京都一周トレイル(京都,大阪,滋賀)
2026年9月5日 (土)2日間
山行記録
https://yamap.com/moments/1770243
京都府山岳連盟主催の夏山リーダー養成講習会に参加してきました。
全4日間のうち
今回は3日目 4日目実技2になります。
メンバーは講師7人受講者13人の合計20人。
国際会館駅〜瓢箪崩山〜江文峠〜静原キャンプ場
テント泊
坂原峠〜岩倉〜国際会館
というコースで
その中で受講者と講師で3班に分かれ
班内の受講者でおよそ30分ごとにリーダーを交代し、ナビゲーションやリーダーとしてどのように振る舞うかを学びました。
地図読みではコースタイムが書いている登山地図ではなく、1/25000地形図を用い
事前に磁北線を4cm間隔でひいておく指示がありました。
最初の30分は特に飛ばさずしっかり歩き、その日のそのグループのペースを掴みます。
およそ⚪︎mを⚪︎分で歩ける
ここからCTならぬその日、そのメンバーの歩行ペースをザックリ把握し、次の分岐まで⚪︎分くらい
と目安にしながら進みました。
三宅八幡〜瓢箪崩山は地図に道があっても廃道になっていたり、逆に新しく道が出来ていたり、
講習の場としてはうってつけで、歩いていて面白かったです。
普段の登山ならGPSで現在位置を見て、次のピークまで何分くらいまっすぐ とか一瞬で把握してさっさと行くところを、まず現在地の把握....
分岐が何回過ぎた?いやあそこは新道で分岐じゃないか、じゃあ地形的にここに谷があるから....
と各々考えて結論を出し、じゃあここから500mほどで着くはずなので20分くらい
など憶測し、ついてから確認する、と常に考えさせられるものでした。
ついでに高度計が手元にあると現在地確認が幾分しやすくなります。
休憩ごとにメンバーの体調や水分摂取、トイレなど確認しつつリーダーを交代し、歩行中も倒木や水たまり、崖など注意喚起しながらの山行でした。
流石に夏の低山、あまりにも灼熱で汗まみれなりましたが講師から説明を受けながら明るいうちに江文峠まで下山、林道と車道を歩いてキャンプ場手前の東又川を渡渉し静原町キャンプ場につき、テントを張ります。
自分は予習してきた通りまずローコットをセットし、その上にツェルトを設営、内部には蚊帳も入れてツェルトとは思えないレベルのハイクオリティな睡眠環境が20分ほどで出来上がりました。
講師の方からは「コットを下に入れるのは自分で思いついたん?試行錯誤が素晴らしい!」とお褒めの言葉頂きました。
周辺チェックすると幸いヒルは1匹も見当たらず、胸をなでおろします。
結局ツェルトで宿泊は自分含め3名でした。(他はフレームテント)
夕食は各自でしたが、同じ山岳会のメンバーが2人いたので一緒に食べます。
夜は講師陣からビールの差し入れ有りで宴会となり、順番になんで山に登ることになったのか、など発表会形式で自己紹介しました。
翌日テント片付けおよび朝食の最中、温かいお湯をカップに入れて飲み、カップを置くと中に細長い茶色っぽいなにか...
まさかのヒル....
出発直前にまさか過ぎるでしょ...
気分モヤモヤしながら山行講習に戻ります。
地上の三角点ポイントで3班とも一旦集合し、ここではLT(乳酸閾値)を学びます。
説明では乳酸閾値は「(220-年齢)x0.75」と言われており、その値を超えるとエネルギー源が有酸素系(=脂肪酸やグリコーゲン)から無酸素系に徐々に割合が変わっていき、乳酸も増加していきます。体感的にLTを表現すると呼吸に余裕があり、会話ができる、キツさで言えばややきついより少し余裕なくらいがLTのラインになるようです。(目安であり、個人差あります)
さらに登山用コンパスでコンパス123(ワンツースリー)を学びます。
1: コンパスの長辺を、地図上の「現在地」と「目的地」を結ぶ線に合わせます。
2: コンパスのダイヤルを回し、中のノースマークを地図上の磁北線と平行(北向き)に合わせます。
3: 地図を外し、コンパスを水平に持って体ごと回し、磁針の赤い先端をダイヤル内のノースマークに重ねます。このとき進行線が指す方向が、進むべき目的地の方角です。
自分は登山用コンパスではなく、ベークライトのレンザティックコンパスで、照準機付きでしたが問題なく使用できました。
子安地蔵横を抜けて坂原峠に向かいます。横は墓地になっており、最後の中休憩です。
この後は降るだけでさらっと岩倉の町にでました。
少し開けた場所で観天望気を学びます。
観天望気とは、空の様子や雲、風、動植物の行動などを観察し、経験則に基づいて天気の変化を予測することです。
ただ、この日の天気は分厚い層雲が広がっており、しかしどんより暗いわけでもない。
この後の予想天気としては「この天気が続く。もしくは下り坂」となんとも締まりの悪い予想。
前線も南の方300km以上に停滞しているので。
巻雲や積雲が見えればまた違った予想もあったかもしれないけどねぇ。
この後は国際会館駅までアスファルト歩き、山行は終了。電車で京都岳連の本部に向かい修了式を行い研修は終了となりました。
研修全体として、初日の8時間の座学の
計画・装備・行動・ナビゲーション・気象・宿泊・運動生理学・文化
に始まり、二日目のセルフレスキュー
今回の泊山行と受講して、
全体的にすでに自分に山行で実践していたり山岳会で学んだことなどが9割くらい、改めて重要だなと思わされたり自分が苦手だなと思ったことがいくつかと言った感触でした。
苦手だったものとしてはやはり地図関係でしょうか。
地図は読めるし現在地把握もおよそすぐできる。あったらあったで使いこなせる自信はあるけど、それでもコンパス123などほぼほぼ知ってるだけで実践してなかったし、たとえば山岳会で新人にコンパスどうやって使うんですかって聞かれた時に自信を持って教えることはできないと思います。
また、運動生理学についてもGarminのデータやコースタイムの考え方で実践的には人よりずっと深く理解しているつもりでも、学術的に、体系的には学んでこなかったのでここに関しては本当に受講して価値があったと思います。
今回の受講によって来年、夏山リーダー検定試験に挑む資格が得られたので、資格のためだけではありませんがこれまで以上に山行に励み、より良いリーダーとして頑張っていきたいと思います。
タイム13:07 距離20.4 km 標高差894 m
9/5
08:20 国際会館駅
08:55 三宅八幡
12:30 P346
14:00瓢箪崩山
14:25 寒谷峠
14:50 P476
15:30 P471
16:05 江文峠
17:05 静原キャンプ場
23:15 就寝
9/6
05:10 起床
07:00 出発
8:30 子安地蔵
8:40 坂原峠
9:20 下山
10:55 国際会館駅