瑞牆山、雨が先か下山が先か?

2021.04.04(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 21
休憩時間
1 時間 34
距離
6.0 km
のぼり / くだり
915 / 916 m

活動詳細

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春の山行再開 第二弾 昨年来、狙っていた瑞牆山に。ただし昼前から雨の予報、その前に下山するとの手前勝手なプランニングで、早朝に出立。雨と競走。 YAMAPでも軽めの旅程と聞いていたので、程よいトレーニングと想定、が序盤から意外にもタフ。駐車場から少し入ると、登り口はいきなりの急登。あれっ?という疑問符がチラつく。 しかし30分もすると、峠に差し掛かる。すると本日のメインディッシュ。眼前に迫る頂!花崗岩が切り立った岩石の塊。「ああ、あれが瑞牆山」気分は高揚。しかしこの柔らかな樹林帯の延長線上に、あの山頂があるとは、、、そうは思えぬほどの迫力。 湧水を汲んで、樹林帯を進んでいくと段々と高度が下がる。と言うことは(大嫌いな)登り返しか! 最下点たる天鳥川を超えると、噂の桃太郎。圧倒される大きさ。登山者が授ける杭によって、この巨岩は支えられているのだ。その慣例に従い、巨木を手に、国家の安寧を願うが如きの思いで、勤めを果たす。 そこからは、ひたすらの登り。鎖場や崖など次々に登場する課題をこなすうちに、ついに山頂を視野に捉える、、、と思いきやそれは偽ピークと思しき巨石。その頂上で、仙人が碁を打つようなスピリチュアルさ。山頂北側の通路はアイスバーン。チェーンスパイクは必須。 「ラスボス」のアイスバーン乗り越えると、遂に山頂。足元の奇岩と圧倒的に開けた視界に、唖然と。雨来たる前の空が、雲海を呼び起こし、かえってダイナミックな風景に。風はあれど程よい気温。飽くことなく山頂で過ごす。 僅か二時間ほどでこれほどの体験が出来るとは。百名山に選ばれた意味を知る。下山後に温泉で過ごすと、とうとう雨が降り出す。雨に勝った、と勝手な思いで山を後にする。

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