10:07
22.6 km
1447 m
標高600m 紅ドウダン開花!! 段ヶ峰山塊を巡る!! 気温10℃ 快晴 微風!!
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 (兵庫)
2024.05.03(金) 日帰り
【紅ドウダンツツジ 標高600m付近で開花!!】 ゴルフ場あたりに、段ヶ峰から移植されたと思われる紅ドウダンがある。 毎年、段ヶ峰山頂付近に比べ3℃高いこの辺りでは開花が一週間程度早い。 いわば、標準木とでも言うべき「紅ドウダン」が開花・・・あと一週間を待たずに、達磨ヶ峰~最低コル間の紅ドウダンも開花するのではなかろうか・・・やはり例年より早いようだ。 達磨ヶ峰からの尾根伝いの紅ドウダンは背丈が結構あるので、どうぞ足元に気を付けつつも、上も注意してご覧ください。 段ヶ峰~フトウガ峰間の鞍部の紅ドウダンは、つぼみが膨らみ始めた程度で開花にはまだ少し時間がかかりそうだ。 これから5月いっぱいは「紅ドウダンツツジ」が楽しめそうです。 ちなみに漢字では「ドウダンツツジ」=「満天星ツツジ」、何とファンタジックなこと。 【杉谷登山口~フトウガ峰間 ギンリョウソウ出現!!】 本当にユニークな容姿のギンリョウソウ(銀竜草)。こちらも例年より早くお目見えでーす。 平石山ではまだのようです。 【本日も段ヶ峰山塊を巡る 平石山東尾根再チャレンジ!!】 今日も実家泊のため、ロングトレイルにChallenge。 ゴルフ場口に車を置いて、アクセス路を上り、そのまま林道伝いに「杉谷登山口」へ。 ここから「フトウガ峰」~「段ヶ峰」~「千町峠」~「平石山」~「栗谷」~「県道36」~「ゴルフ場口」・・・トータル22km。心地良い春風に吹かれながら、10時間ゆったりと山を歩く。さほど汗もかかず快適な山行だった。「平石山東尾根」はやはり細かい尾根が入り組んでいて、今日も2度ばかりミスコース。絶対こっちの方が歩き易い・・・と思って進み、GPSで確認するとルートからどんどん外れている・・・危険度が低いところで、ルートファインディングの良いトレーニングにもなった。それにしても新緑が眩しすぎる。虫たちも元気よく飛び回っているが、ヒルにかまれることも、虫に刺されることもなく無傷で山行を終えることができた。 今日はたくさんの皆さんが、段ヶ峰山塊に集った事だろう。駐車場の案内標識も新調された。 【平石山東尾根ルート】 どうしてこのルートが拓かれたのか、私にとっては疑問だらけだ。 段ヶ峰〜達磨ヶ峰までの縦走路が拓かれる前、段ヶ峰へのアクセスは「菖蒲沢」からが主流だった。(昭和30年代?) 「東尾根ルート」は、「菖蒲沢ルート」を補完するものであったのかもしれない。 取り付きこそ激登だが、それ以降は「天狗岩〜高星山ルート」で「平石山」へ至るよりは難易度は低い。最終目的地が段ヶ峰であれば、平石山ヘ少しでも楽に到達できたほうがよいだろう。しかし、このルートで段ヶ峰を目指すと、菖蒲沢ルートの3倍近くの時間を要する。 また、もう一つは「平石山」からの栃原側への下山ルートとしての活用。しかし少々距離が長すぎる。 多田繁次さん著の「兵庫の山やま」に、現:生野学園(旧:高星放牧場)から「千町峠」へ至る、一つのシュミレーションが示されている。その中に「長迫山」(平石山)にまつわる記述があるので下記に示す。 *まずササ薮を分けて「天狗岩」へ至り、更に「高星」「長迫」(現:平石山)と脚を伸ばす。時間が許せば千町峠へ至る。時間が無ければ、平石山から千町峠へ500m程進んだ地点から、長谷「川上」又は「栃原」へ下れば良いと言うのだ。 この地点を「川上越」と先人達は呼んでいた。現在もこの地点には「川上」と書かれた標識が残る。私も実際に下ってみた。登山道も踏み跡もなく、とにかく沢を下って行くと突然林道痕が現れ、川上の集落へと導いてくれるのだ。残念ながら「栃原」方面へのエスケープ路は、全く見当がつかない。