霧藻ヶ峰・前白岩山・白岩山・芋ノ木ドッケ・雲取山
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山
(東京, 埼玉, 山梨)
2024.03.18(月)
2 DAYS
3回目となる 雲取山登山
以前は鴨沢コースからだったので、今回は三峰神社の方から
【事前準備】
こちらのコースの記録は少なく、現在の状況が分からなかった
3月5日くらいに、膝くらいの雪をラッセルした記録が最後であった
それから推測して、まぁさほど雪はないだろうということ、斜度がそこまであるわけでもなさそう、ということで軽アイゼン(モンベルスノースパイク10)を持って行くことに
4-6本爪やチェーンアイゼンと悩んだが、がっつりと凍結している岩場や階段もあるそうなので、爪の本数が多いものをチョイス
【駐車場】
スタートは神社の駐車場から
有料のところに停めてしまったが
登山者用の無料駐車場があった…
有料駐車場を素通りして行き、更に坂道アスファルト道を登っていくとある
登山口の目の前なので、こちらの方が良い
トイレは少し離れるけども
【登山開始】
初めは緩やかに登って行く
奥宮への分岐くらいまでは、よく整備されていて歩きやすい
石が敷き詰められた道のり
とはいえ踏み締められた雪が完全に凍っているので、軽アイゼンをつけてるのが無難
観光客が入り込んで、身動き取れなくなっている場面があった
電話も通じるし、警告の看板もあるしなぁ...ということでスルー
場所によっては雪が完全に溶けていたり、雪があったり、凍っていたりと、様々な路面状況
登山靴であれば、ある程度はアイゼンなしでもいけるが、地蔵峠を過ぎる辺りからは何かしらの滑り止めの着用が必須
凍結した木の階段や、岩の斜面が現れ始める
土日祝のみ営業しているお茶屋さんのところでトイレ休憩
トイレは非常に綺麗な施設
和式ではあるが、掃除をしてくれているようで臭いも全くない
ありがたいことである
地図にもある通り、このコースはアップダウンを何度も繰り返す行程となっている
登っては降り、登っては降り…
巻く道もほぼない、または雪に覆われていてルートが不明瞭で、登り返すことが必須となる
基本登りである鴨沢ルートの方に比べると、ペースを掴みにくい印象である
自分の体力と相談しながら、飛ばしすぎず、一定のペースを保って登ることが肝要と感じた
白岩小屋への登りを越えれば、急坂は終わりだ
ここで最後の大休止
小屋は一方の壁がぶち破られており、完全に崩壊している
家としての形状や屋根は保っており、風はなぜか吹き込まないので、中にテントを張ったりしたら、意外と快適かもしれない、いつ小屋が崩壊するかわからんが💦
洗ったままの食器であったり、布団はそのまま放置されている
奥多摩小屋のように、跡形もなく完全に撤去されていて更地になっている小屋跡もあれば、このように廃墟が残されている山小屋もある
こういった差は何なのかしら?
そういえば、雲取山荘の直前にも廃墟の小屋があったな、あれは何小屋だったのだろう?
そんなこんなで歩いていると雲取山荘に到着
ここらは、去年2月中旬に来た頃と変わらないほどに雪がある☃️
小屋泊後の朝も、小屋玄関先の気温計で-9℃を記録していたし、まだまだ寒いのだな
ちなみにその際のウェア、自身の参考までにメモしておく
今朝の服装
・上 半袖ドライ(ミレットあみあみ)、長袖インナー、長袖ミドル(ノース薄手)、ダウンユニクロ、モンベルストームクルーザー
・下 メッシュパンツ、厚手ズボン(モンベル)、モンベルストームクルーザー
・靴 アルパインクルーザー800
・手袋 インナー、アウター
・靴下 厚手(メリノウールではない)
・バラクラバ(モンベル)
・サングラス(コールマンオーバーグラス)
今朝の気温や装備は前述の通り
全般的に特に寒さ等なく、だが手先は少し冷える
元々末端は冷え性なので、もう一段厚めでも良いか
山頂まではおよそ30分強
寝起きにはきつい坂だが、ゆったり行ったので楽楽だ
凍りついている箇所がたくさんあるので、アイゼン類は必須
足元に何もつけていない外人が登っていて気になった
山頂は風もさほどなく、快晴!
とても気持ちの良いものであった
帰りは来た道をひたすら歩いて戻る
アップダウンがなければひたすら降るだけなのだが、登り返しも結構あるので、まぁまぁ疲れる
とはいっても、この距離をひたすら降りるのも足に負担がかかるもので…どっちもどっち
三峰神社駐車場まで降りると、すっかり雪のない世界
上の雪まみれの様相が嘘のようである
今回で雲取山は3回目
他にも歩いてないコースもあるし
飛龍山や将監峠の方への縦走コース
または鴨沢〜三峰神社の縦走コースなども気になるところ
またそういったルートを歩きに来たい