巻いた気がします。
交野山・国見山 突然古道現る!
突然古道現る!
交野山・国見山 しかし、このさき通行止めでした。今になって戻るのもできないので無理やり通りましたが・・・通行止めはいかがなものか?
しかし、このさき通行止めでした。今になって戻るのもできないので無理やり通りましたが・・・通行止めはいかがなものか?
交野山・国見山 ■7吉本山西谷(「茨尾谷」左俣)
南星台のビオトープから入ります。堰堤が目印
■7吉本山西谷(「茨尾谷」左俣) 南星台のビオトープから入ります。堰堤が目印
交野山・国見山 堰堤の先で谷が分岐します。ここは左俣に入る。
赤テープがあるので誰か入っている。
堰堤の先で谷が分岐します。ここは左俣に入る。 赤テープがあるので誰か入っている。
交野山・国見山 多数の大岩があって変化に富んだおもしろい谷
多数の大岩があって変化に富んだおもしろい谷
交野山・国見山 くぐる
くぐる
交野山・国見山 右手、大岸壁
右手、大岸壁
交野山・国見山 スリット!
スリット!
交野山・国見山 源頭部です。
源頭部です。
交野山・国見山 コルに登って振り返る。こんなとこ降る気がしない!
コルに登って振り返る。こんなとこ降る気がしない!
交野山・国見山 ■8「茨尾谷」(仮称)です。
吉本山西谷と地獄谷山東谷の根元が「茨尾谷」(仮称)という関係です。
■8「茨尾谷」(仮称)です。 吉本山西谷と地獄谷山東谷の根元が「茨尾谷」(仮称)という関係です。
交野山・国見山 ミニゴルジュ!?
南星台の住宅街まで100mでこのありさま
ミニゴルジュ!? 南星台の住宅街まで100mでこのありさま
交野山・国見山 どんつきは狭い滝でした。
ここで引き返す。
どんつきは狭い滝でした。 ここで引き返す。
交野山・国見山 ■9地獄谷山東谷(袋谷?、「茨尾谷」右俣)
南星台のビオトープから入っての堰堤先の分岐を右に。この辺りまでは明瞭な道があります。
■9地獄谷山東谷(袋谷?、「茨尾谷」右俣) 南星台のビオトープから入っての堰堤先の分岐を右に。この辺りまでは明瞭な道があります。
交野山・国見山 小滝がバンバンでてきますが、水はなし。
小滝がバンバンでてきますが、水はなし。
交野山・国見山 また滝
また滝
交野山・国見山 大岩の脇を
大岩の脇を
交野山・国見山 どんつきは滝でした。この日はスニーカーに毛の生えたような靴だったので突破できず。
どんつきは滝でした。この日はスニーカーに毛の生えたような靴だったので突破できず。
交野山・国見山 しかたなくこの斜面を登って地獄谷山に逃げました。
8年ほどしてやっとクリアできました。https://yamap.com/activities/9148763
しかたなくこの斜面を登って地獄谷山に逃げました。 8年ほどしてやっとクリアできました。https://yamap.com/activities/9148763

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