タバデンデエロと三座目の熊倉山

2022.03.13(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 3
休憩時間
44
距離
13.1 km
のぼり / くだり
1232 / 1306 m
3 24
28
30
1 15
1

活動詳細

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冬は想いを登ります。 『タバデンデエロ』  飛竜山から南に伸びるミカサ尾根は前飛竜で南東に向きを変え、サヲラ峠(竿裏峠)からは天平尾根と名前を変える。「天平」をデンデエロとかデンデイロと呼ぶ。 地形図を見ても緩やかで広い等高線が続いている。「デンデエロ」名前に引かれるよね、フラフラ、ユラユラ、ゆっだどゆっだど歩きたいな。  昨年の夏、長沢背稜を完結させた後、雲取山荘に泊まった。デンデエロ経由で帰るつもりで未明に靴紐を結んでいたら、小屋主(新太郎さんのご子息)から、「昨夜崖崩れがあり青梅街道は通行止め、バスは奥多摩湖までしか来ない」と教えられて断念した「デンデエロ」。 想いを深めて「天高く平な尾根」へ行ってきました。 『熊倉山』  秩父の熊倉山(1426.5m)は、二回登っている。 一回目の、拙著「亮さんの山に行って来た2」に載せた熊倉山の紀行は、書いた本人が読むたびに毎回胸熱になる。自分にとって聖山です。 二回目の山行は昨年7月にyamapにUPしました。  笹尾根の熊倉山(966m)は、ニ回通過している。 「熊倉山」と、軍刀利神社の元社が建つ「軍刀利山」と、その間にある「軍茶利山」は、標高もほぼ同じできれいに並んでいる。遠くから山波が重なって見えるとき、熊倉山三兄弟で笹尾根が同定出来る。  丹波の熊倉山(1,624m)は、今回南斜面のバリエーションルートを登ったが、とてもキツかった。 標高差1,000mの8割が急斜面、秩父の熊倉山も標高差1,000mを超えたが登山道はあった、しかしこちらは道が無く、踏ん張れない斜面も多い。地形図で等高線の間隔が広いところは隠れピークになっていて、これでもかとボディブローを叩き込まれる。 そして、丹波山村からはもちろん、登山中も山頂は全く見えず、山頂に出て初めてピークを目にする寂峯 しかし、そこからのミカサ尾根はとても気持ちが良い空間なのです。  デンデエロは広葉樹やカラマツの多い場所で、春や秋にはとてもきれいなはずです、またいつか歩けたらいいな・・。 木が多くて写真は撮れてませんが、葉が無いこの時期は樹間にたくさんの山が見えました。 大菩薩・小金沢連峰・雁ヶ腹摺山・雲取山から連なる山は今だからこそ見えたと、大満足の山遊びでした。

雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 奥多摩駅発バスの終点「丹波バス停」で下りたのは2名、同乗の男性が向かった登山口案内板は、地図表記「サヲラ峠」ではなく「サヲウラ峠」になっている
奥多摩駅発バスの終点「丹波バス停」で下りたのは2名、同乗の男性が向かった登山口案内板は、地図表記「サヲラ峠」ではなく「サヲウラ峠」になっている
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山  菜花咲きにけりそれから一人山  亮

国道141を柳沢峠方向の歩く
今日、唯一の花の写真
 菜花咲きにけりそれから一人山  亮 国道141を柳沢峠方向の歩く 今日、唯一の花の写真
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 東京湾に流れる「多摩川」は、小河内ダムの上流では「丹波川」です。

  山峡の水と戯る風温かし  亮
東京湾に流れる「多摩川」は、小河内ダムの上流では「丹波川」です。   山峡の水と戯る風温かし  亮
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 「丹波川」は、正面の稜線の向こうでさらに「一ノ瀬川」と名前を変えていよいよ「多摩川」源流域になります。
「丹波川」は、正面の稜線の向こうでさらに「一ノ瀬川」と名前を変えていよいよ「多摩川」源流域になります。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 頌徳(しょうとく)碑の脇から熊倉尾根に取付く(660m)
頌徳(しょうとく)碑の脇から熊倉尾根に取付く(660m)
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 いきなりの急登
いきなりの急登
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 緩まない急登
緩まない急登
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 一旦傾斜が緩む(800m)
今日は暑いです、水分補給しここからは半そでで歩きます。
一旦傾斜が緩む(800m) 今日は暑いです、水分補給しここからは半そでで歩きます。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 大きなモミの木が連続する尾根です
大きなモミの木が連続する尾根です
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 馬酔木も多い
馬酔木も多い
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 97%が山林の丹波山村はモミも年季が入ってる。
97%が山林の丹波山村はモミも年季が入ってる。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 滑車・ワイヤーが残置(1,030m)
滑車・ワイヤーが残置(1,030m)
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 P1106から、
左は前飛竜、
右はサヲラ峠手前の1,477ピーク
熊倉山は正面の尾根筋の後ろに隠れている。
P1106から、 左は前飛竜、 右はサヲラ峠手前の1,477ピーク 熊倉山は正面の尾根筋の後ろに隠れている。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 尾根は露岩状になる(1,160m)
尾根は露岩状になる(1,160m)
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 黒川鶏冠山
黒川鶏冠山
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 大モミの木(1,570m)
もう山頂は近いと思った途端、ハラヘッタァー
根に腰掛けてお昼にします
大モミの木(1,570m) もう山頂は近いと思った途端、ハラヘッタァー 根に腰掛けてお昼にします
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 山頂を隠してたちはだかっている漢だね。
君の後ろが山頂のはず
山頂を隠してたちはだかっている漢だね。 君の後ろが山頂のはず
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 三角点(1,624.0m)
三角点(1,624.0m)
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 「熊倉山」三座目制覇です
「熊倉山」三座目制覇です
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 熊倉山(火打岩)
 登って来た尾根の右側の谷が火打石沢
熊倉山(火打岩)  登って来た尾根の右側の谷が火打石沢
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 山頂から北西の樹間に前飛竜
山頂から北西の樹間に前飛竜
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 北東には雲取山
北東には雲取山
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 直下は急斜面です
直下は急斜面です
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 急斜面はすぐに終わり、そこからは広い雑木林の中を進みます。
急斜面はすぐに終わり、そこからは広い雑木林の中を進みます。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 背後から「こんにちはぁ」に、ビックリ
トレイルランナー3人が追い越して行った。
今日の山では3人に会った。
背後から「こんにちはぁ」に、ビックリ トレイルランナー3人が追い越して行った。 今日の山では3人に会った。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 膝までの落ち葉
膝までの落ち葉
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 落葉を踏みしめてではなく、落ち葉をラッセル
落葉を踏みしめてではなく、落ち葉をラッセル
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 雑木を透かした空は浅縹色、春の空の色
(あさはなだいろ)
雑木を透かした空は浅縹色、春の空の色 (あさはなだいろ)
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 大菩薩嶺
葉が茂ったら展望が無い登山道ですが、今は樹間に山がたくさん見えます
写真には撮れませんが
大菩薩嶺 葉が茂ったら展望が無い登山道ですが、今は樹間に山がたくさん見えます 写真には撮れませんが
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 少し前から一緒に歩いてくれた蝶は
「キタテハ」
少し前から一緒に歩いてくれた蝶は 「キタテハ」
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 ブナが並び
ブナが並び
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 あえて登山道を外して歩いています。
あえて登山道を外して歩いています。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 何処でも歩ける此処が好きです。
何処でも歩ける此処が好きです。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 あれは・・
雁ケ腹摺山と大樺ノ頭
あれは・・ 雁ケ腹摺山と大樺ノ頭
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 サヲラ峠が見えてきた
サヲラ峠が見えてきた
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 峠には氷川神社の小祠
峠には氷川神社の小祠
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 四方向に矢印がある「竿裏峠」名前の由来は
地形図が竿の先端が跳ねた様だからとか、
??・判らない
四方向に矢印がある「竿裏峠」名前の由来は 地形図が竿の先端が跳ねた様だからとか、 ??・判らない
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 平かな尾根です
平かな尾根です
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 飛竜山に連なる山並み
飛竜山に連なる山並み
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 からまつの林の道は、
われのみか、ひともかよひぬ。
・・・
カラまつの林に入りて、
また広く道はつづけり。
・・・
 北原白春(ハックション)
からまつの林の道は、 われのみか、ひともかよひぬ。 ・・・ カラまつの林に入りて、 また広く道はつづけり。 ・・・  北原白春(ハックション)
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 秋には黄金色の落ち葉が降る
秋には黄金色の落ち葉が降る
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 丹波天平の手前
開けた場所が現れた
丹波天平の手前 開けた場所が現れた
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 先週歩いた、ウノタワみたいな場所
の先に
先週歩いた、ウノタワみたいな場所 の先に
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 丹波天平
丹波天平
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山   冬木立広げて朗らやでんてえろ  亮
  冬木立広げて朗らやでんてえろ  亮
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 たくさんの丸太ベンチ
缶ビールが欲しいな
たくさんの丸太ベンチ 缶ビールが欲しいな
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 保之瀬天平方面に
保之瀬天平方面に
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 赤松の林もあります
赤松の林もあります
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 何やらの小祠
何やらの小祠
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 赤松林の林床は、幼松に覆われています。
赤松林の林床は、幼松に覆われています。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 又開けた場所が有ります。
又開けた場所が有ります。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 保之瀬天平(ほうのせでんでえろ)に近いのですが、ロープアウトされている。
入れないのですか?
おそらく、平かな場所なので迷わないようにか
保之瀬天平(ほうのせでんでえろ)に近いのですが、ロープアウトされている。 入れないのですか? おそらく、平かな場所なので迷わないようにか
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 ヘビもにらんでいるし、
ヘビもにらんでいるし、
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 地形図だと、この先のピークに🗻保之瀬天平の地名がある。ロープの外から撮る。
バスの間に合うようにここから少し急ぎます
地形図だと、この先のピークに🗻保之瀬天平の地名がある。ロープの外から撮る。 バスの間に合うようにここから少し急ぎます
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 廃屋跡に出た
廃屋跡に出た
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 中腹道を進みますが、
地図には危険🔺マーク
中腹道を進みますが、 地図には危険🔺マーク
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 靴底の幅しかない
靴底の幅しかない
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 廃屋
廃屋
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 廃屋
高畑集落跡です。
廃屋 高畑集落跡です。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山   一村が全て廃屋枯葉道  亮
  一村が全て廃屋枯葉道  亮
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 竈門炭治郎の仕事場跡かもね
竈門炭治郎の仕事場跡かもね
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 左上の墓に続く道に合流
左上の墓に続く道に合流
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 国道141の登山口
15:26下山
国道141の登山口 15:26下山
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 奥多摩行は16:01
30分前に到着
これを逃すと18:30なので後半は飛ばしました。
奥多摩行は16:01 30分前に到着 これを逃すと18:30なので後半は飛ばしました。

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