活動データ
タイム
07:03
距離
11.2km
のぼり
1060m
くだり
1059m
活動詳細
すべて見るもう2月 去年、スノーシューを買っちゃたので今年も1回くらいは使っとかないとせっかく買ったのにもったいないという貧乏根性が出てきた。 あと、去年北比良峠でテント泊されてる方が整地の為に雪を掘ってるのを見て面白そうだと思い買っておいたシャベルで雪堀もしてみたい。 いや、テント泊がしたいんじゃないんです。 夏の槍ヶ岳テン場でさえ寒さで歯をガチガチさせてるくらい寒いの苦手だから雪中テント泊なんて苦行な気がするからテントは張らない。 ただ、 雪掘って遊びたい。 こう言うことを言うと、毎日雪かきをする雪国の方にアホかと言われるんですが、雪の積もらないとこに住んでる私からすると雪かき、かまくら造りは憧れなんです。 さて、どこに行くべきか? 今年は平地でも雪が積もったりと雪が多い感じなのですが 意外に伊吹山は雪が少ないみたい。 それなら無難に去年見た北比良峠でやってみようとイン谷口に向かったのです。 湖西バイパスを降りたらいきなり路駐して登山準備してる方々がいる。 あれ?上の駐車場までいけないの?ここで停めようか? でも、こんな辺鄙なとこなら駐禁はないにしても交差点付近は危ないし、 と思いつつトロトロとちょっと進んだら、すぐに雪が出てきたものの轍ははっきり見えてて進めそう。 いや・・・、でも、ここで皆準備してるってことは上はやばいんだろうな って考えてるうちに後ろにジムニーが来た。 「とりあえず横に避けなきゃ」って思って、10cmほどしか積もってない道の端に車を避けたらそのままスタック。前にも後ろにも進めなくなっちゃいました。 斜めに突っ込んで止まっちゃった。 スタッドレスはまだ2年目だから山もまだまだ残ってるのに。 もうちょっと端に寄せたら、登山して降りてくるころには雪も融けてるだろうと持ってきたショベルで雪をちょっと掻いて車を動かしてがっつり雪の中に駐車。 雪遊び用のショベルがいきなり役に立った(笑) 登山準備を整えてるうちに何台か車が奥に進んでいきます。 やっぱり上に停めれたかなと思いつつ、もう完全スタックして動かないのであきらめて登山開始。 イン谷口に向かっていくと、橋のあるT字路手前の小さな駐車場付近で1台がスタックしてた。 こりゃ~、ショベルの出番だ! と、他の数名の方と一緒に脱出のお手伝いをさせてて頂いて無事に救助成功しました。 やはり除雪はT字路付近までで普通の車ならここまでが限界。 でも停めちゃうと切り返す場所で困るので、なるべく下の迷惑にならないとこに停めて歩くのが正解だと思います。 スタック騒動も一件落着して登山再開。 奥の駐車場にはジープが1台。さすがジープ!ここまで来れるなんてカッコいいですね。 登山口付近から結構な積雪量ですが、トレースがかなり付いてるのでアイゼンなくても歩けそう。 でも、私はどんくさいので滑ってコケる前に橋を渡ったところで早々のアイゼン装着です。 降雪直後ではなく何日かまともに降ってないみたいで登山道はトレースで歩きやすくなってました。 こりゃー北比良峠も積もりまくりだなと思っていたのですが、 北比良峠に到着してみると端の方は地面が見えるほど積もってなかった。 とりあえず景色を眺めながら温かいカフェオレで休憩しながら考える。 ここはあんまり掘れなさそう。 八雲ヶ原なら凹地だから吹き溜まりもあるだろうし、スノーシューで歩くのもいいだろうともうちょい進んでみることに。 八雲ヶ原へもしっかりトレースが付いていてスノーシューだと逆に歩きにくかった。 狭い道なので横に避けることも出来ず、トレースの溝をソロソロとスノーシューで歩きます。 ツボ足でボコボコになったトレースはスノーシューで歩くと時々一気に傾いて足首持っていかれそうになって怖かった。 昔、仕事中に足首ひねってくるぶしを真っ二つに骨折した経験があるので足を捻るのが怖いんです。 おっかなびっくり細いトレースを歩き続けると八雲ヶ原に出ました。 開けた綺麗な雪面! スノーシューで歩き放題です。 でも、池の上は下手に歩いてトレースをつけない方がいいらしいのでその辺は注意です。 さてどこで雪を掘ろう? と思いつつもうちょい歩きたい気分になり八雲ヶ原を抜けて登りに差し掛かりました。 登り嫌い!引き返そう! でも綺麗な雪面の登りをスノーシューで登るのも楽しそうだな?なんて思っちゃったので進みます。 雪が良い感じに締まっているのでそれほど沈み込まずに登っていけます。 これならトレースを登るのとそう違わない疲労感かも? ぐいぐい登ってくと良い感じでフラットで見晴らし良くて雪の積もりっぷりもいい感じの所を発見。 武奈ヶ岳まで行って帰り道に遊ぼうかと思いましたが、 時間的にも体力的にも武奈ヶ岳まで行っちゃうとめんどくさくなって雪堀しないだろうな~ と思ったので、武奈ヶ岳はあきらめて雪堀開始です。 事前に調べていたのは 1、まず、ある程度スノーシューで踏み固める 2,端からブロック状に切り出していって外周に積んでいく 3,雪洞の場合は横に掘り進む 4,竪穴なら掘りこんでいく って感じなのですが、掘ってすぐに感じましたが ブロックのまま積みあがらない。 踏み締めが甘いのか?雪質がさらっとしてるのか? 5割くらいの確率でブロックが崩れます。 でも、サクサクと雪を切って掘っていく作業が楽しい! 端から順番にショベルを四角くさしてソーっと持ち上げて積んでいきます。 そして、そこそこ掘った時にこれを横に掘り進んで雪洞か~ って考えると・・・。 絶対完成前に日が暮れる!(笑) もう結構腰が痛い!(笑) これはちょっとした竪穴掘って終わりにしよう!(笑) という結論になり 見た感じ 「墓穴」 という仕上がりで終了したのであります(笑) 実際テントを張るならもうちょい広く掘らないといけないし 雪の整地って大変ですね。 「体力的」に穴掘りは満足したので岐路に着きます。 スノーシュー北比良峠まで、そこから登山口まではアイゼンで下りました。 下りはスノーシューがとても楽しい!すごく雪のハイキングを満喫出来ました。 心配なのは朝スタックした自分の車。 これだけ良い天気なら車の周りの雪も溶けてるだろうと思っていたのですが、 車はアクセル踏んでもやはりキュルキュルとスタックしたまま。 50cmほど横の車が通ってるところは雪が溶けてアスファルトが見えてるのに・・・。 せっせとショベルでタイヤの周りの雪を退けてみると動かない理由がわかりました。 雪の下、アスファルト上2cmくらいは氷だった。 ショベルで突っついても部分的にしか氷は割れない。 下り坂なのでバック方向の雪を全部掻けば脱出できるけど結構な量になる。 はい、諦めてチェーンつけました。 チェーンつけたらあっけなく脱出成功。 毎年、豪雪の奥飛騨まで温泉旅行行ってたのに ここまで完全にスタックしたのは初めてです。 雪の斜面に停止も駐車もしてはいけない。 いい勉強になりました。
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