焼石岳・兎森山・鷲ヶ森山(岩手,秋田)
2026年9月22日 (火)日帰り
麓は晴れていたが、山は雲が多く、風があった。時折、木々が大きく揺れて、ザワザワと吹き抜ける風が少し恐かった。それでも、涼しく、時折、日差しが出ると、大きなブナ林の木漏れ日が美しく素晴らしかった。山頂付近は、早くも紅葉が始まり、木々の葉が色付き始めていた。
雨の後で、登山道は濡れていて、木の根で滑り、岩で滑り、木道で滑り、泥で滑って、泥だらけの山行だった。トレッキングポールを忘れたのも痛かった。拾った木の枝をポール代わりにしていたが、途中で折れてしまった。
前日の雨量が多く、田んぼに水が溜まったとの事で稲刈りは、週末に延期になった。せっかく花巻まで来たし、麓の天気も良いので、どこか登って帰ろうと、近場の牛形山をセレクトした。
10時くらいに駐車場に着いて準備してスタート。駐車場には、温泉客と思われる車が多数あり、登山者もいるのではと思ったが結果は久しぶりのスライドゼロ。なんとも心細い山行だった。
最初の方にちょっとだけ急登があるが、そこから六合目くらいまでは、あまり急登もなく、ブナの道が続く。ブナは、立派な出で立ちが多く綺麗だった。登山道は、テープは少なかったが、迷うような場所は少なかった。全般的に、背の高い笹もあり、見通しはあまり良くなかったが、それほど気にならなかった。
途中、大きなブナの倒木があり、くぐるのが大変だったが、廻っても行けそうだった。ところどころ、狭いトラバースもあり、ちょっと気を抜くと危ない場所もあった。六合目を過ぎると、曲がった木のハードルが、登山道に延びていて、跨ぐのが大変だった。やがて、樹林帯を抜けて、回りが見えるようになったが、吹き抜ける風の音が、不安を増幅した。それでも風は涼しく、だいぶ助かった。北上の麓の田畑も見え凄く綺麗だった。ずっとトラバースするように高度をあげてきたが、ついに急登を登るロープも出てきた急登を登って七合目、またトラバースして、水場の沢を越えて、白っこ森との分岐に到着。滑る木道を通り、ここからまたロープ。八合目からは、ロープありのかなりの急登だった。九合目からは、急登ではないが、蛇紋岩なのか、大きな岩か目立つようになり、その岩が滑るので要注意だった。ふと見ると牛形山の山頂が見え、その周りが、若干色づいていて秋を感じた。
滑る岩に気を付けながら、山頂に向かった。少し遠く感じたが、山頂に着いた。山頂のほんの少し手前に、岩の上に乗ると見晴らしが良い場所があった。雲が多かったが、焼石岳のような姿が見えて良かった。隣の白っこ森や、太陽に照らされた麓の景色が綺麗だった。山頂は、時折晴れ間があったが、薄っすら灰色の雲と5mくらいの強めの冷たい風で、直ぐにでも雨が降りそうだったので、麦茶を数口飲んで下山した。水は1.5L持って行ったが、結局、飲んだのは数口だった。
下山は、滑るのでかなり注意して歩いたが、八合目の木道で大きく尻もちをついてしまった。この木道、雪道のようにかなり滑って危険だった。また、九合目から下へ下りる長いロープは、濡れていて、手袋もビッショリだった。また、木の根も滑り、何度も躓きながら下山した。そして、1合目を過ぎた辺りで、泥で滑ってまた尻もち。泥だらけで下山した。この山は滑りそうな時に来てはいけないと実感した。今度は滑らない時にまた登りに来たい。
下山後は、元湯夏油温泉で汗を流した。これが、かなり良いお湯で気持ち良かった。露天風呂の大湯は、47℃と説明があり、かなり熱く、足しか入れられなかったが、かけ湯だけでも、結構気持ち良かった。登る時間がないときは温泉だけで来てもいいかな。