伊吹山

2021.04.08(木) 日帰り

注意情報

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チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 21
休憩時間
21
距離
20.4 km
のぼり / くだり
1270 / 1270 m
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活動詳細

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「 ··· 関ヶ原をすぎ柏原の小トンネルを出たとたん、不意に右手に現れる伊吹山である。あのずんぐりむっくりの皺々が田んぼから屹立している様子を思いだすと身慄いがでる。··· 伊吹山は大地の病巣のようで、しかも図体がいや味に大きい。」 色川武大「怪しい来客簿」より抜粋。 いまよりずっと若かった時分によく読んだ色川武大の作品中に伊吹山のことに触れた一文があり、爾来、新幹線でもって東へ向かう際には、富士は言わずもがな伊吹山は意識して望むようになっていました。あくまで見る山として。 色川さんが大病した年齢とほぼ同年齢時に私も病に罹患し、そして今、色川さんが没した年齢までにもう1年を切ったところ。そんなことを考えると眺めるばかりであった伊吹山に一度登ってみるのもありではなかろうかと···、ってんで行ってまいりました😅 実際登ってみると、これが非常に心地よい。登山道は、粗方ゴロゴロ石で、ぐねらない様気を付けなければならないけれど、整備は行き届いていて迷うこともない。1合目からはほぼ樹林帯がないから登山道からの西側の眺望が素晴らしい。8合目の手前辺りから多少のスリルも味わえる。とても満足のいく山でした。 一つ言い加えるならば、色川さんが申すように特殊な山のようで、周囲を見渡しても伊吹山の山域だけ樹林帯がない。ここだけ異質な雰囲気のある山域であることはたしかなように感じました。

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