残雪の高川山とリニア見学センター

昨年高川山に登った時から気になっていたリニア見学センター。 天気もよさそうだったので高川山とセットで見学してきました。 ■初狩駅～高川山 朝ゆっくりめのスタート。少し遅い時間の為か、駅はハイカーでいっぱいでした。 初狩駅の北側にあるローソンでお菓子を買って出発。 約1年前と同じルートで登ります。 道には残雪がチラホラ。高川山に入るまでの一般道の舗装路は一部アイスバーン状態。 最初からこけたくなかったので早々にチェーンスパイクを装着しました。 山に入ってからの男坂・女坂の分岐は、前回男坂を登ったので今回は女坂を選択。 男坂の直登と比べ、こちらはかなり緩やかな「く」の字型の道。 けっこう遠回りですが、負荷は少なくて済みます。 高川山の道中は雪が残っている部分も多く、一部凍結していました。 登る分には慎重に行けば大丈夫ですが、下りはチェーンスパイクなどがないとちょっと危なそうです。 そして1時間ちょっとで山頂へ到着。 1年前と変わらず見事な富士山を拝めました。 ■高川山～リニア見学センター 山頂でお菓子休憩を取り、下山開始。 イメージでは山頂から真東の田野倉駅方面へのルートで下りるつもりでしたが、ここで軽く失敗。 目の前の「登山道」の案内板がそのルートだと思って、山頂直下の垂直に近い岩場を下りてしまいルートを間違えました。 このルートはこのルートで古宿へ下りれるので、リニア見学センター近くに行けるのですが、 山頂直下の岩場の下りはちょっと怖かったです。 でも、最初の岩以外は危ないところもなく、人も少なく気持ちいいルートでした。 雪も多めに残っており、久しぶりに雪歩きを堪能できました。 そうして下山して、リニア見学センターへ。 ■リニア見学センター リニアモーターカーの実験場と解説・展示がされている施設です。 リニアの仕組みを学べたり、ミニリニアに乗れたりと学びながら遊べます。 そして何より、走行試験のある日は実際に走っているリニアを見る事ができます。 走行試験日は公開されていますが、時間の情報はなかったので、 最初は「運よく走行時間に訪れる事ができるかなぁ」と心配だったのですが、それは杞憂でした。 祝日だからなのかわかりませんが、10分程度の間隔で延々と何往復もしてくれており、 何度も走るリニアを見る事ができました。 ■リニア見学センター～尾県郷土資料館～大月駅 リニアを見学した後は、近くの尾県郷土資料館へ。 ここは旧尾県小学校を利用した資料館で、レトロな西洋建築がすごくいい雰囲気を出しています。 そのためか、「古畑任三郎」のロケ地となったり、「その時歴史は動いた」などいろいろな番組で使われたそうです。 最近だと、私は見ていないのですが「にじいろカルテ」というドラマのロケ地だったそうです。 建物の雰囲気もさることながら、中には明治から昭和にかけての資料が多く展示されており、 特に写真は見ていて人の歴史の繋がりを強く感じ、心にくるものがありました。 その後は田野倉駅でゴールにしようと思ったのですが、電車の時間を調べると、しばらく全く来ない。 そんなわけで結局今回も大月駅まで歩き、ゴールとなりました。 すっかり忘れていましたがこの日は富士山（223）の日でした。 そんな日に高川山から立派な富士山を拝むことができ、またリニアも生で見る事ができたので、 記憶に残る一日にすることができました(^^♪