活動データ
タイム
06:03
距離
13.1km
のぼり
1232m
くだり
1306m
活動詳細
すべて見る冬は想いを登ります。 『タバデンデエロ』 飛竜山から南に伸びるミカサ尾根は前飛竜で南東に向きを変え、サヲラ峠(竿裏峠)からは天平尾根と名前を変える。「天平」をデンデエロとかデンデイロと呼ぶ。 地形図を見ても緩やかで広い等高線が続いている。「デンデエロ」名前に引かれるよね、フラフラ、ユラユラ、ゆっだどゆっだど歩きたいな。 昨年の夏、長沢背稜を完結させた後、雲取山荘に泊まった。デンデエロ経由で帰るつもりで未明に靴紐を結んでいたら、小屋主(新太郎さんのご子息)から、「昨夜崖崩れがあり青梅街道は通行止め、バスは奥多摩湖までしか来ない」と教えられて断念した「デンデエロ」。 想いを深めて「天高く平な尾根」へ行ってきました。 『熊倉山』 秩父の熊倉山(1426.5m)は、二回登っている。 一回目の、拙著「亮さんの山に行って来た2」に載せた熊倉山の紀行は、書いた本人が読むたびに毎回胸熱になる。自分にとって聖山です。 二回目の山行は昨年7月にyamapにUPしました。 笹尾根の熊倉山(966m)は、ニ回通過している。 「熊倉山」と、軍刀利神社の元社が建つ「軍刀利山」と、その間にある「軍茶利山」は、標高もほぼ同じできれいに並んでいる。遠くから山波が重なって見えるとき、熊倉山三兄弟で笹尾根が同定出来る。 丹波の熊倉山(1,624m)は、今回南斜面のバリエーションルートを登ったが、とてもキツかった。 標高差1,000mの8割が急斜面、秩父の熊倉山も標高差1,000mを超えたが登山道はあった、しかしこちらは道が無く、踏ん張れない斜面も多い。地形図で等高線の間隔が広いところは隠れピークになっていて、これでもかとボディブローを叩き込まれる。 そして、丹波山村からはもちろん、登山中も山頂は全く見えず、山頂に出て初めてピークを目にする寂峯 しかし、そこからのミカサ尾根はとても気持ちが良い空間なのです。 デンデエロは広葉樹やカラマツの多い場所で、春や秋にはとてもきれいなはずです、またいつか歩けたらいいな・・。 木が多くて写真は撮れてませんが、葉が無いこの時期は樹間にたくさんの山が見えました。 大菩薩・小金沢連峰・雁ヶ腹摺山・雲取山から連なる山は今だからこそ見えたと、大満足の山遊びでした。
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