この一日を箇条書きでまとめてみる(手抜き) ・早朝の山手線、五反田で白いドレス姿のモデルのようないい女が乗ってきて渋谷で降りた。ウォータービジネスガールなのか。 ・7:30払沢の滝入口バス停、既にかなり暑い。残念なことに豆腐屋はまだ営業していない。 ・払沢の滝で遊びに興じ、1時間以上も過ごしてしまう。やばい。 ・払沢の滝バス停の方へ戻る時、テレビクルーを引き連れた、いとうあさこに「こんにちは」と挨拶されビビる。 ・いとうあさこはすっぴんだった。 ・豆腐屋は依然として開店していなかった。 ・天狗滝の飛泉を囲む岩肌に山百合が咲き乱れ、辺りは甘い香りが充満していた。 ・天狗滝にいるときに10名以上の外国人数人を含むトレラン軍団がなだれ込んできて、滝壺に入り打たせ湯を始めやがる。 ・綾滝を堪能し終え富士見台に向かうが、ここからが予想外にキツイ。 ・真夏の低山恐るべし。いつもなら雫滴る玉の汗なのに妙に汗がねっとりしている。 ・急登と灼熱の無慈悲な攻撃の中、富士見台で富士山を見ることだけが心の支え。 ・そして、ヒイヒイいってたどり着いた富士見台からは富士山は見えなかった。何故だ。 ・この時、2L持参した水は残り0.5Lを切っていた。マジやばい。 ・下りに変わる分岐点までの間に足がつりそうになる。圧倒的に電解質が足りていない。 ・ここからはちょくちょく休憩を入れることにした。やむをえまい。 ・下山道に選んだ白倉のバス停に至る道は「超地味」。そして日向は地獄。 ・下りの道中でもヤマユリが咲いていたが、写真を撮る気にならず、「やまゆりだんご」という言葉だけが頭でリフレインする。 ・この時、熱中時代~形而編~に突入しかかっていた。 ・ようやく白倉のバス停に着くも、バスは1時間50分後である。一人わらける。 ・バス停前の小さなお店の自動販売機に小銭をねじ込み、ポカリスエットのボタンを叩く。やっと息を吹き返す。 ・払沢の滝入口バス停まで炎天下のアスファルトを歩く。またしても気が遠くなる。 ・バス停にたどり着いた時、豆腐とおからアイテムは売り切れていた。 ・定刻通りにやってきたバスの運転手が妙なことを言った。 「このバスは臨時バスです。この先すごい渋滞ですので今のうちにトイレに行っておいてください」なんでやねん。 ・YamapperのH氏のコメントで奥多摩でがけ崩れがあり、そのせいで渋滞していることを知る。こりゃ大変だ。 ・車窓からじっくり景色を堪能する……つもりだったが、景色が流れないのですぐ飽きる。 ・バスは20分くらいの行程を牛歩戦術で1時間50分かけて武蔵五日市駅に到着。戦いは終わった。 次の日仕事なのに~、遅い帰宅になっちまったよ~。 ま、こんな日もあるさ。
夏空
払沢の滝
放水かい
いとうあさこ様御一行、大岡越前でよく見る御白州のふすま模様が緑になったようなワンピースの後姿。
天狗滝
ヤマユリと滝のコラボ
人が写っています
水辺に咲く小さな花
綾滝
綾滝
綾滝
ピントが甘くて恥ずかしい写真なんですが、羽化前の蝉が顔を出していました
つづら岩
こんなことしている人がいます
富士山は見えず、水が底をつく
マムシグサの実
苔レベルの小ささの可憐な花
クロアゲハが沢山いました。
ザワザワ
月が上がっていました。この時もうすぐ試練は終わりを告げると思っていたら、もうひと試練残っていました。