08:07
13.9 km
1246 m
光明山 絶景だけど厳しいなぁ
光明山 (静岡)
2024.04.14(日) 日帰り
地元の名峰、光明山へ。前に来た時の残雪景色が絶景だったことが蘇る。あとはい足元が狭くやらしいトラバースがちょっと不安。 杉の林間ルートを抜けると徐々に雪渓が現れ始める。トレースで先行の方がいることでちょっと安心。 高度を上げていくと谷を何カ所か超え長いトラバースが始まる。足元が狭く草付きの斜面だったりするのでチェーンスパ装着して慎重に慎重に。 谷に入ると何回かトレースを見失いその都度うろうろして復帰。 万之助山に到着。テラスで小休止。守門の爆裂火口が真正面に大きく見え、粟ヶ岳、青里岳、矢筈岳がぐるりと見渡せる。全線開通はまだだが国道289号の高い橋梁の橋がよく見えた。 光明山に向かう稜線は岩が多くなり、北斜面の雪上を歩く。 雪の稜線を進むと足元100m程下で幅50m程の全層雪崩れが発生。反対斜面の谷でも。岩稜帯なので轟音がこだまして緊張。 しばらく行くと先行の方とスライド。トレースで大助かりしたのでまずは御礼。この先雪崩そうなところがあると聞き、更に緊張が高まる。 岩場急登登に取り付く。雪は消えている。岩の隙間くぐりなどあり見た感じより楽に登れる。 暫くして光明山に到着。遠くに御神楽岳や浅草岳も見える。鞍掛峠らしきが近く稜線の木立ちもよく見える。 ふと思い出したが頂上美波側は崖がオーバーハングしていたような。怖すぎ。 気温が上がって雪崩が心配なのでぐるっと景色を撮り即下山開始。 万之助山分岐で粟ヶ岳を見ながら昼飯とした。カップヌードルBIGは重い。ここ最近あっさり系だったが久しぶりの非あっさり系でやっとの事で平らげる。年を感じてしまう。 下山再開。雪の稜線から細トラバースの段差を降りる際に木の根に乗ってしまいプチ滑落。崖に伸びる枝に跨る格好で股間を強打。腕力で落下を抑えることができたが頼りどころ僅かで復帰にやたら難儀してしまう。 途中の谷で水場発見。コップが常備されており融雪水なので安心してごくごく飲める。あ〜生き返った。ペットボトルを満タンにして下山再開。 杉林を黙々と下ってようやく笠堀ダムが見えるところまで戻って一安心。 今回の長い雪渓歩きで靴が浸水してしまう。長時間水に浸かった訳では無いのでメンブレンの劣化なのだろう。お役御免とする。 いろいろありましたが今回もいい山行でした。