25:49
16.3 km
2485 m
三ノ沢岳 独標尾根
木曽駒ヶ岳・空木岳・越百山 (長野)
2026年03月14日(土)〜16日(月) 3日間
ロープウェイを使えば5時間で往復できる山を幕営装備で藪漕ぎしながら登るマニアックなルート。 1年前、行程の半分も行かずに敗退。 ソロでは無理かと思いつつも諦めきれず再挑戦。 策はなく根性論のみでどうにか登頂。 当然ノートレース、長く厳しい尾根だった。 2026/3/14(土) 5:20風越山登山口 6:50風越山 7:10中央アルプス展望所 10:50天狗山 13:40独標 15:45 2368mピーク手前幕営 2026/3/15(日) 3:00幕営地 4:00中三ノ沢岳 8:50三ノ沢岳 11:20中三ノ沢岳 12:15幕営地 2026/3/16(月) 3:40幕営地 5:00独標 6:20天狗山 9:00中央アルプス展望所 9:10風越山 10:00風越山登山口 2026/3/14(土) 5時頃、風越山登山口駐車場着。 駐車スペースは3台分ほど。 トイレは閉鎖中。 駐車は自分のみ。 5:20 風越山登山口 2℃。雪はない。 風越山まではハイキングコース。 出だしから急登、ピンクテープ多数。 6:50 風越山 -6℃。数cmの積雪。 7:10 中央アルプス展望所 この先はバリエーションルート。 とはいえ無雪期の踏跡があり、独標まではピンクテープも要所にある。 トレースはなし。 7:50 1840m付近 積雪は少ないが地面が凍っているためチェンスパ装着。 倒木多数。 9:40 1950m崩落地 日当たりの良い場所は雪がなく、地面が露出している。 10:20 天狗山手前2030m 雪のついた岩場の急登となりアイゼンに換装。 その先で岩の隙間の穴をくぐる。 ザックを背負ったままでは通過できず、穴の中でザックを外して空身で通過後にザックを引き上げる。 10:50 天狗山 わずかに高度を落とした後、独標への長い登りが始まる。 樹林に覆われたピークは偽ピーク。 無風で日差しが暑く、ペースが上がらない。6℃。 13:35 急登が終わると小ピーク、平坦地を経て独標へと続く。 この平坦地でアイゼンの上からワカン装着。 足首~脛程度まで沈む。 13:40 独標 ようやく三ノ沢岳を正面に捉える。 手前には4つの小ピーク。 この日の目標は独標から3つ目のピーク、中三ノ沢岳。 急斜面を下って樹林帯に入る。 独標まではそれなりにあった踏跡が薄くなり、ルートファインディングと藪漕ぎを要する。 ピンクテープはわずか。 天気が良くワカンに雪が付き始める。 一歩ごとに10cm以上の雪を付けながらの藪漕ぎラッセル。 アイゼンワカン+雪=片足3kg近い負荷。 人がいないのをいいことに悪態を喚きながら進む。 15:45 2368mピーク手前幕営 目標の中三ノ沢岳には届かず。 せめて2368mピークまで行きたかったが、ワカン団子に体力を削られ断念。 ちなみに独標から中三ノ沢岳まで、ソロテントならば幕営可能地多数。 木曽駒ヶ岳の予報風速は8m/s程度だが、独標尾根は全く風が当たらない。 この幕営地も無風、夜間も風音一つ聞こえなかった。 2026/3/15(日) 1:30起床、3:00出発。 3:00 幕営地 -6℃。アイゼンで出発するが、30分ほどでワカンを追加装着。 脛程度まで沈む。 4:00 中三ノ沢岳 まだまだ藪が続く。 藪の上に雪が乗った細尾根もあり、踏み抜きに注意しながら進む。 7:10 2600m付近 ようやく藪を抜け雪山らしくなる。 マイルドなナイフリッジが出てきたところでワカンを外してアイゼンに。 偽ピークに騙されながら高度を上げると、やがて主稜線が視界に飛び込んでくる。 明瞭なリッジからハイマツ交じりの広い斜面となり、最後は再び細尾根となり山頂へ。 8:50 三ノ沢岳 ついに登頂。 中央アルプスの大パノラマが広がる。 無数の足跡に前日の賑わいが浮かぶが、この日はまだ貸し切り。2℃。 日差しが暖かく風も弱く快適だが、日が高くなれば雪団子地獄必至。 雪が締まっているうちに細尾根を通過するべく、休憩後に気合を入れて下山開始。 美しいリッジを堪能しながら下る。 アイゼン団子になる前にナイフリッジを無事通過。 トレースのおかげで下りは速い。 11:20 中三ノ沢岳 登りは5時間かかった区間を2時間弱で下って中三ノ沢岳。 11:55 2350m 中三ノ沢岳と2368mピークの間のコル付近でアイゼンの上からワカン装着。 トレースがあるため藪漕ぎもそこまで苦ではない。 12:15 幕営地 無事幕営地戻り。6℃。 翌日のために高度を下げておくことも検討するが、疲労度と午後の雪団子地獄を考慮し却下。 融雪や昼寝をしてゆっくり過ごす。 2026/3/16(月) 2時起床、3:40出発。 3:40 幕営地 -6℃。独標への急登および独標からの急下降を見越してアイゼンで出発。 足首~脛程度まで沈む。 5:00 独標 三ノ沢岳が正面に見えるのはここが最後。 前年の雪辱を果たせたことに感謝。 5:15 2260m 独標からの急下降を終えたところでアイゼンの上からワカンを装着。 独標尾根は急な登下降が多いが、藪の露出が多く手掛かりには困らない。 6:20 天狗山 山頂の少し先で往路と同じ岩の隙間の穴をくぐる。穴手前でワカンを外してアイゼンに。 やはりザックを背負ったままでは抜けられず、空身で通過後にザックを引き下ろす。 7:20 1950m崩落地 日当たりが良く雪のない斜面。 この先積雪量が減るためチェンスパに換装。 9:00 中央アルプス展望所 この先はハイキングコース。チェンスパを外す。 往路にはなかったトレースあり。 9:10 風越山 3℃。落ち葉に埋もれた急斜面を下る。 ピンクテープ多数、迷おうにも迷えない。 と思ったら登山口直前でルートロス。才能か。 10:00 風越山登山口 1年越しのリベンジを終えた。
