岩樋山・道後山・多里大山（持丸山）

登山口には多くの車が停まっていたのですが、到着時の山頂方面は暑い雲の中。それでも午後から天気が回復すると信じてスタート。 気温は程よく、ルートは終始なだらかなので汗をかくことなく快適です。ルート脇にはさまざまな草花が咲いていて写真に収めながら進みます。途中二組の登山客とすれ違ったのみで岩桶山山頂到着。ここはフウロソウがたくさん咲いていてなかなか綺麗。 景色も楽しみたいけど霧は晴れる気配がないので次の道後山へ。一組の登山客を追い越してすぐに山頂に着きましたが、やはり霧に覆われてました。道中、マツムシソウやワレモコウが咲いていて、この夏はあんなに暑かったのにもう季節は秋なんだと感じました。 そして最後の多里大山へ。分岐の看板から先は道幅も狭く、徐々に背丈ほどのササの中を藪漕ぎする羽目となりました。雨具を着るタイミングを逸してしまい山頂到着時にはずぶ濡れでシューズの中まで浸水し、歩くたびにグジュグジュ音が鳴る始末。当然ながら誰もいないのでおにぎりだけ頬張ってUターン。 道後山から岩桶山に向かう途中で少しだけ視界が開けたけど今日はここまで。汗より雨露の量が半端なく装備の重要さを思い知る山行となりました。