天辻峠から高野山~弘法大師の道の西端を歩く(弘法大師の道③)

2022.06.19(日) 日帰り

 先週、弘法大師の道が西へ曲がる大天井ヶ岳から小南峠まで歩きました。間はちょっと後回しにして、今週は、弘法大師の道の最西端、天辻峠から高野山までを歩きました。この区間は19kmほどありますが、最後の方は林道チックな道や車道歩きとなるので、いっきに行ってしまうのが良いようです。  天辻峠へのアクセスは、日本一長い路線バスで知られる八木新宮特急バスがありますが、朝一番早いのでも天辻峠は11時過ぎの到着。これでは高野山まで歩けませんので、今回は4名で、五条駅からタクシーで天辻峠まで入りました。五条駅~天辻峠は9,000円程度。今回はタクシーにお願いして、国道を離れ、峠の稜線まで登ってもらいました。  弘法大師の道は大天井ヶ岳から陣ヶ峰まで、右手に紀ノ川水系、左手に熊野川水系を見ながら西へと進みます。しかも、天辻峠から少し西に登ったところから陣ヶ峰までは、左に奈良県、右に和歌山県を見ながらの県境尾根でもあります。  天辻峠からしばらくで大日山。出屋敷峠まで急降下して、再び急登。こんどは白石岳。セト山から今井峠に下ってここでお昼休憩。高塚、城本山と過ぎて林道状の道に出ます。ここから三角点峰に二つ登ってみましたが、山頂名は無し。車道と合流してやがて天狗木峠。ここから陣ヶ峰ピストン。今日一番の高峰です。林道のような広い道なのに、その勾配は半端なし。大汗かいて陣ヶ峰の山頂。天狗木峠からは車道で高野山まで。ここはひたすら歩くのみ。気が付けば、奥の院入口の駐車場、そしてバス停まで来ていました。  途中、7つの三角点を見ることができました。最後の陣ヶ峰には一等三角点も。それと、一つだけいやな情報も。それは、アブさんです。車道に出たあたりから、体の周りをぶんぶん飛び回り、天狗木峠周辺が一番いっぱいいました。ムシヒキアブの一種だと思います。たまに、皮膚をかじるので、あ痛って感じ、痒くなってきます。高野山の街が近づくにつれ、知らない間にいなくなっていました。

JR五条駅。ここでタクシーに乗ります。

JR五条駅。ここでタクシーに乗ります。

JR五条駅。ここでタクシーに乗ります。

天辻峠の稜線まで登ってもらいました。道は舗装道で、まずまずの感じ。この車でも特に問題なく上がってくれました。料金は9,500円ほど。

天辻峠の稜線まで登ってもらいました。道は舗装道で、まずまずの感じ。この車でも特に問題なく上がってくれました。料金は9,500円ほど。

天辻峠の稜線まで登ってもらいました。道は舗装道で、まずまずの感じ。この車でも特に問題なく上がってくれました。料金は9,500円ほど。

峠にはウツギ(アジサイ科ウツギ属)が花盛り。卯の花とも呼ばれています。

峠にはウツギ(アジサイ科ウツギ属)が花盛り。卯の花とも呼ばれています。

峠にはウツギ(アジサイ科ウツギ属)が花盛り。卯の花とも呼ばれています。

スイカズラ(スイカズラ科スイカズラ属)もウツギに混じって咲いてました。咲いた時は薄いピンク、時間がたつと黄色に変わる花です。

スイカズラ(スイカズラ科スイカズラ属)もウツギに混じって咲いてました。咲いた時は薄いピンク、時間がたつと黄色に変わる花です。

スイカズラ(スイカズラ科スイカズラ属)もウツギに混じって咲いてました。咲いた時は薄いピンク、時間がたつと黄色に変わる花です。

さあ、ここから尾根道に入ります。秋は松茸止山となるので要注意です。入ったらすぐ左へ。ここの標高はほぼ790m。

さあ、ここから尾根道に入ります。秋は松茸止山となるので要注意です。入ったらすぐ左へ。ここの標高はほぼ790m。

さあ、ここから尾根道に入ります。秋は松茸止山となるので要注意です。入ったらすぐ左へ。ここの標高はほぼ790m。

尾根に乗りました。広くて良い道です。

尾根に乗りました。広くて良い道です。

尾根に乗りました。広くて良い道です。

昨日は雨が結構降ったようです。道にはカエルさんがいっぱい。ヤマアカガエルのようです。

昨日は雨が結構降ったようです。道にはカエルさんがいっぱい。ヤマアカガエルのようです。

昨日は雨が結構降ったようです。道にはカエルさんがいっぱい。ヤマアカガエルのようです。

こちらはヒキガエル君。

こちらはヒキガエル君。

こちらはヒキガエル君。

少し登ったところに建物が。地形図では鉄塔のマークがありますが、鉄塔は立っていません。

少し登ったところに建物が。地形図では鉄塔のマークがありますが、鉄塔は立っていません。

少し登ったところに建物が。地形図では鉄塔のマークがありますが、鉄塔は立っていません。

もう少し登った最初のピーク。大日山という看板が6つ、大日岳が1つかかっていました。

もう少し登った最初のピーク。大日山という看板が6つ、大日岳が1つかかっていました。

もう少し登った最初のピーク。大日山という看板が6つ、大日岳が1つかかっていました。

三等三角点「大日岳」、標高は897.3mです。

三等三角点「大日岳」、標高は897.3mです。

三等三角点「大日岳」、標高は897.3mです。

尾根はモチツツジ(ツツジ科ツツジ属)がたくさん咲いていました。

尾根はモチツツジ(ツツジ科ツツジ属)がたくさん咲いていました。

尾根はモチツツジ(ツツジ科ツツジ属)がたくさん咲いていました。

良い尾根道です。弘法大師の道は大日山の手前から、奈良県五條市(左)と和歌山県高野町の県境尾根道となっています。

良い尾根道です。弘法大師の道は大日山の手前から、奈良県五條市(左)と和歌山県高野町の県境尾根道となっています。

良い尾根道です。弘法大師の道は大日山の手前から、奈良県五條市(左)と和歌山県高野町の県境尾根道となっています。

アカマツが多いのが、先週のこの尾根の大峰寄りと違うところです。

アカマツが多いのが、先週のこの尾根の大峰寄りと違うところです。

アカマツが多いのが、先週のこの尾根の大峰寄りと違うところです。

アカマツの枯葉と白くて小さなキノコ。

アカマツの枯葉と白くて小さなキノコ。

アカマツの枯葉と白くて小さなキノコ。

前回見た「弘法大師の道」の木の看板に変わって、今回は「学術調査隊」の看板を何度も見ました。

前回見た「弘法大師の道」の木の看板に変わって、今回は「学術調査隊」の看板を何度も見ました。

前回見た「弘法大師の道」の木の看板に変わって、今回は「学術調査隊」の看板を何度も見ました。

出屋敷峠手前の鉄塔下。これから歩く尾根が見えています。鉄塔の後に峠の西の白石岳903m。右にはセト山908m。

出屋敷峠手前の鉄塔下。これから歩く尾根が見えています。鉄塔の後に峠の西の白石岳903m。右にはセト山908m。

出屋敷峠手前の鉄塔下。これから歩く尾根が見えています。鉄塔の後に峠の西の白石岳903m。右にはセト山908m。

鉄塔の先、南東を見ると、電線の後に、唐笠山1118m。以前、天和山に登った際、よく見えた山です。右は行者山1025m。

鉄塔の先、南東を見ると、電線の後に、唐笠山1118m。以前、天和山に登った際、よく見えた山です。右は行者山1025m。

鉄塔の先、南東を見ると、電線の後に、唐笠山1118m。以前、天和山に登った際、よく見えた山です。右は行者山1025m。

ヒカゲノカズラの大群生。

ヒカゲノカズラの大群生。

ヒカゲノカズラの大群生。

峠に向けて、急降下です。紐がないと滑るほど。

峠に向けて、急降下です。紐がないと滑るほど。

峠に向けて、急降下です。紐がないと滑るほど。

今日一番低いポイント、656mの出屋敷峠です。車道が越えています。

今日一番低いポイント、656mの出屋敷峠です。車道が越えています。

今日一番低いポイント、656mの出屋敷峠です。車道が越えています。

Kobo Trailは高野山の壇上伽藍まで。まだこの先17.9km。

Kobo Trailは高野山の壇上伽藍まで。まだこの先17.9km。

Kobo Trailは高野山の壇上伽藍まで。まだこの先17.9km。

なかなかの急登。途中、ツチグリを見つけました。写真撮る名目でしばし休息。

なかなかの急登。途中、ツチグリを見つけました。写真撮る名目でしばし休息。

なかなかの急登。途中、ツチグリを見つけました。写真撮る名目でしばし休息。

これってキノコ??真っ白なチューリップの葉のようなものが地中から。

これってキノコ??真っ白なチューリップの葉のようなものが地中から。

これってキノコ??真っ白なチューリップの葉のようなものが地中から。

出屋敷峠から登ること247m、やっと白石岳に到着。標高は903m。

出屋敷峠から登ること247m、やっと白石岳に到着。標高は903m。

出屋敷峠から登ること247m、やっと白石岳に到着。標高は903m。

登ったり下ったりを繰り返す尾根道。途中の915mピークは特に何もなし。このあたりから左の奈良県側は五條市から野迫川村になりました。

登ったり下ったりを繰り返す尾根道。途中の915mピークは特に何もなし。このあたりから左の奈良県側は五條市から野迫川村になりました。

登ったり下ったりを繰り返す尾根道。途中の915mピークは特に何もなし。このあたりから左の奈良県側は五條市から野迫川村になりました。

再び、ヒキガエル君に遭遇。あんまりのんびりしてたら踏まれちゃうよ!

再び、ヒキガエル君に遭遇。あんまりのんびりしてたら踏まれちゃうよ!

再び、ヒキガエル君に遭遇。あんまりのんびりしてたら踏まれちゃうよ!

メガホンのようなキノコには昨日の雨が溜まっていました。

メガホンのようなキノコには昨日の雨が溜まっていました。

メガホンのようなキノコには昨日の雨が溜まっていました。

次のピークにはセト山の名前。

次のピークにはセト山の名前。

次のピークにはセト山の名前。

山頂札もいっぱいかかっています。

山頂札もいっぱいかかっています。

山頂札もいっぱいかかっています。

セト山にあった三等三角点。点名は「今井」、標高は907.5m。

セト山にあった三等三角点。点名は「今井」、標高は907.5m。

セト山にあった三等三角点。点名は「今井」、標高は907.5m。

少し下って今井峠。ここで、お昼休憩にしました。今井は、ここから南に下った野迫川村の集落名です。

少し下って今井峠。ここで、お昼休憩にしました。今井は、ここから南に下った野迫川村の集落名です。

少し下って今井峠。ここで、お昼休憩にしました。今井は、ここから南に下った野迫川村の集落名です。

この辺りから、尾根道は忠実に尾根線を辿らずに、左右に巻くことがおおくなりました。しんどい時には助かります。

この辺りから、尾根道は忠実に尾根線を辿らずに、左右に巻くことがおおくなりました。しんどい時には助かります。

この辺りから、尾根道は忠実に尾根線を辿らずに、左右に巻くことがおおくなりました。しんどい時には助かります。

紀和トンネルの上にある四等三角点「紀和隧道」、標高は794.4m。

紀和トンネルの上にある四等三角点「紀和隧道」、標高は794.4m。

紀和トンネルの上にある四等三角点「紀和隧道」、標高は794.4m。

両側が松茸山。網に隔てられたトレイルを登っていきます。なかなかの急登。息が上がります。

両側が松茸山。網に隔てられたトレイルを登っていきます。なかなかの急登。息が上がります。

両側が松茸山。網に隔てられたトレイルを登っていきます。なかなかの急登。息が上がります。

熊も出るのかな?

熊も出るのかな?

熊も出るのかな?

紀和トンネル上から100mほど登ると、標高900mの高塚。

紀和トンネル上から100mほど登ると、標高900mの高塚。

紀和トンネル上から100mほど登ると、標高900mの高塚。

ここにも、いくつかの山頂票が掛かっていました。

ここにも、いくつかの山頂票が掛かっていました。

ここにも、いくつかの山頂票が掛かっていました。

両側が自然林に。今回最初で最後か。この先また植林帯に。

両側が自然林に。今回最初で最後か。この先また植林帯に。

両側が自然林に。今回最初で最後か。この先また植林帯に。

半時間ほど、写真を撮るのも忘れてひたすら歩き。三角点のあるピークを少し過ぎて、戻る形でピークへ。そこには城本山の名前が。

半時間ほど、写真を撮るのも忘れてひたすら歩き。三角点のあるピークを少し過ぎて、戻る形でピークへ。そこには城本山の名前が。

半時間ほど、写真を撮るのも忘れてひたすら歩き。三角点のあるピークを少し過ぎて、戻る形でピークへ。そこには城本山の名前が。

そして、三等三角点「才子峠」、標高938.5mがあります。

そして、三等三角点「才子峠」、標高938.5mがあります。

そして、三等三角点「才子峠」、標高938.5mがあります。

ここにも山頂票。

ここにも山頂票。

ここにも山頂票。

南へ大きな尾根が派生するあたりを過ぎると、道が林道のように太くなりました。

南へ大きな尾根が派生するあたりを過ぎると、道が林道のように太くなりました。

南へ大きな尾根が派生するあたりを過ぎると、道が林道のように太くなりました。

両側植林の間を林道状の尾根道が続きます。

両側植林の間を林道状の尾根道が続きます。

両側植林の間を林道状の尾根道が続きます。

ヌタ場のような水溜まりに、オタマ、オタマ、オタマ!

ヌタ場のような水溜まりに、オタマ、オタマ、オタマ!

ヌタ場のような水溜まりに、オタマ、オタマ、オタマ!

四等三角点「石木谷」は、オタマジャクシの水たまりから少し戻った尾根の上。

四等三角点「石木谷」は、オタマジャクシの水たまりから少し戻った尾根の上。

四等三角点「石木谷」は、オタマジャクシの水たまりから少し戻った尾根の上。

標高は901.1m。ここに山頂名は無く、点名が書かれています。

標高は901.1m。ここに山頂名は無く、点名が書かれています。

標高は901.1m。ここに山頂名は無く、点名が書かれています。

カローラが一台。いつからここにいるのかな?

カローラが一台。いつからここにいるのかな?

カローラが一台。いつからここにいるのかな?

ここは鐘割峠というようです。

ここは鐘割峠というようです。

ここは鐘割峠というようです。

次の四等三角点「上垣内」には、東から登ってしまいましたが、西から登ったら林道からすぐです。標高956.5mです。

次の四等三角点「上垣内」には、東から登ってしまいましたが、西から登ったら林道からすぐです。標高956.5mです。

次の四等三角点「上垣内」には、東から登ってしまいましたが、西から登ったら林道からすぐです。標高956.5mです。

下から登ってきた車道と合流する少し手前、東が見えました。後方うっすらと大峰山脈の主峰。ここはもう一度晴れた日に見たい景色です。

下から登ってきた車道と合流する少し手前、東が見えました。後方うっすらと大峰山脈の主峰。ここはもう一度晴れた日に見たい景色です。

下から登ってきた車道と合流する少し手前、東が見えました。後方うっすらと大峰山脈の主峰。ここはもう一度晴れた日に見たい景色です。

アスファルト舗装の車道に出ました。ときおり車も走っていきました。

アスファルト舗装の車道に出ました。ときおり車も走っていきました。

アスファルト舗装の車道に出ました。ときおり車も走っていきました。

車道脇に咲いていたハナニガナ(キク科ニガナ属)は舌状花が7~11個。

車道脇に咲いていたハナニガナ(キク科ニガナ属)は舌状花が7~11個。

車道脇に咲いていたハナニガナ(キク科ニガナ属)は舌状花が7~11個。

マルミノヤマゴボウ(ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属)下から順に咲きます。

マルミノヤマゴボウ(ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属)下から順に咲きます。

マルミノヤマゴボウ(ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属)下から順に咲きます。

車道の下には大群生もありました。

車道の下には大群生もありました。

車道の下には大群生もありました。

役行者像でしょう。

役行者像でしょう。

役行者像でしょう。

天狗木峠に到着です。三叉路脇に「高野大峯歴史街道」の石碑

天狗木峠に到着です。三叉路脇に「高野大峯歴史街道」の石碑

天狗木峠に到着です。三叉路脇に「高野大峯歴史街道」の石碑

そのわきに咲くジギタリス(オオバコ科ジギタリス属)かわいい花なんですが・・・。

そのわきに咲くジギタリス(オオバコ科ジギタリス属)かわいい花なんですが・・・。

そのわきに咲くジギタリス(オオバコ科ジギタリス属)かわいい花なんですが・・・。

三叉路を少しだけ南に行くと、陣ヶ峰の登山口。標高約990m。

三叉路を少しだけ南に行くと、陣ヶ峰の登山口。標高約990m。

三叉路を少しだけ南に行くと、陣ヶ峰の登山口。標高約990m。

登山口入口近くに咲いているウツギはややピンクがかかった小花。

登山口入口近くに咲いているウツギはややピンクがかかった小花。

登山口入口近くに咲いているウツギはややピンクがかかった小花。

ヒメウツギ(アジサイ科ウツギ属)でしょう。

ヒメウツギ(アジサイ科ウツギ属)でしょう。

ヒメウツギ(アジサイ科ウツギ属)でしょう。

陣ヶ峰への登路。広いですが、なかなか急。山頂まで標高差120mほど。

陣ヶ峰への登路。広いですが、なかなか急。山頂まで標高差120mほど。

陣ヶ峰への登路。広いですが、なかなか急。山頂まで標高差120mほど。

ここが一番急なところ。下りは滑りました。

ここが一番急なところ。下りは滑りました。

ここが一番急なところ。下りは滑りました。

こちらのニガナ(キク科ニガナ属)は舌状花が5個。

こちらのニガナ(キク科ニガナ属)は舌状花が5個。

こちらのニガナ(キク科ニガナ属)は舌状花が5個。

着きました。陣ヶ峰の山頂です。一等三角点「陣ヶ嶺」、標高1106.2m。久々に見る一等の大きな石票。

着きました。陣ヶ峰の山頂です。一等三角点「陣ヶ嶺」、標高1106.2m。久々に見る一等の大きな石票。

着きました。陣ヶ峰の山頂です。一等三角点「陣ヶ嶺」、標高1106.2m。久々に見る一等の大きな石票。

山頂の先から南が見えました。右が荒神岳1260m。左が立里荒神社のある峰。毎月、弘法大師が参詣に行ったところです。いっぱい飛んでるアブが写っていますね。

山頂の先から南が見えました。右が荒神岳1260m。左が立里荒神社のある峰。毎月、弘法大師が参詣に行ったところです。いっぱい飛んでるアブが写っていますね。

山頂の先から南が見えました。右が荒神岳1260m。左が立里荒神社のある峰。毎月、弘法大師が参詣に行ったところです。いっぱい飛んでるアブが写っていますね。

その右。遠方に、高野龍神スカイラインが通る水ヶ峰と、その周辺のピーク。

その右。遠方に、高野龍神スカイラインが通る水ヶ峰と、その周辺のピーク。

その右。遠方に、高野龍神スカイラインが通る水ヶ峰と、その周辺のピーク。

陣ヶ峰を下り、天狗木峠に戻って、高野山への車道を進みます。ここはもう県境稜線ではなく、和歌山県にとっぷり。コアジサイ(アジサイ科アジサイ属)

陣ヶ峰を下り、天狗木峠に戻って、高野山への車道を進みます。ここはもう県境稜線ではなく、和歌山県にとっぷり。コアジサイ(アジサイ科アジサイ属)

陣ヶ峰を下り、天狗木峠に戻って、高野山への車道を進みます。ここはもう県境稜線ではなく、和歌山県にとっぷり。コアジサイ(アジサイ科アジサイ属)

サルナシ(マタタビ科マタタビ属)小さなキウイのような実がなります。

サルナシ(マタタビ科マタタビ属)小さなキウイのような実がなります。

サルナシ(マタタビ科マタタビ属)小さなキウイのような実がなります。

南側の眺望

南側の眺望

南側の眺望

ついに高野山に着きました。奥の院の入口です。今日はここで歩きは終了。バスで高野山駅へ。

ついに高野山に着きました。奥の院の入口です。今日はここで歩きは終了。バスで高野山駅へ。

ついに高野山に着きました。奥の院の入口です。今日はここで歩きは終了。バスで高野山駅へ。

高野山駅から、ケーブル、電車で帰途につきました。

高野山駅から、ケーブル、電車で帰途につきました。

高野山駅から、ケーブル、電車で帰途につきました。

この爪とぎ、大好きだニャー。真ん中が凹んでて、寝るのにもぴったりだニャ。
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この爪とぎ、大好きだニャー。真ん中が凹んでて、寝るのにもぴったりだニャ。

この爪とぎ、大好きだニャー。真ん中が凹んでて、寝るのにもぴったりだニャ。

JR五条駅。ここでタクシーに乗ります。

天辻峠の稜線まで登ってもらいました。道は舗装道で、まずまずの感じ。この車でも特に問題なく上がってくれました。料金は9,500円ほど。

峠にはウツギ(アジサイ科ウツギ属)が花盛り。卯の花とも呼ばれています。

スイカズラ(スイカズラ科スイカズラ属)もウツギに混じって咲いてました。咲いた時は薄いピンク、時間がたつと黄色に変わる花です。

さあ、ここから尾根道に入ります。秋は松茸止山となるので要注意です。入ったらすぐ左へ。ここの標高はほぼ790m。

尾根に乗りました。広くて良い道です。

昨日は雨が結構降ったようです。道にはカエルさんがいっぱい。ヤマアカガエルのようです。

こちらはヒキガエル君。

少し登ったところに建物が。地形図では鉄塔のマークがありますが、鉄塔は立っていません。

もう少し登った最初のピーク。大日山という看板が6つ、大日岳が1つかかっていました。

三等三角点「大日岳」、標高は897.3mです。

尾根はモチツツジ(ツツジ科ツツジ属)がたくさん咲いていました。

良い尾根道です。弘法大師の道は大日山の手前から、奈良県五條市(左)と和歌山県高野町の県境尾根道となっています。

アカマツが多いのが、先週のこの尾根の大峰寄りと違うところです。

アカマツの枯葉と白くて小さなキノコ。

前回見た「弘法大師の道」の木の看板に変わって、今回は「学術調査隊」の看板を何度も見ました。

出屋敷峠手前の鉄塔下。これから歩く尾根が見えています。鉄塔の後に峠の西の白石岳903m。右にはセト山908m。

鉄塔の先、南東を見ると、電線の後に、唐笠山1118m。以前、天和山に登った際、よく見えた山です。右は行者山1025m。

ヒカゲノカズラの大群生。

峠に向けて、急降下です。紐がないと滑るほど。

今日一番低いポイント、656mの出屋敷峠です。車道が越えています。

Kobo Trailは高野山の壇上伽藍まで。まだこの先17.9km。

なかなかの急登。途中、ツチグリを見つけました。写真撮る名目でしばし休息。

これってキノコ??真っ白なチューリップの葉のようなものが地中から。

出屋敷峠から登ること247m、やっと白石岳に到着。標高は903m。

登ったり下ったりを繰り返す尾根道。途中の915mピークは特に何もなし。このあたりから左の奈良県側は五條市から野迫川村になりました。

再び、ヒキガエル君に遭遇。あんまりのんびりしてたら踏まれちゃうよ!

メガホンのようなキノコには昨日の雨が溜まっていました。

次のピークにはセト山の名前。

山頂札もいっぱいかかっています。

セト山にあった三等三角点。点名は「今井」、標高は907.5m。

少し下って今井峠。ここで、お昼休憩にしました。今井は、ここから南に下った野迫川村の集落名です。

この辺りから、尾根道は忠実に尾根線を辿らずに、左右に巻くことがおおくなりました。しんどい時には助かります。

紀和トンネルの上にある四等三角点「紀和隧道」、標高は794.4m。

両側が松茸山。網に隔てられたトレイルを登っていきます。なかなかの急登。息が上がります。

熊も出るのかな?

紀和トンネル上から100mほど登ると、標高900mの高塚。

ここにも、いくつかの山頂票が掛かっていました。

両側が自然林に。今回最初で最後か。この先また植林帯に。

半時間ほど、写真を撮るのも忘れてひたすら歩き。三角点のあるピークを少し過ぎて、戻る形でピークへ。そこには城本山の名前が。

そして、三等三角点「才子峠」、標高938.5mがあります。

ここにも山頂票。

南へ大きな尾根が派生するあたりを過ぎると、道が林道のように太くなりました。

両側植林の間を林道状の尾根道が続きます。

ヌタ場のような水溜まりに、オタマ、オタマ、オタマ!

四等三角点「石木谷」は、オタマジャクシの水たまりから少し戻った尾根の上。

標高は901.1m。ここに山頂名は無く、点名が書かれています。

カローラが一台。いつからここにいるのかな?

ここは鐘割峠というようです。

次の四等三角点「上垣内」には、東から登ってしまいましたが、西から登ったら林道からすぐです。標高956.5mです。

下から登ってきた車道と合流する少し手前、東が見えました。後方うっすらと大峰山脈の主峰。ここはもう一度晴れた日に見たい景色です。

アスファルト舗装の車道に出ました。ときおり車も走っていきました。

車道脇に咲いていたハナニガナ(キク科ニガナ属)は舌状花が7~11個。

マルミノヤマゴボウ(ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属)下から順に咲きます。

車道の下には大群生もありました。

役行者像でしょう。

天狗木峠に到着です。三叉路脇に「高野大峯歴史街道」の石碑

そのわきに咲くジギタリス(オオバコ科ジギタリス属)かわいい花なんですが・・・。

三叉路を少しだけ南に行くと、陣ヶ峰の登山口。標高約990m。

登山口入口近くに咲いているウツギはややピンクがかかった小花。

ヒメウツギ(アジサイ科ウツギ属)でしょう。

陣ヶ峰への登路。広いですが、なかなか急。山頂まで標高差120mほど。

ここが一番急なところ。下りは滑りました。

こちらのニガナ(キク科ニガナ属)は舌状花が5個。

着きました。陣ヶ峰の山頂です。一等三角点「陣ヶ嶺」、標高1106.2m。久々に見る一等の大きな石票。

山頂の先から南が見えました。右が荒神岳1260m。左が立里荒神社のある峰。毎月、弘法大師が参詣に行ったところです。いっぱい飛んでるアブが写っていますね。

その右。遠方に、高野龍神スカイラインが通る水ヶ峰と、その周辺のピーク。

陣ヶ峰を下り、天狗木峠に戻って、高野山への車道を進みます。ここはもう県境稜線ではなく、和歌山県にとっぷり。コアジサイ(アジサイ科アジサイ属)

サルナシ(マタタビ科マタタビ属)小さなキウイのような実がなります。

南側の眺望

ついに高野山に着きました。奥の院の入口です。今日はここで歩きは終了。バスで高野山駅へ。

高野山駅から、ケーブル、電車で帰途につきました。

この爪とぎ、大好きだニャー。真ん中が凹んでて、寝るのにもぴったりだニャ。