今年2月の積雪期に登って以来の櫛形山。自宅の古マンションのベランダからいつも正面にドカ~ンと聳える山ですがなかなか登って上げられず久々の対面です。いつもの様に起きて、いつもの様に車を走らせ登山口に着いたのは11時頃になってしまいました(笑)。今回は池の茶屋🅿から反時計回りで歩いてみました。大きなUp-Downも無く程良い周回コースでした。
早速出迎えてくれたサラシナショウマ
少し歩くと尾根に乗る所にベンチがありますが座るほどの距離は歩いてませんのでPassします!晴れていれば富士山絶景スポットなんでしょうけど!
間もなく鹿柵を開けて防火帯の道になり本格的な登りが始まります。
ホタルブクロ
アキノキリンソウ
進みし方向を見上げると急・急・急です。でも長くは続きません。
防火帯は振り返ると眺望が良いのがいい!
急登が終わる頃、鹿柵の先にベンチがあり寄り道します。南アルプス北部の山々が手に取る様に眺められました。
こんな感じ。白峰南嶺の山々が一望です。青空だったらもっと良かったことでしょう!
急登が終わると緩やかな樹林帯の清々しい道を暫く進みます。
途中、定番の「サルオガセ」です。霧が発生しやすく良い条件が整っているんでしょうね!
そうこうしていると三角点のある奥仙重山頂到着です。
ちょっと控え目な山名表示板。
奥仙重から下って登り返すと櫛形山山頂到着です。生憎富士山の眺望はありませんでした。
アヤメ平への分岐点にある「大カラマツ」樹齢推定300年と書かれてありました。
タムラソウ
シラビソの樹林帯を抜けると裸山が正面に望まれる草原になります。柵の内と外では大違いです。
裸山&アヤメ平への分岐点
裸山分岐の草原はマツムシソウがたくさん咲いておりました。
ハナイカリ
ヤナギタンポポ
ミヤマトリカブト
鹿柵ネットにもサルオガセが!
裸山山頂です。
山名表示板はなく道標を間に合わせに使った感じです!
着いた時はガスってましたが...
次第にガスが取れて御覧の通り。裸山山頂は白峰三山の好展望台と言ったところでしょうか!
甲斐駒ヶ岳や鳳凰三山の眺めもいいです。
アヤメ平への鹿柵です。冬場には凍結していて扉が開かなかったとこです。
ノダケ
ソバナ
シロヨメナ
アヤメ平避難小屋です。
避難小屋内部です。比較的綺麗ですがカビ臭かったです。白っぽく見えるのがカビです。
タムラソウ&アキノキリンソウの競演です。
キバナノヤマオダマキ
マツムシソウ
ヤマハハコ
ロープにもサルオガセが!
コウモリソウ
アヤメ平木道終点間際の休憩スペース。ここは直角に曲がります。
ハンゴウソウ
ノコギリソウ
アヤメ平終点にある鹿柵を開けて再び山道に入ります。
裸山の山腹を巻くように進みます。コケとシダのバランスがいいですねぇ!
ここの「サルオガセ」は立派でした。西側斜面の方がガスが湧き易いのでしょうか!
ガスガスです。でも幻想的です。
「裸山ノコル」です。前回はショートカットすべく裸山からここへ降りて来たのですが、地図には進入禁止マークが付き今回はアヤメ平経由としました。
ベンチ帯に着きました。休んで欲しそうでしたが樹林帯の中なのでPass-Overしました。
暫く歩くと「休憩所」に着きます。ここもベンチが幾つもありましたが眺望がイマイチで小休止で済ませました。
シダと落葉松のコンビネーションが絶妙です。
北岳展望台が見えて来ました!
気持ちの良い落葉松林を抜けると「北岳展望台」に着きます。
生憎の曇り空で僅かに見える程度でした。少し待ってみます。
八ヶ岳ズームアップ。手前左は千頭星山。
すると見る見るうちにガスが取れご覧のような展望が得られました。
八ヶ岳~鳳凰三山~甲斐駒ヶ岳~北岳が圧倒的な迫力で眼前に広がります。
もう一枚!
展望台からの道は車椅子でも来れるようにと道幅も広く緩やかに付けてあります。
歩道途中にある展望台から南アルプス南部の山々(左から笊ヶ岳、聖岳、赤石岳、悪沢岳)を望みます。
池の茶屋🅿に戻ってきました。全体的に大きなUp-Downが少なく歩き易いややキツ目の散歩コースだったかなぁ!
帰りの林道途中からやっと富士山が姿を見せてくれました。
この活動日記で通ったコース
櫛形山-裸山 周回コース
- 04:44
- 8.8 km
- 711 m
- コース定数 18