那須岳 紅葉先取@三斗小屋テン泊

2021.09.25(土) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 8
休憩時間
1 時間 55
距離
9.8 km
のぼり / くだり
886 / 897 m
DAY 2
合計時間
5 時間
休憩時間
50
距離
8.5 km
のぼり / くだり
612 / 620 m

活動詳細

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いつもの相方と、紅葉が始まるチョット前の混まない時期に、まだ若干早いけど、那須辺りなら始まってんじゃね?って事で先取りトライ。 相方は「那須岳非公認ガイド」を自称する程の那須岳通。那須岳の一般登山道の登り降りはもちろん、プチバリルートまで全ルート制覇の剛の者。普通は健脚なら日帰りのコースを、紅葉と稜線でも愛でながら、ゆっくりテン泊&温泉プランを提示され、流石は非公認ガイドと、ちょっぴり尊敬の眼差し。 ガイドに「朝は何時集合でしょうか?」の問いに、「まだ紅葉の時期ではないので、6時着で大丈夫です」と前日ご教授いただき、心配なので30分前集合したところ既に満車…第2駐車場に滑り込みセーフ。ガイド曰く「いやぁ皆さん早いね」と涼しい顔。 テン泊重装備なんて少数派の山域を、ガッスガスで何も見えない中、「あそこに朝日岳が見えて…」「この登りからみる稜線がいいんですよ」「茶臼の裾野から広がる紅葉と青葉が…」と全て想像する他なく…資料画像とかないの?と聞くと、昭和のガラケーを取り出したので、「いや自分で調べます」。 「三本槍ヶ岳なんてゴツい名前だけど、なんか由来あんの?」の問いには、「山頂標識に書いてありますよ」とツレナイお返事。 大峠に差し掛かる降りで、「この場所は戊辰戦争の時、会津と官軍の激戦地だったんですよ」ってやっとガイドらしい蘊蓄がチラホラ。 渡河を3回繰り返し、大正モダニズム漂う本日の小屋に到着し、予約のみのテン場の受付、料金を払ってお釣りを待って、名前を確認したところ「お名前がありません」との事…。えぇ〜…。「ちゃんと予約はしましたよ」と焦るガイドの額には雨粒とも冷汗とも解らぬ水滴が…ない!した!の問答する事5分、「上の旅館じゃないですか?」との答えにガイド曰く「へっ?2軒あんの?」と信じられない返答。 大黒屋さんに深々と平謝りし、本当のテン場煙草屋さんにすんなりチェックイン。造成途中だという真新しいテン場にウキウキ、今夜はゼンズリしない安心感の中、ビールと温泉を堪能。 翌日は昨日の醜態を挽回しようと、朝から息巻くガイドを横目に、昨日より更に悪化したガスの中、ロープウェイ山頂駅、茶臼山お鉢巡りと、止まらない蘊蓄は全て語尾に「晴れてたらですけど…」 茶臼山頂で、昨日から同じコースを歩いているソロ女性と意気投合し、一緒に下山する事に。ガイドの本領発揮と蘊蓄を語るかと思いきや、シャイなガイドはゴニョ2…か細い声で見てるコッチも恥ずかしくなる位照れまくり。 結局大した蘊蓄も披露出来ずに下山終了。駐車場で項垂れるガイドの肩をポンと叩き、「はい、おつかれ山」

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