20:51
43.2 km
3226 m
日暮沢避難小屋〜竜門山〜以東岳往復
大朝日岳・朝日連峰・祝瓶山 (山形, 新潟)
2024.04.22(月) 3 DAYS
憧れの地、残雪の朝日連峰へ。日暮沢避難小屋〜竜門山〜以東岳往復。以東岳山頂からは真っ白な大鳥池といつかは登りたい化穴山が白銀に輝いていた。 4/22(月)11:00東京駅発つばさ135号〜14:38山形駅1番乗り場発山交バス(1700円)〜15:37月山口バス停〜タクシー(小型貸切7460円)で根子〜日暮沢避難小屋泊 天気 晴れ 月山口バス停にタクシーを予約しておいたので待っててくれた。タクシーは月山観光タクシーさん、営業所から遠いので送迎も含めて小型貸切7460円。話好きな運転手さんで山の話で盛り上がり気がついたら根子到着。日暮沢避難小屋は携帯の電波が入らず、山の尾根から電話が通じると教えていただいた。1時間半ほど歩き明るいうちに日暮沢避難小屋についた。林道は1割ほど雪の上を歩いた。途中、水芭蕉が美しい。日暮沢避難小屋のすぐ下に日暮沢が流れており水場となっている。水を満タンにする。小屋の前に水場があるとのことだが、シーズン前なのでまだ出ていない。日暮沢避難小屋の3階に泊まる。協力金2000円。人が誰もいないのに夜にバタンと何回か音がしてちょっと怖かった。シュラフにこもって眠る。 4/23(火)3:30日暮沢避難小屋発〜8:00竜門山〜10:25狐穴避難小屋〜12:20以東岳〜14:30狐穴避難小屋〜18:00竜門避難小屋泊 天気 晴れ 晴れの予報は今日まで。以東岳目指して3時に起床。空はどんより曇り。ゴロビツの水場手前まで夏道。その先はザラメ雪。アイゼンとわかんじきを持ってきたが全行程ツボ足だった。ブナの太い木を見ながら登る。清田岩山あたりはすっかり高山といった感じ。清田岩山から急に青空になった。そして雲海の上に出た。最初に見えたのは以東岳と寒江山。少しあがると大朝日岳までの稜線がみえた。西朝日岳から桧岩屋山〜徳網山の稜線も羽越国境なのでいつかやってみたい。 竜門山の分岐に8:00着。少し下ると竜門山避難小屋。今日は以東岳往復だが、狐穴避難小屋に泊まる予定なので荷物は担いでいく。寒江山はだいたい夏道。狐穴避難小屋周辺は雪に埋もれていた。荷物をデポしてアタック装備で以東岳へ。出発と同時に以東岳方面にガスがかかり始めてしまった。以東岳までは夏道がほとんど出ていた。たまに雪の上を歩く。12:20以東岳山頂。ガスが消えて白銀の景色が表れた。タキタロウのいる大鳥池は真っ白だ。羽越国境の化穴山方面は長く稜線が伸びている。羽越国境の偵察が今回の目的。化穴山から先も朝日連峰のような優美な山並みを確認できた。すぐに帰途につく。2時間で狐穴避難小屋へ。ここに泊まる予定だが明日から低気圧が通るので竜門山避難小屋へ戻ることにする。疲れてペースが上がらない。途中、休憩のつもりが1時間も寝てしまった。寝たおかげで力が回復した。寝るのってすごい、体が修復されている。明日からの天気は下り坂。竜門山避難小屋周辺も濃いガスに包まれた。竜門山避難小屋の協力金2000円。トイレもすごくきれい。自然保護のため全山幕営禁止。立派な避難小屋を維持されている方に感謝しながら早々に寝る。 4/24(水)6:06竜門山避難小屋発〜7:00ユーフン山〜7:30清田岩山〜9:10日暮沢避難小屋〜10:45根子 天気曇り後雨 風がゴーゴー鳴っており視界もないが雨はまだのようだ。下山するかどうしようか少し悩むが風雨で2日は動けなくなるので思いきって下山する。竜門山へ登り返し、そしてユーフン山へ下る。熊糞山と書いてユーフン山と読む面白い名前。清田岩山から少し下り電波を確認すると3本。ここでタクシーをお願いする。11時に根子に1台と。順調に下ると風がなくなり視界もよくなってきた。タクシーを待っていると雨が降ってきた。 山形県は自然保護のために立派な避難小屋(トイレもすごくきれい)を建てている。登山者の安全も避難小屋の存在にある。山形県の施策に頭が上がらない。 すれ違った人0人