活動データ
タイム
02:58
距離
7.2km
のぼり
569m
くだり
600m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る緊事宣発出前、GWのちょい長休暇に当初北アの鹿島槍を計画していた。 しかし、出発一週間以上前のスパコン富岳の天気予報(もうやってんのかな)では、GW中の日本海側は連日の雨もしくは不順。ということは、3000m近い山上は雪。一週間以上も前の予報だから半信半疑ながら、雪崩の心配もある鹿島槍は天候理由で早々に断念。 次に、天候良好な予報の四国は石鎚山を計画。しかし、直後に緊急事態宣言が発出せられ、極力感染防止のためにも他県への訪問は中止。最終的に、感染防止に注意しながら西の大峰こと播州の後山(板馬見山)ということに。でも鹿島槍ほどではないにしても天候は不安定。 それにしても、富岳おそるべし! 後山のわが連休中三日間は、一週間前の予報どおり降雨ざんまい。ただ、一点、5/2、まさに登高するかもしれなかった四国石鎚山では季節外れの大雪でスカイラインが一時通行止めになり、ここだけは富岳のミスジャッジ。結局石鎚山だったとしてもろくに登れていないし、結果的に播州で正解だったかもしれません。さらに、石鎚山ロープウェイは長蛇の列だったらしく、感染防止のためにも正解だったようです。 それにしても、この不安定な天候を見誤ったのか、GW中、本家槍ヶ岳(鹿島槍ぢゃない)で三人死亡含め富士山でも滑落があいついだのは残念なことです。でも、あの予報でそこはまずいでしょ。 5/2から張り出す高気圧に期待をかけ、5/1の午後から出発しのんびりと下道(高速代を節約/げどう じゃないですよ し・た・み・ち)で千種(ちくさ)の松ノ木駐車場にアプローチ。その日は車中にてグランピング。その時点で雨は止んでいていいかんじ だったのに。 5/2起きてみるとぽつりぽつりの小雨。登高の可能性をさぐりながら朝食、スマホで雨レーダの動きを観察して(ここ、ぎりぎり電波到達してました。ときどき不安定ですけど)、その日午後から悪化すると読みました。 なので、後山への登高は明日以降に見送り、沈殿するのももったいないので、車中にみつけた安ガッパをはおり本来下山路だったカンカケ越までを逆のぼりすることに。 その後は、車で後山からのエスケープとなる数本の登山口を偵察しながら、千種高原を乗り越え、粟倉に下り、後山の西側から、時間があれば行きたかった道仙寺奥ノ院を消化しておくことに。 後山奥ノ院は奈良の大峰から役小角(役行者)かその弟子が修験道を携えて開いた西の大峰と言われる場所。 ジェンダー論の賛否はここでは議論を避けますが、奈良大峰(山上ヶ岳)とここ後山だけが唯二日本で残る女人禁制の場所なのです。(ちなみに小生は女人禁制を推奨しているわけではありません。現段階では積極的に廃止を推奨しているわけでもなく、中立です。そういう文化が成熟してきた地域的背景や成立過程には興味があります。) 奥ノ院を消化したら、車で日名倉山をかすめて再び松ノ木駐車場に戻り夜明かしです。 泡吹く木 https://youtu.be/wUc_2fOw6fM カンカケ越へ上っている途中で 受けた雨水が幹に集中して割れ目をつたって落ちてくる間にねばりけのある樹液とまざって泡だったのでしょうか。 つづく(さて、奥ノ院の記録についてはこちらで詳述します。)⤵ https://yamap.com/activities/10957757
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