後山シリーズ/雨のカンカケ越偵察-2021-05-02

2021.05.02(日) 日帰り

活動データ

タイム

02:58

距離

7.2km

のぼり

569m

くだり

600m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間 58
休憩時間
4
距離
7.2 km
のぼり / くだり
569 / 600 m
1 34
1 20

活動詳細

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緊事宣発出前、GWのちょい長休暇に当初北アの鹿島槍を計画していた。 しかし、出発一週間以上前のスパコン富岳の天気予報(もうやってんのかな)では、GW中の日本海側は連日の雨もしくは不順。ということは、3000m近い山上は雪。一週間以上も前の予報だから半信半疑ながら、雪崩の心配もある鹿島槍は天候理由で早々に断念。 次に、天候良好な予報の四国は石鎚山を計画。しかし、直後に緊急事態宣言が発出せられ、極力感染防止のためにも他県への訪問は中止。最終的に、感染防止に注意しながら西の大峰こと播州の後山(板馬見山)ということに。でも鹿島槍ほどではないにしても天候は不安定。 それにしても、富岳おそるべし! 後山のわが連休中三日間は、一週間前の予報どおり降雨ざんまい。ただ、一点、5/2、まさに登高するかもしれなかった四国石鎚山では季節外れの大雪でスカイラインが一時通行止めになり、ここだけは富岳のミスジャッジ。結局石鎚山だったとしてもろくに登れていないし、結果的に播州で正解だったかもしれません。さらに、石鎚山ロープウェイは長蛇の列だったらしく、感染防止のためにも正解だったようです。 それにしても、この不安定な天候を見誤ったのか、GW中、本家槍ヶ岳(鹿島槍ぢゃない)で三人死亡含め富士山でも滑落があいついだのは残念なことです。でも、あの予報でそこはまずいでしょ。 5/2から張り出す高気圧に期待をかけ、5/1の午後から出発しのんびりと下道(高速代を節約/げどう じゃないですよ し・た・み・ち)で千種(ちくさ)の松ノ木駐車場にアプローチ。その日は車中にてグランピング。その時点で雨は止んでいていいかんじ だったのに。 5/2起きてみるとぽつりぽつりの小雨。登高の可能性をさぐりながら朝食、スマホで雨レーダの動きを観察して(ここ、ぎりぎり電波到達してました。ときどき不安定ですけど)、その日午後から悪化すると読みました。 なので、後山への登高は明日以降に見送り、沈殿するのももったいないので、車中にみつけた安ガッパをはおり本来下山路だったカンカケ越までを逆のぼりすることに。 その後は、車で後山からのエスケープとなる数本の登山口を偵察しながら、千種高原を乗り越え、粟倉に下り、後山の西側から、時間があれば行きたかった道仙寺奥ノ院を消化しておくことに。 後山奥ノ院は奈良の大峰から役小角(役行者)かその弟子が修験道を携えて開いた西の大峰と言われる場所。 ジェンダー論の賛否はここでは議論を避けますが、奈良大峰(山上ヶ岳)とここ後山だけが唯二日本で残る女人禁制の場所なのです。(ちなみに小生は女人禁制を推奨しているわけではありません。現段階では積極的に廃止を推奨しているわけでもなく、中立です。そういう文化が成熟してきた地域的背景や成立過程には興味があります。) 奥ノ院を消化したら、車で日名倉山をかすめて再び松ノ木駐車場に戻り夜明かしです。 泡吹く木 https://youtu.be/wUc_2fOw6fM カンカケ越へ上っている途中で 受けた雨水が幹に集中して割れ目をつたって落ちてくる間にねばりけのある樹液とまざって泡だったのでしょうか。 つづく(さて、奥ノ院の記録についてはこちらで詳述します。)⤵ https://yamap.com/activities/10957757

後山・船木山・駒の尾山 小雨の中 後山登山口を少し進んでみた。
小雨の中 後山登山口を少し進んでみた。
後山・船木山・駒の尾山 岩が噴火しているように シダが見えた。
岩が噴火しているように シダが見えた。
後山・船木山・駒の尾山 春の陽気と 雨を吸って いきいきとしている。
春の陽気と 雨を吸って いきいきとしている。
後山・船木山・駒の尾山 天候の悪化を見越して 今日の後山入山はあすに延期し ここらで いったん車に引き返す。
天候の悪化を見越して 今日の後山入山はあすに延期し ここらで いったん車に引き返す。
後山・船木山・駒の尾山 後山周回して最後に下りてくる予定だった カンカケ越からの下山口を 偵察のつもりで逆のぼりする。

伐採用通路の入り口金網を勝手に開けて闖入。
小雨の中 車に転がっていた安ガッパで行けるところまで。
後山周回して最後に下りてくる予定だった カンカケ越からの下山口を 偵察のつもりで逆のぼりする。 伐採用通路の入り口金網を勝手に開けて闖入。 小雨の中 車に転がっていた安ガッパで行けるところまで。
後山・船木山・駒の尾山 当初の計画では山中二泊ののち 三日目にこの尾根を下りてくるはずだった。
当初の計画では山中二泊ののち 三日目にこの尾根を下りてくるはずだった。
後山・船木山・駒の尾山 しかし天候不順のため日程を削らざるを得なくなり たぶんここを下りてくることはない。
しかし天候不順のため日程を削らざるを得なくなり たぶんここを下りてくることはない。
後山・船木山・駒の尾山 きれいな尾根が続きます。
きれいな尾根が続きます。
後山・船木山・駒の尾山 唯一チビ岩稜帯ですが、へつればなんてことはぁない。
唯一チビ岩稜帯ですが、へつればなんてことはぁない。
後山・船木山・駒の尾山 チビ急登部分
チビ急登部分
後山・船木山・駒の尾山 切り株にイガ栗
アンバランスな風景に目が留まる
切り株にイガ栗 アンバランスな風景に目が留まる
後山・船木山・駒の尾山 まもなくカンカケ越
まもなくカンカケ越
後山・船木山・駒の尾山 最後は いまは車も入らなくなった、林道状。
最後は いまは車も入らなくなった、林道状。
後山・船木山・駒の尾山 轍もでてきた
轍もでてきた
後山・船木山・駒の尾山 を! きれいな林道につながった!
を! きれいな林道につながった!
後山・船木山・駒の尾山 とりあえず 林道沿いにカンカケ越を観に行く 途中で山桜がまぶびぃ!
とりあえず 林道沿いにカンカケ越を観に行く 途中で山桜がまぶびぃ!
後山・船木山・駒の尾山 紅一点 いや 桃(色)一点
紅一点 いや 桃(色)一点
後山・船木山・駒の尾山 真中の茶系の尾根を上がってきました。
真中の茶系の尾根を上がってきました。
後山・船木山・駒の尾山 なんだ こりゃ!
このあとわかったんですが シカのものでした。
なんだ こりゃ! このあとわかったんですが シカのものでした。
後山・船木山・駒の尾山 カンカケ越です。
予定どおり 雨がきつくなってきました ここで引き返します。
カンカケ越です。 予定どおり 雨がきつくなってきました ここで引き返します。
後山・船木山・駒の尾山 さっきのがわかった理由です。
ちと 無残ですがあえて掲載 行きには気づかなかった。
右下にさっきのとおなじものが。
そして左上には.....😱
熊は雑食ながら基本的に草食中心だから この屍は野犬やキツネなどによるもの、
かと思いきや 下記の報告では 熊も死骸を食べたり 生きている小鹿を襲ったという報告事例もある そうです😱
https://www.wwf.or.jp/activities/basicinfo/2407.html

と ぃうことは? これも熊のしわざ
と ぃうことは? 近くにいるかも?😱あーーーーーー
さっきのがわかった理由です。 ちと 無残ですがあえて掲載 行きには気づかなかった。 右下にさっきのとおなじものが。 そして左上には.....😱 熊は雑食ながら基本的に草食中心だから この屍は野犬やキツネなどによるもの、 かと思いきや 下記の報告では 熊も死骸を食べたり 生きている小鹿を襲ったという報告事例もある そうです😱 https://www.wwf.or.jp/activities/basicinfo/2407.html と ぃうことは? これも熊のしわざ と ぃうことは? 近くにいるかも?😱あーーーーーー
後山・船木山・駒の尾山 計画で下りてくるはずだったクーロアール。
はあっ?
計画で下りてくるはずだったクーロアール。 はあっ?
後山・船木山・駒の尾山 このクーロアールを 右上から降臨するはずだった。
このクーロアールを 右上から降臨するはずだった。
後山・船木山・駒の尾山 こんなところで 火星人に、
こんなところで 火星人に、
後山・船木山・駒の尾山 、第三種接近遭遇

ワレワレ は 地キュージン だ
オマエ は 火セージン か?

なんで宇宙人口調?
日本人だから 外人さんにであうと 仏人だろうが 独人だろうが なんでもかんでも英語調日本語になる。
それでもわかる 外人さん って そんけー
、第三種接近遭遇 ワレワレ は 地キュージン だ オマエ は 火セージン か? なんで宇宙人口調? 日本人だから 外人さんにであうと 仏人だろうが 独人だろうが なんでもかんでも英語調日本語になる。 それでもわかる 外人さん って そんけー
後山・船木山・駒の尾山 下山して車で次のエスケープ下山口に移動中、
横を流れる千種川に とつじょ鳥居が!こっち向いてる!
一旦通り過ぎて バックした。
奇妙なもんには 興味あり。
下山して車で次のエスケープ下山口に移動中、 横を流れる千種川に とつじょ鳥居が!こっち向いてる! 一旦通り過ぎて バックした。 奇妙なもんには 興味あり。
後山・船木山・駒の尾山 なになに? 中ノ宮神社?
社はみあたらず、鳥居の向こうは川ぢゃねえか。
柵の手前は歩道。
なになに? 中ノ宮神社? 社はみあたらず、鳥居の向こうは川ぢゃねえか。 柵の手前は歩道。
後山・船木山・駒の尾山 と 川の向こうに社らしきがちらほら。
写真には写ってないけど このとき結構な大雨。
と 川の向こうに社らしきがちらほら。 写真には写ってないけど このとき結構な大雨。
後山・船木山・駒の尾山 そばの橋を渡ると
ありました 中ノ宮神社
そばの橋を渡ると ありました 中ノ宮神社
後山・船木山・駒の尾山 でか!
ご神木かな
たいした貫禄の杉の木、
でか! ご神木かな たいした貫禄の杉の木、
後山・船木山・駒の尾山 、と コブのある なんだろ? ケヤキかな?
、と コブのある なんだろ? ケヤキかな?
後山・船木山・駒の尾山 ケヤ木 って書いてる。
コブを三回なでなで でご利益?
してみたけど 帰ってきて三十肩がひどくなってる。記憶力も。う~~む
(ウソつくからだな 三十肩 って。正直に 五十肩 っていっときゃ ご利益あったかも)
ケヤ木 って書いてる。 コブを三回なでなで でご利益? してみたけど 帰ってきて三十肩がひどくなってる。記憶力も。う~~む (ウソつくからだな 三十肩 って。正直に 五十肩 っていっときゃ ご利益あったかも)
後山・船木山・駒の尾山 さすが 西の大峰 歴史 ありそう

このあと 🔰マークの若者が独り 私とおなじように 明らかにこの神社目当てに車を停めて 一眼レフ片手に 神社を物色していました。
パワスポの コブなでなでしにきたんでしょうね。
私は偶然の発見でしたけど 調べてくる人もいるくらい有名なんだと思いました。
さすが 西の大峰 歴史 ありそう このあと 🔰マークの若者が独り 私とおなじように 明らかにこの神社目当てに車を停めて 一眼レフ片手に 神社を物色していました。 パワスポの コブなでなでしにきたんでしょうね。 私は偶然の発見でしたけど 調べてくる人もいるくらい有名なんだと思いました。
後山・船木山・駒の尾山 ここからは、YAMAPトレースがないのでこのマップで 以降の写真の位置を表示。

たぶん あすは ダルガ峰(なる)の稜線で クマと添い寝。いや ダニと添い寝かも。

中国地方の山はなんで (なる) っていうんやろ? 字はちゃうけど大山の鏡ヶ成(なる)・一向ヶ成(なる)・大平(なる)原・笹ヶ平(なる) などなど。
どれも似たような意味を持つような気がする。
ダルガ峰は頂上だが全体はだだっぴろい平になっている。
鏡ヶ成・一向ヶ成・大平原・笹ヶ平は逆にくぼ地のだだっぴろい平原状だ。
凸凹や字に関係なく平らなところを(なる)とよぶのだろうか。

それと地図見てたら 「乢」の字が頻繁に出てくるが 関西では見たことがない。後山・日名倉山周辺に”上乢”や”奥海乢”、蒜山では”蛇ヶ乢”。「たわ・たお」と読め、漢字の意味では「峠」「垰」とかと同じものを指すようで、別の言い方で「鞍部」、外来語で「コル」のことのようですね。

そもそも「山」を”せん”と読むのも中国地方独特だし。

これら字から出雲を起源とする八百万の神の邦を感じる。文化が特徴的でおもろかぁ。

気象庁レーダみてても いっつも出雲あたりから雲が湧き出てくるのもおもしろい そのまま地名にした和人にはわかっていた ということだよね。

「乢」についてのおもしろい記事
http://yamakyow.blog.fc2.com/blog-entry-204.html

また興味わいてきたぞ。すぐ冷めるけど。
ここからは、YAMAPトレースがないのでこのマップで 以降の写真の位置を表示。 たぶん あすは ダルガ峰(なる)の稜線で クマと添い寝。いや ダニと添い寝かも。 中国地方の山はなんで (なる) っていうんやろ? 字はちゃうけど大山の鏡ヶ成(なる)・一向ヶ成(なる)・大平(なる)原・笹ヶ平(なる) などなど。 どれも似たような意味を持つような気がする。 ダルガ峰は頂上だが全体はだだっぴろい平になっている。 鏡ヶ成・一向ヶ成・大平原・笹ヶ平は逆にくぼ地のだだっぴろい平原状だ。 凸凹や字に関係なく平らなところを(なる)とよぶのだろうか。 それと地図見てたら 「乢」の字が頻繁に出てくるが 関西では見たことがない。後山・日名倉山周辺に”上乢”や”奥海乢”、蒜山では”蛇ヶ乢”。「たわ・たお」と読め、漢字の意味では「峠」「垰」とかと同じものを指すようで、別の言い方で「鞍部」、外来語で「コル」のことのようですね。 そもそも「山」を”せん”と読むのも中国地方独特だし。 これら字から出雲を起源とする八百万の神の邦を感じる。文化が特徴的でおもろかぁ。 気象庁レーダみてても いっつも出雲あたりから雲が湧き出てくるのもおもしろい そのまま地名にした和人にはわかっていた ということだよね。 「乢」についてのおもしろい記事 http://yamakyow.blog.fc2.com/blog-entry-204.html また興味わいてきたぞ。すぐ冷めるけど。
後山・船木山・駒の尾山 竹呂山登山口
一度止まったら終わりの すんごいでこぼこ林道を 写真の自称四駆オフロード車で(冬は寒冷地仕様車にはやがわり) なんとか制覇して 竹呂山登山口までやってきました。
竹呂山登山口 一度止まったら終わりの すんごいでこぼこ林道を 写真の自称四駆オフロード車で(冬は寒冷地仕様車にはやがわり) なんとか制覇して 竹呂山登山口までやってきました。
後山・船木山・駒の尾山 竹呂山 左:谷コース 右:尾根コース

地図に線も無いようなルートなので 人にどのくらい歩かれてるか などをチェックします。

やはり 大峰みたいに 歩かれて地肌むき出しではなく 杉の葉・小枝が積もった薄いトレースでした。
が、径は整備されてはっきりしていそうでした。
竹呂山 左:谷コース 右:尾根コース 地図に線も無いようなルートなので 人にどのくらい歩かれてるか などをチェックします。 やはり 大峰みたいに 歩かれて地肌むき出しではなく 杉の葉・小枝が積もった薄いトレースでした。 が、径は整備されてはっきりしていそうでした。
後山・船木山・駒の尾山 谷コースつづき
谷コースつづき
後山・船木山・駒の尾山 尾根コースつづき

このあと どしゃぶりの中 三室山登山口も寄ったけど 写真撮ってませんでした。
尾根コースつづき このあと どしゃぶりの中 三室山登山口も寄ったけど 写真撮ってませんでした。
後山・船木山・駒の尾山 ところ変わって 舟木山登山口。
ごらんの通り 最初は壊れた林道なので エスケープのときは問題なく下れるでしょう。
ところ変わって 舟木山登山口。 ごらんの通り 最初は壊れた林道なので エスケープのときは問題なく下れるでしょう。
後山・船木山・駒の尾山 朽ち果てようとする 往年の道標。
朽ち果てようとする 往年の道標。
後山・船木山・駒の尾山 つづいて 駒ノ尾登山口、
つづいて 駒ノ尾登山口、
後山・船木山・駒の尾山 、道はこんなかんじ。
エスケープは可能かな。
、道はこんなかんじ。 エスケープは可能かな。
後山・船木山・駒の尾山 さらに 長義山 登山口
千種高原のほぼ最高点
翌々日 見えてる尾根を左から右へ通過。
さらに 長義山 登山口 千種高原のほぼ最高点 翌々日 見えてる尾根を左から右へ通過。
後山・船木山・駒の尾山 これもいちおうエスケープのひとつ

さて、ここ千種高原の峠ポイントを車で粟倉のほうに下り、西側から後山道仙寺奥ノ院 めざします。☔っす。
これもいちおうエスケープのひとつ さて、ここ千種高原の峠ポイントを車で粟倉のほうに下り、西側から後山道仙寺奥ノ院 めざします。☔っす。

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