沓掛山・久住山(九州5日目)

2021.05.05(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間 53
休憩時間
0
距離
9.0 km
のぼり / くだり
632 / 631 m
49
11
9

活動詳細

すべて見る

ついにやってきた九州最終日、久住山 じつは前日の祖母山のあとに来て登ってみたものの疲れのため10メートル登って引き返していた山 八時過ぎについたものの雨が強かったので牧ノ戸峠駐車場で様子を見ることに 当然のことだが車も数えるほどしか止まっておらず、登山客も見えない 雨でも構わず登る人が多ければ自分も、と奮起していただろうがその気配もない 1時間ほど仮眠をしても状況は変わらず おそらく途中バスから降りた登山客が2人向かっただけだった 雨雲レーダーを見る限り午後には雲は晴れそうだ しかしそれでは間に合わない 飛行機へのタイムリミットが近づいていた 本来ならばこういう時は諦めて、いや、そもそも計画すら立てないだろう 天気予報を眺めながら車内で考える。雨は上がる、それは間違いない 心なしか雨足がわずかに弱まってきた 行くならば今しかない 雨用の手袋が無かったため車で5分くらいの長者原ビジターセンター前にあるモンベルくんで購入 こんなとこにもあるのかよモンベルくん筑波山にも作ってくれ 牧ノ戸に戻り雨具を取り出して身につける 常にリュックに入れているが、最後に使ったのは半年以上前? 例えばこれが筑波山だったら自分は行かないだろう 雨の筑波山は粘土質の登山道が滑るし、苔むした岩も滑って危険だからだ ただ、ここ久住山は活火山 水捌けの良い土に凹凸のある岩で悪天候でも歩行に支障は少ないという確信があった 加えて、ここが百名山じゃなければ登らなかっただろう それは有名だから登らなくてはいけないという理由では決してなく、人が多く登るからこそ登山道がしっかりしていて標識も整備されてるからだ 勝算はあった 13時に山頂に立てなかったら諦めて下山しよう そう決めて10時50分に牧ノ戸登山口からスタート 距離こそ長めではあるが1番初心者向けで分岐も少ない 今回の登山旅行で距離が短ければその分傾斜もありキツいということを学んだ結果だった 視界は悪く、しかし風がそれほどではなかったのは行幸だった 気温も高めで低体温症の心配は無さそうだ 登り始めてすぐ急傾斜に疲労が溜まっていく しかしこの沓掛山への道のりが牧ノ戸ルートの傾斜地の1つということは頭に入っていた もう1つは久住山の山頂前 つまりここさえ越えれば半分はクリアしたと思って良い それを頼りに登っていく あとはもう夢中で足を進めた。 レインウェアの中は熱く、汗でシャツが濡れていく 思ったとおりぬかるみも酷くはなく、岩も頼り切らない程度には足場となるレベルだった 途中から雨脚も衰え、ほぼ霧のような状態の中を進んでいく。 なだらかな道も多く歩きやすかったのが助かった。 そして1時間半後の12時29分に久住山に到着。 ちょうどその場にたどり着いていたバスからのご夫婦にお願いして写真を撮ってもらい、今回の登山は無事完結を迎えた。 風が強いなか写真を撮っていただきありがとうございました。 あとは怪我をしないよう注意しつつ無事下りきった。 そして振り返れば青空が見えており、今回は開聞岳、霧島山に続いて雨男だったなと笑ってしまった。 久住山にまた来る時があるならばぜひ長者原から坊ガツルへ歩きテント泊をして法華院温泉に入り、今回は時間がなくてパスした九州最高峰の中岳にも登ってみたい。 そんな新たな目標ができ、天気は悪くとも良い山行でした。 開聞岳、霧島山、阿蘇山、祖母山、久住山 山しか行ってないけれど、九州いい所でした!また来ます!

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。