03:44
9.9 km
630 m
都留アルプス
御正体山・杓子山・石割山 (山梨, 神奈川)
2023.09.24(日) 日帰り
今回はyoutubeで見て気になっていた都留アルプスへ行ってみました。 都留アルプスは山梨県都留市の中央に連なる600m程度の山々。 コースによって距離は違いますが、全長約8km程度のコースになっています。 ■東桂駅~古城山~楽山球場 都留アルプスを調べると一般的に東の都留市駅からのスタートが紹介されているのですが、 山登り後のお風呂の事を考え、今回は東桂駅からスタート。 近くのコンビニで食料を買い、桂川を越えて、舗装路を山側へ進みます。 民家脇の道を進むと動物避けの柵があり、それをくぐるといよいよ都留アルプスのスタートです。 登り始めると直ぐに赤い鳥居が見え、住吉神社に辿り着きます。 参拝し、裏に回るとその辺りが古城山です。 この辺りは小山田氏が築いた古渡城があった跡地とも言われており、おそらくそこから名前が付けられたのではないかと思います。 古城山からは一度急な下りをが入り、次に登り返し。 まだスタートしたばかりなので直ぐに息があがります。 慎重に進んで行くと尾崎山への分岐に辿り着きます。 今回はあくまで都留アルプス縦走が目的なので、尾崎山へはパス。 分岐から先はやや荒れた道の下り。倒木が多く、小さな渡渉もありました。 観察小屋跡が並ぶ脇を進み、一度上り返して再び下って行くと、楽山球場方面へエスケープできる分岐に出ます。 球場方面へ進むと綺麗なバイオトイレがあり、傍らにはベンチもあります。 一区切りつけるのにいい場所です。 ■楽山球場~都留アルプス最高地点~友愛の森~水道橋(ピーヤ) 再び都留アルプスへ戻り進み始めたのですが、明らかに道の様子が変わりました。 古城山からここまではやや荒れ気味の自然道といった感じだったのですが、ここから先はかなり綺麗な歩きやすい山道。 ハイキング目的ならここから(あるいはここまで)のルートで計画を立てるのもいいと思います。 途中ミツマタの群生地がありますが、季節が違うので何も咲いておらず、気にせずさくさく進んで行くと、そこが都留アルプスの最高地点。713mとなかなかの高さです。 そこから下りに入るのですが、樹林帯を抜けて展望が広がるのはいいのですが、足元は固まった泥とその上に薄い苔が載っていて、とにかく滑ります。 登りもですが、下りは特に注意が必要です。 なるべくツルツルの足元を避けて斜面を降りると、友愛の森と呼ばれるベンチや東屋のある場所に到着します。 地元の小学校の学校林らしいのですが、都留アルプスで休憩するならこの辺りがおススメです。 友愛の森を過ぎ下って行くと、小さな神社がありと大きな水路のある場所にでます。 そこを再び水路と同じ高さまで登り返して進んで行くと、HPでも紹介されている水道橋(ピーヤ)に到着です。 山中湖から上野原にある松留発電所まで水を通すためのものだそうですが、いい感じのメガネ型になっており、インパクトがあります。 ■水道橋~パノラマ展望台~烽火台跡~より道の湯 水道橋の西側には大室神社というトタン小屋の社殿があったので静かに参拝。 橋の東側に戻り、急坂を登って尾根に上がって少し西に折れると、そこがパノラマ展望台。 都留市の街並みが一望できる他、正面の山の上部に少しだけ富士山も見えます。 最初から景色がいいところでお昼を食べたいと思っていたので、ここで昼休憩。 ベンチなどはない為、大勢の休憩には不向きな場所です。 休憩を終え、再び急坂を登って長安寺山まで登りきったら、あとは緩やかな縦走。 白木山を通過し、蟻山という烽火台跡まで進みます。 昔は烽火を焚くほど見晴らしのよい場所だったと思いますが、今はアンテナ設備が建っており、 展望はもう一つ。 ここまで来たらあとは下り。 北にある谷村発電所方面へ下りて行きます。 途中、発電所上部の水管(?)まで来ればあとはそれに沿って下って行くだけですが、 少し西に逸れたところに、富士山展望台があるのでそちらへ寄り道。 冬でないと富士山見れないかと思っていたのですが、そんなことはなく、正面から立派な富士山を見ることができました。 発電所まで下りたら、あとは都留市駅方面へ。 駅前にあるより道の湯まで歩き、ここをゴールとしました。 暑さが少し心配でしたがこの日は一日涼しく気持ちよく歩くことが出来ました。 都留アルプスを実際に歩いてみて、距離は8kmほどと少し長めですが全体的にアップダウンも多くはなく、歩きやすいコースでした。 季節によっては桜やミツマタも綺麗らしいので、本当にハイキングにはおススメのコースだと思いました(^^)