活動データ
タイム
12:38
距離
14.1km
のぼり
2012m
くだり
2012m
活動詳細
すべて見る今冬の目標だった爺ヶ岳・東尾根(冬季バリ)をテント泊で往復するルートにようやく挑戦し、 無事に完登することができました。 ちょっと不安なコースでもあるため、条件は慎重に選びました。 まずは、天候に心配がない気圧配置であり晴天であること、ある程度トレースに頼るために日曜入山にすること、体調は万全であること。 さすがにナイフリッジには少々緊張しましたが、岩とのミックスである西穂高の稜線に比べたらずいぶんマシでした。でも、下山時に雪が緩んでくると危険度は増しますので、こればっかりは晴天が裏目に出るところです。 幕営地はP3ピーク過ぎてすぐの場所にしました。 理由は、 ・雪のブロックがばっちり組んであったこと(おかげでスコップほぼ使わず) ・爺ヶ岳と鹿島槍の展望が抜群であること ・P3まで歩いてすぐのため、登ってきた東尾根や大町市街がよく見下ろせること があげられます。まぁなんといってもそこまで登ってくるのにお疲れだったってことがありますが・・最高の立地で終始、惚れ惚れしていました。 日曜には東尾根にテントは自分を入れて4組だったかな。 みんな尾根の好みの場所にバラバラに設営しているので、プライベート感は満載。これも最高の条件でした。 水は綺麗な雪からいくらでも作れるし、風がほとんどなく!まったく寒い思いはしませんでしたが、怖いくらい静かで山の神秘さを感じる夜でした。 翌日は調子に乗って爺ヶ岳の3つのピークを踏みましたが、しんどい巻道や足ズボ(もはや腰ズボ?!)に苦労しました。 でもやっぱり鹿島槍や剱岳をもっと眼前に見たい!という思いには勝てません👀 山を知るまでは寒い冬に外でこんな歩き回るモチベーションが自分のなかにあるとは思いませんでした。 温めていたプランを達成したときの嬉しさは今回もひとしお、レベルアップ感もあり。 やっぱり山をやってて良かったなとシンプルに思える、やりがいを感じる楽しい山行になりました。
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。